第0話 改めて、敬語とはへの応援コメント
こんにちは!
異世界ファンタジー小説での、王様や皇帝へのタメ口! あれは、異世界ファンタジーをおもしろく書くにあたって、そうするのが決まりなのだと最近まで思っていました。「もしかして、作者が、尊敬語・謙譲語・丁寧語をよく知らないのでは…」と気づいたのは、最近のことです。(笑)
こればかりは、実社会で実際に使う習慣がないと、身につかない。頭にあるストーリーはすごく面白いのに、書き始めるとエタるというのも、実社会での経験不足で言葉・語彙を知らないというのが、大きく関係しているのかなと思ったりします。
作者からの返信
明千香様、コメントありがとうございます。
小説賞やコンテストでも、敬語がわからない物語って評価しづらいと思っています。
Web小説としては面白いものもあるのです。
ですが書籍化へ向けて二人三脚しなければならない編集さんは、一般常識としての「敬語」が使えない人とは組みづらいだろうなあと。
その点からも、敬語はしっかり書けるに越したことはないですね。
でも敬語も経験不足も、高校生あたりでは難しいとは思います。
使う場面がないものを憶えていられるほど、人間の脳は便利にできていませんので。
異世界転生や悪役令嬢なんかは、元がおっさんや女性ゲーマーであることが多く、異世界でも達観しているから。という理由で敬語を回避しているのかなとも思えますね。
でも、質の良い文章は「敬語」がきちんとしているものです。
だからこそ、一緒に仕事をしましょう、と思える作品に見えるのではないでしょうか。
「書籍化に値する」というのが大事ですよね。
まあWeb小説としてPVを稼ぐだけなら、敬語は要らないとは思いますが。
貴重なご意見ありがとうございました。
第5話 美化語への応援コメント
うわ~~、難しいですね。お恥ずかしいですが、目は字面を追うだけで、まったく説明が頭の中に入ってきませんでした。(涙) やはり、こういうものは、実生活での慣れだなあと思います。
ところで私は中華ファンタジーを書いているのですが、古代中国も身分制度が厳しいので尊敬語や丁寧語は外せないのですが、意外と苦労なく書けています。どうしてだろうかと考えて、「そうだ、小説・映画・ドラマで、若い時、日本の時代劇に親しんできたからだ」と気づきました。『銭形平次』に始まり『木枯らし紋次郎』とか『鬼平犯科帳』とか。NHKの大河ドラマも観てました。小説のほうでは、吉川英治・大佛次郎・司馬遼太郎など、家にあったので読みました。ちょっと格式ばった言葉が好きなこともあって、そのときに知った言葉が、今でも消えずに頭の中にたくさん残っています。
中華ファンタジーの世界観が好きだから書いているのではなくて、そういう世界を表現する言葉が好きで知ってもいるので、中華ファンタジーを書いているのかも知れません。
作者からの返信
明千香様、コメントありがとうございます。
敬語は論理立てて憶えるというより、実践して使い方を探るのが最も身につきやすいですね。
理屈で覚えようとして「〜させていただく」「〜になります」を連発する人もかなりいますから。
違和感を与えない敬語を身につける、くらいでよいと思います。
時代小説や歴史ものなんかでは上下の身分が厳格だったので、正しい敬語が飛び交いますよね。そういう作品を読み込むことで、正しい敬語が身につく。
このあたりも、時代もの・歴史ものの強みだと思います。
明千香様の作品だと敬語のミスは見当たらないので、きちんと身についていると思いますよ。