あとがき&解説「まとめ」※随時加筆します。
1月『January's Song』
このお話は童謡『雪やこんこ』です。完全に。
モデルはむかしむかしうちにいた、柴コロ『はなちゃん』と仲良しのキジ猫『みゃう君』。
柴のはなちゃんは、僕が産まれる前からうちにいて、僕が高校生の時に19歳で天に召され、みゃう君は同じ年に16歳で---。仲良かったので寂しかったんでしょう。
あと、彼らは僕の兄弟でもあり一緒に育ったようなもんで、犬猫の枠を超えてました。
2月『February's Love』
これ、私の産まれた場所をモチーフにしています。私の産まれはとある離島でして。でも、本土は肉眼で見えるくらいの所です。船で10分くらいで対岸の街に出る。電車やバス感覚で船に乗るんです。
今は橋が掛かったので、船に乗る人はいないのかな?渡船も残ってるのかな?もう20年以上行ってないので分かりません。
3月『March's Marching Band』
ツバメ×おじいちゃん
それだけのテーマで書いた話。
想像のみ。こういう世界いいなぁーって。
4月『April Fool's Day & A Spring Wind』
僕の実体験をモチーフにしてます。
甘酸っぱい。
親友の彼女に横恋慕した僕。結局、諦めたんですがね。
※著書『ペルセウス座流星群』の高校時代の彼女アヤとヨッシーと僕の関係をモデルにしてます。
5月『May's Hymn』
伊藤園のCMを見て思いついた話。
くそ、ドロドロの話にしようとしたけど、安っぽいメロドラマ化になり死亡。
6月『June Rain』
ファンタジー物書きたくて。
でも、知識がないから、西洋風が書けない。
だったら、ジブリっぽいファンタジーを書いちゃえ!と。
まぁ、中原中也好きです。あと、少年が雨の日しか外で遊ばない設定は「六月の雨」からインスピレーションを。みくまり様のことは僕が小さな頃にばあちゃんから聞いたお話を使ってます。
7月『July Melancholy』
七夕伝説からインスピレーション。
勇気と意思があれば、織姫や彦星みたいな運命は回避できる。そう言いたかっただけです。
実際、織姫は聞き間違えて『1年に1度』と勘違いして、勝手に自ら悲恋化してただけなんす。お父さんは『月1なら会うの許す』って言ってたのに。なんだよ、それ!な結末。
8月『August flowers dance in the night sky』
長いタイトルですね。
「花火」って、英語に訳すと味気なかったんす。だから、直訳しても風情を感じたく--。長くなっちゃいました。
また、4歳の誕生日初めての夏祭り。コロナから解放され、今年の夏はそう言った子供たちも多かったのではと感じております。
ちなみに、このお話は「もしもシリーズ」です。結婚して10年が経ちますが、私ども夫婦には子供はおりません。「今」子供が出来たら--と妄想を膨らませました。
たまに、こんな風な事を考えないと、いつまでも子供のまま大人になった『逆コナン』になってしまいそうで。父性を出そうと足掻くリアルな私と思って読んで頂きたいです笑
9月『September paramita』
パラミータとは古代インドのサンスクリット語で「お彼岸」を表す言葉らしいです。
このお話は、リアルに夢で見た話。死後の世界です。
私は夢の中でそちらの住人となっておりまして。ちょっと悲しいお話になりましたが、だいたいの大筋は夢で見た通りです笑
君の詩-12 songs- リド。 @Rid_anvicious
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