見上げる月光は それぞれの想いに寄せて

毎夜、当たり前に空に浮かぶ月。

月を見上げたくなる人の願いは様々で。
また、天から誰にでも同じように降る月光を、受け取る人の心も。

様々な場所で、様々な人々が、その月の光に想いを寄せます。
作者様の繊細な表現と、その後に広がるエピソードが月光と相まって秋の夜を味わい深いものにします。

月の美しい秋の夜に、是非読んで頂きたい句集です。

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