な、なるほど。
だからこのタイトルなのですね。
信じるという行為は、時に人を救い、時に人をからめとり動けなくするものなのだろうなぁと思っております。
今回は動けなくなってしまった人たちが起こしているもののようですね。
おりしも兄と妹なのですよねぇ。
むむむ、怖いながらも引き続き読ませていただきます~~!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうなのです。弐千佳にとっての因縁の案件でした。
信じるものが、あるいはその心が正しく善であれば良いのでしょうけど、下手をすると悪い方向へ作用してしまうこともありますよね。
仰る通り、兄と妹のいる家という奇妙な共通点。5年の時を経て、何がここに縛り付けられているのでしょう……?
成田ミイラ化遺体事件を思い出す案件ですね。
フルリノベーションしたことを考えると、祓いきれてなかったことを知ったのは最近でしょうか。この四年間でなにか被害があったのか(゜_゜)なによりお兄さんのこととか、気になることがいっぱいです。
にしても、有瀬くんがあいかわらずで安心した(*´艸`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうそう、ちょうどその辺りの事件などを参考にしたんですよ!
>祓いきれてなかったことを知ったのは最近でしょうか
おおお!そうなんです!読み取ってくださって嬉しいです!
どういう経緯のある物件なのか、詳しくは次回にっ!
そこに兄がどう絡んでくるでしょうね?
有瀬くんは常にポジティブマイペースですね(=´∀`)
こんばんは。
ぶんぶん手を振ってくれる安吾さん。自分はここに居る、と。あなたと意思疎通したいのだ、と。そこまで表してくれるのはありがたいことですね。気恥ずかしいのは、またあるにしても(笑)
でも居眠りとは、何か睡眠不足になるようなことでもあったんでしょうか。
そしてまた凄惨な、他人にはなかなか言及しづらい事件現場。信じる心はとても大切ですが、何ごとも過ぎれば毒ですね。
それはどうも昔の気がかりを引きずっている、今の弐千佳さんにも言えることです。過去の失敗を払拭しようというのは良いとしても、今回は今回と気持ちを切り替えなければ。
で、すみません。
>現状復旧が相当大変だった
原状復旧かなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
尻尾があるなら尻尾を振ってたでしょうね。それも千切れんばかりに。はたから見るならおばちゃんは微笑ましく見られますね( ´∀`)
居眠りは、楽しみすぎて興奮した反動かもしれません。ソフトクリームといい、愛されて大らかに育った子です。
今回は事件の内容そのものが劇物のような感じですね。
これで一家全員が命を落としているので、相当な毒です。
弐千佳はいつも以上に重い感じですよね。有瀬くんのテンションに乗って、気楽にいければいいんですが。
誤字報告ありがとうございます!直しました!助かりました!!
カラスがギャアギャア不穏に鳴き喚く。
こういう描写が住宅の異様さを覚えさせて、怖さが増しますよね。
それにしても、宗教で変になった母親に、その兄妹。
怨念が深そうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
夕暮れ時のカラスの鳴き声って不気味ですよね。
こういう物件を前にした状態では特に、雰囲気たっぷりです。
今回は事件内容だけでもヤバいですね。無事解決できるでしょうか?
事件の詳細を聞いただけで、苦しくなるような凄惨な事件の物件。
いくらリノベーションしても、これはもの凄い心理的瑕疵ですね……。
しかも、一度祓ったはずなのに、祓いきれなかったとは、それだけで、この怨霊がしぶとくて難敵であることが窺えます。
有瀬くんの『陽』の力をもってしても、これは苦戦しそうですね……(;´Д`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
例えリノベーションで最新設備を揃えられたとしても、そして心霊現象が起きなかったとしても、ちょっとここには住みたくないですよね( ;´Д`)
過去の案件はどのような経緯だったのか、次回詳しく説明があります。
前の案件では力が目覚めかけた有瀬くん、活躍できるでしょうか??
陽澄すずめ様
回を追うごとに敵(!?)のレベルが上がっているように思います。
もしかして今回はラスボス的な強敵なのでしょうか!
宗教がらみだと今までとは違う何かがありそうですね。教団霊というものがあると聞いたことがあります。その教団が崇めている〝神〟がヤバい気がしますが、この場合どうなんでしょうか!?
母親と兄と妹という家族構成で、兄と妹という部分が何気に壱夜さんと弐千佳さんに重なります。
無事にリベンジが果たされることを願います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰る通り、話が進むごとに難易度が上がるよう意識しました。
これが最終章となるので、この案件で出てくる怨霊が実質ラスボス的な感じになりますね!
宗教がらみとなると何か偏った思いが渦巻きそうなイメージですし、カルト的な団体の『神』なる存在もヤバそうですよね。
>兄と妹という部分が何気に壱夜さんと弐千佳さんに重なります
おおっ!鋭い!
そう、共通点があるんですよね。それが過去の案件とどう絡んでいるのでしょうか……?
過去との対決! そっか、なかなかの強敵っぽい……。
でも、何故5年前の案件と同じ物件が新しく持ってこられたのか、つまりこの一件が大黒不動産経由かどうかに触れてない。これはもしかしたら弐千佳さんの個人的リベンジの可能性も……?
信仰は恐ろしいですからね。神様も妖怪もおばけも人が信じる心から生まれたと言っても過言ではない。しかも今回は霊が複合的で、どれが本丸かも分かりにくい。もし糸口を見つけるとしたら、やはり前に弐千佳さんが対峙した時の記憶や情報でしょうが、そういうところから「誤解」をしてしまうのも怖い。思い込みというやつですね。安吾くんはそういうのを打破するのに向いていそうな気配はありますが……しかし……。
> つんとしたシトラスのフレーバーは、優しいミルクの風味には程遠かった。
この一文最っ高にかっこいいです! 弐千佳さんのハードボイルド感! ダークなジャズとか度数の高い酒とか、そういう見せかけのハードボイルドじゃなくて本当にただシンプルに「ドライ」な感じのハードボイルドさ! すごく好きです。大好き。最高。
香りと味の対比関係、シトラスとミルクの関係、「つんとした」「優しい」の関係、そしてそれぞれを口にしている弐千佳さんと安吾くんの関係、どれも陰陽を示しているようで、美しいです。パーフェクト。完璧なハーモニーですね。スクショしとこ。
さて、弐千佳さんが語るところの「転換点となる」本事件、やはりリベンジマッチになるのでしょうか。
弐千佳さんの口ぶり、「過去に手をつけたから攻略方法が分かっている」つまり「軽く」見ているような気配がある反面、「やり抜けなかった」ことへの後悔もあるような雰囲気もあり、複雑ですね。現時点では弐千佳さんの心の中を察し切るのは難しい。次話に期待ですね。
弐千佳さんのご家族の回想から始まった本章、多分弐千佳さんの家族繋がりかなーと思うのです。
もしかして弐千佳さん自身が対峙したというより壱夜お兄さんと2人で関与した件なのかも。そういえば幕間で芙美さんから「1人になってから」みたいな発言があったので、やっぱり壱夜さんと2人でやってた時期というのがあると思うんですよねー。となるとこの家の一件が「壱夜さんに何かあった」件なのか。これも「そういえば」ですけど、弐千佳さん、初めて安吾くんに仕事教える時「私に何かあったら不動産屋に伝えろ」というメッセンジャー的な仕事もさせていたと思うんです。もしかして当時は壱夜さんが除霊担当で弐千佳さんがアシスタントだった? なーんてことも考えました。
何にせよ、本件は弐千佳さんの過去が掘られそうですね。そして今後の展望を切り開いてくれそうな安吾くん。弐千佳さんを頼んだよ。もしかしたら本件はかなり闇落ちしそうな気はするからね。
「テリトリー」的な表現も本章冒頭からありましたね。「テリトリーの中なら安全」。これが揺らいだりするのかな?
弐千佳さんの家族構成、それと本件の家族構成。
母、兄、妹。父は一旦別と考えましょうか。
何となくですが似てますよね。これも弐千佳さんが己を投影しかねないトラップのひとつ。もしかして本件の家族自体が、本当は弐千佳さんの家族なんじゃ……なんてこともチラッと考えました。弐千佳さんの供述にフェイクが混ざっているとの考察のもとですが(まぁでもこの線はないかなぁ)。
安吾くんがソフトクリームに繋がる「家族の思い出」を話していることからも、本件が「家族の思い出」に起因する物語のような気がしてならないんですよね。
そして、すずめさんの書く「家族の話」は何故か僕に刺さります。何ででしょうね。格式高いおうちだったり、親戚に預けられるような関係だったり、あるいは妊娠中絶、色んなパターンの「家族」(ちょっと括りが大きすぎるのですが)を書いていらっしゃる気がしますが、芯の部分に似たものがあるのかな。
この「すずめさんの書く家族に感じ入る」感情を、(難しいのですが)言葉にするなら、うーん、本当に難しい。「抑圧〜」という言葉は近い気はしますが、何とも言えない。「抑圧からの解放」なのか、「抑圧ゆえの息苦しさ」なのか、あるいは他の様々な気持ちなのかは、作品でしたり描かれる内容によったりして違ってくるのですが、すずめさんの書かれる「家族関係」ひいては「親密さ」には、僕の何かを震わせる力があります。何なんですかね? (訊いても分からんか……)
弐千佳さんの過去に関与してきそうな本件。
安吾くんとの関係性。
転換点となる事件。
先が気になります。
本章も全力で楽しんで参ります!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あ、今回の件も大黒不動産経由ですね。前回のラストで呼び出されて出かけています。その時に受けたのがこの案件でした。分かりづらくてすみません。
仰る通り、強い信仰心ほど偏った思いを生み出すものもないと思います。それがきちんと救いになればいいですが、どこかに歪みが生じてしまったら地獄です。
実際、この家族は最悪の形で崩壊を迎えてしまっていますしね……
そして、私自身も気に入っている一文を挙げていただけて嬉しいです(*´∇`*)
ここ、すごく弐千佳らしいんですよね。有瀬くんから溢れる清浄なオーラは「自分とは違う性質のもの」だと淡々と認識しているという。
まさに対比ですね。有瀬くんは有瀬くんで自分の好物をわざわざ弐千佳に勧めたりもしないので、お互い差し障ることなく並んでいられるのかもしれません。
弐千佳が今回の案件をどういう心づもりで受けたのか、まだちょっと見えませんよね。
5年前に何があったのか、次回もう少し詳しく話します。
>弐千佳さん自身が対峙したというより壱夜お兄さんと2人で関与した件なのかも
おおっ!!
これも次回触れるところですが、まぁ何かがあったんでしょうね。
そして家族構成。
そう、似てるんです。兄と妹のいた家なんですよ。そこがかなりポイントです。
「家族」とか「帰る場所」とか、確かに私が自作内で繰り返し描いているものですね。
「事故物件」という題材は、そこにマッチしやすいものだったと思います。
いよいよ弐千佳の過去に迫っていく最終章、引き続きお楽しみください!
元々歪な家族が住んでいた家。
しかも弐千佳さんが祓いきれなかったって、相当ヤバそうですね((( ;゚Д゚)))
こんな危険な物件、ホームページで紹介する時は、オバQの画像でも貼り付けておかないと。
知らずに近づいた人はどうなるか。
弐千佳さんが一度挑んでも祓いきれず、有瀬くんも引くくらいの事件があった一軒家。
強敵ですね(; ・`д・´)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そういう事情のある家、例え何も心霊現象が起きなかったとしても、住みたくないですよね((((;゚Д゚)))))))
オバQ! そんな可愛らしいイメージで!笑
どんな経緯で受け、どう祓いきれなかったのか、次回詳しく説明していきます!
どう見てもヤバそうですが、今度は解決できるのでしょうか……?
編集済
親の年金目当てで死亡を隠蔽するってニュースをよく耳にします。この章も序盤で安定の面白さを感じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ちょいちょいそういうニュースを見かけますよね。実際にありそうな事件、リアリティを出せていたらいいなと思います。