最終楽章への応援コメント
たしかに音楽というものは、演奏者によって解釈が変わるものですよね。
僕と彼女の『月光』の解釈と、両者のすれ違い(と言っていいのだろうか)……ふたりの静かなやり取りの後の切ないラストが胸にぐっときました。
無性に『月光』が聴きたくなってきました。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!嬉しいです!
ピアノを弾いたこともなく、クラシックの素養もない私がこんな小説書いて良かったのかしらと思わないこともないのですが、ピアノを弾かないからこその目線というか、弾かない人にでも伝わる素直な言葉っていうのが選べたんじゃないかなって勝手に思ってます
コメントいただきとっても光栄です✨
ありがとうございます!!
最終楽章への応援コメント
タンティパパ改め、タンティママンです。
オネェの方が書きやすいから堪忍してね。
皆さんのコメのように称賛できなかった…
ごめんなさいね。
彼女の自殺が分かった途端にアタシは現実に引き戻されたの…
若い頃にリアルで友人を二人も自殺で見送っているからかなぁ…、
自殺者の周りの友人・知人の哀しみ、そして、居もしない犯人探し…
『月光』で希望を奏でる彼女が自死を選び
『月光』で絶望を弾く彼が生を進む
『やるせない』話しよね
でもね、情景の描写は素晴らしいと思う。
無味無臭、無色、むしろそれがいいの
アタシのなかで、砂漠にピアノと大きな月の情景が浮かんだわ。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます!
そうだったんですね…私もホントに彼女を殺してよかったのかなと、今でもこの展開を選んだことについて悩んでいます。
情景描写褒めてくださって嬉しいです!ありがとうございます!
最終楽章への応援コメント
先ほど、最終楽章を読み終えました。
それと同時に、時計が鳴りました。時計の音が、私を現実世界に引き戻し、はあと感嘆の溜息を漏らさせました。
「月光」の余韻が、ピアノの号哭が、まだ頭の中でかすかに聞こえるのです。
私は、ベートーヴェンの「月光」を知りません。けれど、静かな部屋の、その沈黙の中、たしかに、聞こえるのです。
「月光」の調べ。
希望と絶望の――ピアノの号哭。
素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました🙇
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます!!
とっても嬉しいです!!
月光は自分でも特に思い入れの強い作品なので、ヤチヨリコさんにそう言っていただけるなんてすごく光栄です…!!
素敵なコメントとレビュー、ありがとうございます!!
カクヨム甲子園を通して、ヤチヨリコさんの小説に出会えたこと、そしてヤチヨリコさん自身に出会えてこうして交流できたことが本当に嬉しいです!!
少し大袈裟ですが…
ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします!!
最終楽章への応援コメント
最終話、本当に月光の旋律が聞こえてきました。
彼女は最後まで、答えを教えてくれなくて、
自分の”月光”を胸に抱えながら……自分の生きる意味を見つけて、死んでしまって。
彼女を理解できない僕は……
………
抽象的で、彼女の”月光”は、彼女の胸に秘められたままで……
でも、ぞっとするほど美しくて、すっきりとした最終楽章でした。
前奏曲からぐいぐいと惹き込まれて、勢いで最後まで読んでしまいました。
月光、久しぶりに聴いてみます!
作者からの返信
たびたび「小説を読みながら月光が聞こえてくる気がした」といってくださる方々がいて、本当に嬉しく思っています。
私も大好きな曲なので、そういった感想が聞けてとても嬉しいです!
カクコンにはこちらの月光の続き(主人公は変わりますが)を応募するつもりですので、もしよければそちらの方も読んでいただけるととても嬉しいです!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
第3楽章への応援コメント
未来への希望を謳った彼女が……どうしてこんなことに……
互いの月光に惹かれ合っていたんですね……
明るい彼女は飛び降りて、暗い僕は取り残されて……
「死にたくなるくらい、すばらしい演奏だったよ」と言われて、まさか本当に死んでいくなんて……
衝撃的で、切なくて、喪失感で胸がいっぱいです。
読者の私も彼女のことを、もっと知りたくなりました。
次回は最終楽章。心して読んでいきます。
作者からの返信
書き終えた今でも、本当にこの展開で良かったのかなと時々思います。
本当に彼女を殺してよかったのか、と。
私自身、月光に惹かれてこの小説を書きました。なのでこういった素敵なコメントをいただくたび、本当に胸がいっぱいになります。
ありがとうございます!
最終楽章への応援コメント
それぞれの「月光」がとても繊細に書かれていて、最初から最後まで考えさせられる物語でした。
『月光』に対する二人は真反対な解釈だったけれど、そのそれぞれの音に魅かれていて、何を思って弾いていたのか、それがとても深く突き刺さります。
死に対することも同じで、一人一人違う風に思っているけれど、それもきっとピアノの音に表れているのかなあ、とか勝手に考え、一年ぶりぐらいにピアノを触ってしまいました。
言葉纏めるのが下手くそですみません、とにかく素晴らしい作品でした!!!
これからも頑張ってください、応援してます!
作者からの返信
下手くそなんてとんでもない!!とっても嬉しいです!!!
私も素敵な感想をいただいたりすると語彙力崩壊するのでおあいこですw
ピアノの小説を書いておきながら実はピアノ全く弾いたことない素人っていうのが恥ずかしいですが、、経験者の方にそんなふうに言っていただけてとても嬉しいです!!
読んでくださってありがとうございます!!応援も感謝ですっ!!!
最終楽章への応援コメント
とても綺麗で静謐な文章でした!
音楽の知識がない私でも、深くまでのめり込んでしまって……最後の展開に至るまでの彼女の気持ちは、これからゆっくり反芻しようと思います……。
素敵な物語をありがとうございました!
近況ノートの方へお邪魔させていただきました。なんと高校生の方でしたか……!
本当に才能だと思うので、受験勉強が終わってもぜひともまた筆を取っていただければ嬉しいです!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます!
私もピアノは触ったこともないような素人ですが、月光を聞いた瞬間の自分の気持ちを勢いで文章にしました。そのため文章として少し拙くなってしまったなというのは否めませんが、自分の中でもこの作品は傑作として位置づけています。
こういったコメントをいただけて本当に嬉しいです!
受験生でありながら結局創作から離れられずにちょくちょく執筆してしまいがちですが……受験終わっても、創作続けていくつもりです!!
拙作にもったいないお言葉、本当に嬉しいです。
ありがとうございます!!
第2楽章への応援コメント
梶野さんの企画から興味を惹かれ、読ませていただきました。
新しく起こされた作品についてはまだ未読なのですが、読ませていただきますね(^^)
全編読ませていただき、描写もきれいでとても読みやすく、そして考えさせられるものでした。
自分はこの第2楽章の、月光に対する価値観のすれ違いと、
「ピアノのアリアであり、号哭」という言葉。
物語の中で大事な部分に感じ、印象に残りました。
主人公の、消化できない気持ちを抱える結末。
それが良さでもあると、楽しませていただきました(^^)
作者からの返信
読みに来てくださって嬉しいです!
ラストけっこう悩んで(結局ダメ出しされちゃいましたw)、でも印象に残るって言ってくださってすごい嬉しいです!ありがとうございます!!
最終楽章への応援コメント
解釈ド不一致だったらすみません……。
先回りしてしまいますが、今はとてもイイ!と思っております。
失礼ながら、最初「面白くないな」と思って読んだのです。
表現、描写は素晴らしく、読みやすい。最後まで読みましたが……気分が上がらないな、と。
主人公は問題意識を抱えておらず、ストーリーで間違いが正されるわけでもない。
予想通りに破滅して流れるだけ。曲を踏まえれば、予定調和とさえ言えます。
最後に間違いを突きつけられるものの、それが覆されることもなく、物語としては半端です。
私が悲劇性の強い物語に「だが断る」ってする方が好みなせいで、素直に感情を入れられないのです。
ですが、感性ある人たちが好んでいる。
ただ、その良さが感想やレビューを読んでも、いまいちピンときませんでした。
「月光」を聞きながら読んでも……よく落とし込んでるし表現は素晴らしい、とは思うものの、この通りだよねぇ?という感じがして。
ただ読んでいるうちに、自分が読み方……具体的には、主役を読み間違えているかな?と思い至りました。
彼でも彼女でもなく、タイトル通り、月光と呼ばれているその曲が主役の話だと思うと、非常に面白いです。
ただの悲劇ではなくなりますし、仄暗い読後感に説明がつき、ピアノが哭きはじめる。
改稿後まで読んだからかもしれません。
この物語は、誰が視点であっても、どんなキャラクターであっても、悲しく幻想に沈むように思うのです。
幻に月の光など見出すから、みんな大事なものを見失っていく。
勝手な感想で申し訳ありません。
ですが、とても楽しませていただきました。
作者からの返信
月光という曲自体が主役ですか、、
とてもおもしろい解釈ですね!
私はあまり意識しないで書いたんですけど、言われてみれば月光を主軸に二人の運命が翻弄されていて、ある意味主役は月光なのかも知れません。
素敵な解釈に出会えて嬉しいです!
読んでいただいて、ありがとうございます!
最終楽章への応援コメント
『月』企画にご参加いただきありがとうございます。
クラシックの素養など皆無でも暗く趣深い旋律が響いてくるとつい耳を傾けて聴き入ってしまう。
月光はそんな曲だと思います。
そして感じるのは絶望、諦観、そして深く沈み込んでいくような哀しみ。
そんな重苦しい短調を軽やかに弾く彼女に才能がなかったなどということはあり得ません。
それなのになぜ彼女は死を選んだのか。どうしてそんな必要があったのか。
読み手として考えてみてもやはり上手く想像できませんでした。
「生を感じるために死を選ぶ」
彼女の言葉に納得ができない自分はきっと彼の側の人間なのでしょう。
そして彼は常識の殻を破れない自分に、彼女を救えなかった自分に怒りを感じてピアノを叩き壊したのかもしれませんね。
心にズンと響いてくる素晴らしい物語でした。
読ませていただいて本当にありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、企画に参加させていただきありがとうございます。
私もピアノなんか全く触らないし、クラシックに精通しているわけでもないんですけど、何となく、ピアニストはどんな思いを持って弾くんだろうなと想像しながら書いてみました。
こちらこそ素敵な感想がいただけて嬉しいです!
読んでいただき、ありがとうございました!!
最終楽章への応援コメント
うわぁ……
うわぁでした
いい意味でうわぁでした
主人公は彼女のピアノが好きだったのに、主人公の感性では彼女のピアノはとても素敵なものだったのに、彼女は自分のピアノが好きじゃなくて、しかも壊れたとか言ってるのうわぁでした。
価値観は人それぞれ違いますが、必ずしも自分自身の価値観に合った演奏ができるわけじゃないですよね……
幽霊になった彼女が、最後に主人公のピアノを聴きながら(もしくは聴き終わった瞬間)成仏するのかと思ったんですよ私!なのに聴き終わるのを待たずにまた飛び降りちゃうのうわぁでした。
本当に「お前のピアノじゃ、彼女は救えない」んだなと……・゜・(つД`)・゜・
そしてそれを2回殺したと表現するのも上手いです!!!
もうほんとに色んなところが色んな意味でうわぁでした。
うわぁ
作者からの返信
読んでいただき、ありがとうございます!!
私もステキなコメントをいただけて「うわぁ」です……!
レビューまでいただけて、本当に嬉しいですっ!!
ラストはかなり迷いました……。でも、これが私の“月光”という曲に対する感想文なんだと思ってます。月光聞いたら泣いたんです。泣きながらこの作品書いて、なので特に思い入れが強くて。
だからTwitterでもとにかく感想聞いて回ってしまいました^^;
そんな中で天井さんに読んでいただけたこと、本当に嬉しく思います。
ありがとうございます!!
最終楽章への応援コメント
いいお話でした。
読んでいて、窓の外から月あかりが差し込んでいるような気がしました。
高校3年生だという事ですが、私はこの時期、「ゴルゴ13」を読みながら受験勉強をしていたことを思い出します。
他の作品も読ませていただきます。
作者からの返信
ありがとうございます!
ゴルゴ13ですか……! 名前しか知らず恐縮です……!
他の作品も読んでいただけるなんて嬉しいです!
いろんな作風で、どれも拙い文章ですが……ありがとうございます😊
コレクションにカクヨム甲子園応募作品がまとめてありますので、真面目な作品はぜひそちらから。他がふざけてるってわけではないですが💦
これからも、よろしくお願いします🙇
編集済
最終楽章への応援コメント
企画から失礼します……というのも今更ですが。
『偽りの~』とはまたとても違った雰囲気でしたね。
月光……昔ピアノやってた頃に楽譜見て挫折した記憶が……というのは置いておいて。
音楽ならではの雰囲気がなんとも言えませんでした。
そしてお互い言葉足らず……音楽家同士でも感じ方は違うのは当然かもですが、ある意味二人は音楽ですれ違っていたんですね……。
主人公は最後に何を思ってあのような行動に出たのか、色々解釈できそうです。
多分色々な感情の複合なのかな、と思いつつ。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、読んでいただけて嬉しいです!
私はピアノなんて弾いたことも触ったこともないど素人なので、ピアノ弾ける方に憧れます…!
この作品も、ピアニストは何を考えて弾くんだろうという、全て私の想像なんですが、楽しんでいただけたのなら幸いです。
素敵な感想、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします🙇
第3楽章への応援コメント
第2楽章、第3楽章の情景描写が真に迫っていて良かったです。
とても惹き込まれました。
すんなり想像できるのはそれだけリアリティがあるということだと思います。
ただ、一つ惜しいのが、第2楽章冒頭の区切りですね。
ここで一度、ん?となりました。
その後が、情景描写だったので、なおのこと惜しいです。
もちろん、編集するか否か、今後の参考にするか、こだわりポイントだから申し訳などはお任せしますので、ご自由にどうぞ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
とっても嬉しいです♪
第二楽章の冒頭ですか…。特に何も考えないで書いてしまったのですが、説明もなしに、確かに突発的すぎるかもしれませんね…。
自分で読み直して、改稿してみたいと思います。ご指摘ありがとうございます!
最終楽章への応援コメント
こちらも相変わらず、すごい深みのある話でした。
この深みはどこから来ているのかすごい気になります。元々小説とか書いてたんですか?
「そして、部屋の真ん中に鎮座する黒いグランドピアノをめちゃくちゃに叩き壊した」
さすが、めちゃめちゃ印象に残る終わり方をされてきますね。
彼女が幽霊だったことには驚きました。さらに、二度も自殺したことも……。
まいりました。
作者からの返信
こちらも読んでいただいて、ありがとうございます!
小説を本格的に書き始めたのは、去年からです。もっとはやくカクヨムと出会っていたかったなって、今でも思います(>_<)
グランドピアノを叩き壊す。書きながら、まるで「少年の日の思い出」みたいだなって思いました。中学の国語の授業とかでやると思うのですが。まだかな…? 名作なので、ぜひ読んでみてください。
私はピアノなんて全然触ったこともないど素人なんですが、ピアニストの気持ちを想像しながら書きました。何より、ベートーヴェンの“月光”を聞いて泣いてしまったのが、本作を書こうと思った理由なのですが。
長くなりましたが、拙作をお読みいただいて、ありがとうございます!
中学生で小説を書かれているなんて、尊敬します。お互い、執筆活動頑張りましょうね!
***追記です!
先日は拙作にコメントやレビューをいただき、ありがとうございました。
一応、というか、ご報告みたいなものを。
最後の一文から、もう一文付け足しました。なんか、以前の「最後の一文」をすごく評価してくださっていたので、変えてしまったことがとても申し訳なく感じられて、今回追記という形でご連絡させていただきました。届いてるといいんですが…またテイストが変わったかと思うので、気が向いたら読みにいらしてください。
失礼しました。これからも、よろしくお願いします🙇
編集済
最終楽章への応援コメント
すごく幼いとき、名探偵コナンのある話にて、ベートーベンの月光を聴いたことがありました。
そのときはただただ凄惨な事件が怖くて、それっきり僕の中で月光のイメージはどこか恐ろしいものになっていました。
この度、僕の中の月光に新たな解釈が刻まれました。もう恐ろしいとは感じません。
夜海先生、素晴らしい作品をありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
月光に対する解釈のひとつとして私の書いた作品が認識されるならとても嬉しいです。
月光を聞いた時に感じた言いようのない感情を小説に表したので拙いところもたくさんありますが、素晴らしいと言っていただけることがとてもありがたいです。
読んでくださってありがとうございます!