神の黎明

アモルはあいかわらず水鏡の前にいた。

初めて人の魂を刈ったあの日からあいかわらずのプータローではあったが、ある人の誕生を待ち望んでいた。

この世には輪廻転生が存在する。

人がまた生きたいと願うからだ。

彼女は必ず転生する。

自分を生きるためだ。

アモルは次こそは彼女が幸せな人生を歩めるように願っている。

そして同時に世界の平和も願っている。

見た目は悪魔で死神だが、アモルは愛の神なのだ。

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See you later 愛子 @aki1985

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