連載小説【女子高生な文奈ちゃん】

ヤッキムン

文奈ちゃん、高校生

文奈ちゃんは、高校生になる。


高校の近くには伊勢寺ある。

百人一首などで知られている伊勢姫の暮らしていた庵。

今は伊勢寺となっている。

「なにはがた~」の歌の、お方。


だから、高校のまわりは、なんとなく、文学的芸術寺雰囲気めっちゃ漂っている。

それだけでも、文奈ちゃんは、この高校、好き。


高台にあるから見晴らしも良い。

自転車通学。

たしかに、行きは、登っていくから、ちょっとだけ大変なとこもあるけど、そんなにたいしたことない。

そのかわり、帰りは、自転車に乗ってサーーッて、くだっていけて超快適で、めっちゃ気持ち良き!


高校のまわりには、ちょっとした森みたいなのもあって、自然にもふれられて、文奈ちゃんも、そこに寄ってから帰る。


家と高校との中間くらいのとこに西国街道あって、江戸時代の街並み。

江戸時代当時の木造の建物、街道に並んでいる。

そこを毎日、自転車でピューーッて走ってる。


京都にめっちゃ近い大阪。

高校の最寄り駅から、電車に乗れば、もう、すぐに京都府になる。

文奈ちゃんも、この土地を大好き。

京都も好きだし、大阪も好き。

関西みんな好き。



文奈ちゃんは、ちっちゃなころから女の子みたい。

まわりのみんなからも、女の子のように思われてきた。


中2くらいからは、やっぱりほんとに女子なんだと思うようになった。

自他ともに認める...


中2のころから思春期になった文奈ちゃん。

いつも、女子の可愛い下着をつけるようになった。

女子の可愛い下着をつけて、ひとりで、えっちな格好をしている。

女子の可愛い下着、大好きな文奈ちゃん。


中3でも、可愛い下着いっぱい集めてた。

高校生の今も、たんすの引出しに、めっちゃ可愛いの集まってる。


高校生でも、みんなから女子のように思われている。

先生からも、まわりの友達からも。


制服も、女子のを着ている文奈ちゃん。

めっちゃ似合っている。

みんなも

「似合ってて可愛いな~」

って思ってる。



中学の時の友達、何人か、高校でもいっしょ。

同じクラスにもいる。


文奈ちゃんは、部活どうしようか考えている。


友達に

「バドミントンにしよう」

って誘ったら

「テニスならええよっ」

って言われた。

文奈ちゃん、中学ではテニスをやってないし、テニス部は、みんな仲良くやってるから、バドミントンくらいで、自分はちょうど良いんやけどな~って思った。


友達は、ギターとか楽器めっちゃ好きで得意やから、軽音楽部にする?って聞こうかと思ったけど、やめた。

なんでかって?

う~ん...なんとなく...


あと、バスケにしようかとも思った。

バスケも好きだし。


でも、文奈ちゃんは美術部に決めた。

学校の教科の中でも、美術好きだったし。

小学校や中学の時も美術好きだった。

あと好きなのは体育とか音楽だけど。

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