10日目 雨の日にあるあのワクワク
大雨です。天気予報で雨が降ることはわかってはいましたけど、ここまで土砂降りになるとは思いませんでした。雷なってますし。それでも僕がすることは変わりません。この家で面白おかしく遊ぶだけです....と言っても友達豪雨の中招くのは気が引けますし、どうしましょうか。悩んでいるタイミングを見計らったかのように家のインターホンが鳴ったんです。ドアを開けるとそこにはずぶ濡れの制服を着た灰原さんの姿がありました。なぜ制服なんだと思いましたが、とりあえず下心なしで寒そうだったので家のお風呂に入れることにしたんですよ。一緒に入りませんか?などと意味がわからないことを言っていましたが、僕は黙って着替えとバスタオルを渡して風呂場にぶち込みました。念の為みっちゃんが入ってこれないように二重ロックを掛けました。こんなとこを見られたら修羅場ですよ修羅場。数十分して女性ってなんであんなにお風呂長いんだろなど思っていると風呂場から灰原さんがバスタオルを巻いた姿で現れました。着替えを用意したのになぜ着なかったのか聞いてみると、僕を欲情させるためにだそうです。一体何を考えてるんだろう。とりあえずちょっと興奮しているのを隠しながら、僕には大事な彼女がいるので傘を貸すから出ていってくれと頼んでみました。すると今日はここに泊まるなんて言い始めました。よし、こここそがみっちゃんの出番だ、と思いみっちゃんに『助けてください』とメッセージで送りました。すると1分もしないうちに二重ロックをかけたはずの玄関が突破されていて灰原さんの前には寝起きなのか可愛いシマシマパジャマを着たみっちゃんが居ました。なぜこんな早く来れるかというと家、隣なんです。そんなわけで修羅場ですね。みっちゃんに状況を軽く説明し、灰原さん
に出ていくよう言ってくれと頼みました。情けない彼氏ですいません。みっちゃんは僕に怒る時の数倍怖い声で灰原さんに出てけと言い放った。灰原さんはそれに怖気付いた様子もなく、僕に口付けをして傘を持って出て行った。そのあとみっちゃんは僕に口付けをしながら消毒しなきゃなど訳のわからないことを言っています。さすがにみっちゃん以外とキスしたのはたくさんあるので、キス自体は驚かなかったが、その後のみっちゃんの行動に驚いた。あんな汚らわしいビッチが息を吸った家に1日僕を置けないとのことです。自覚あるのかこのヤンデレ女。
けど僕にとっては好都合です。それはなぜかというとですね。みっちゃんんちにはみっちゃんの姉、さっちゃんがいるからです。こんなこと言いたくないですけど僕はさっちゃんと肉体関係があります。4年前明美さんに振られたあの日、いろいろ手伝いをしてくれたさっちゃんに泣きつきました。そしてさっちゃんに1つ提案をされたのです。私が明美さんの代わりになるのはどうかなと。当時の僕は女性経験が疎く、ああやってさっちゃんのいい匂いに包まれながら頭を撫でられることでその提案を承諾してしまったのです。それからあくまでも明美さんの代わりなので、僕が明美さんにしたかったことを全てさっちゃんとするというのを条件にさっちゃんといろんなことをしました。今もこの関係は続いています。みっちゃんんちに入り、朝食の用意をしていたのかエプロン姿のさっちゃんが居ました。いらっしゃいと笑顔で言ってくれたのだが、さっちゃんは私の蓮に色目使うなとみっちゃんに引っ叩かれていました。そのままみっちゃんは何やら荷物を取りに2階に行きました。その隙に僕はさっちゃんに後ろから抱きつき、それに応えるようにさっちゃんは僕のパンツを下ろしそのまま口で致しました。今日はここまでですね今日の日記は少し生々しかったですね。これからは僕も控える形取ります。それじゃあ。
架空日記〜日常を描いた日記〜 とみね @kotominen
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。架空日記〜日常を描いた日記〜の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます