白い骨の丘で

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 白い骨の丘

あるのは 無数の白い骨だけ‥


積み上げられた 

白骨は数十万か数千万程の数かあるだけ


丘のように積み上げられた白い骨の中に


細い道が1本と その先にポッンと椅子代わりの大きな石

黒髪の少年が その石にリュートを片手に座っていた


「やあ 死者の群れ 白骨の丘にようこぞ

 冒険者の方々」


「・・そう君 詩人なの?じゃあ、何か この哀れな骸(むくろ)の白い骨たちの

為に 詩を何か一つ お願い出来るかな?」


「本当は 法力のある 賢者か僧侶とか

それとも 無数の彼等の妄執を打ち消せる程の魔法の力の強い者に

浄化の魔法か、炎の魔法でもお願いしたい処なんだけどね」


「・・代価は期待していいよ ふふ」


そう言いながらくすくすと笑う

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