ああっ、悪い女神様②「パオパオラジオ注意報」ひでぶ

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 こんな女神様に、愛されたい?絶望フラグをさそう女神様、現る!「パオパオラジオ注意報」の愛が、再びやってきた!

   (いみエモ話)

 意味がわかると、エモイ話。

 あなたは、この話の意味がわかりますか?

     ☆

ラジオチャンネルの「パオパオラジオ注意報」は、本当に便利。

 今日もまた、異世界の生活情報を教えてくれる。

 「…以前にも言いましたが、最近、悪い女神様が出回っているとのこと。冒険者の皆さん、湖にはご注意ください」

 湖に注意?

 湖といえば、この世界のどこかに、こわれた家電が沈むとピカピカになって戻ってくる湖があるという。

 ある日のこと。

 ある男が、湖に家電を落としてしまう。

 すると、湖の中から女神様が出現。

 手には、男の持っていた物と同じタイプの家電が。

 それも、ピカピカに輝いている。

 「これは、あなたの家電?」

 女神様に聞かれて、男はこう返す。

 「いや…。俺の物は、そんなにもピカピカに輝いている物じゃありません」

 すると、女神様の顔がパアッと輝く。

 「まあ。あなたは、正直な男の人ですね」

 そうして、ピカピカに輝くその家電を男に渡したんだとか。

 パオパオチャンネルの情報は、続く。

 「さらに、家電以外にも、ピカピカになって戻ってくる物があるという話ですよ!」

 それが、冒険者たちならマストアイテム、「剣」「盾」「よろい」関係だという。

 ただし、こんな決まりがあるそうな。

 「高価なアイテムに限る」

 それも、そうだろう。

 世の中には、「ボロボロの」「価値もない」アイテムをわざと湖に放り込み、新品に変えてもらおうとする者がいるだろうから。

 今日は、そんな湖伝説があるのを知ってか知らずか、伝説の不思議湖のすぐそばで戦士と弟子たちが剣術修行の真っ最中。

 と、ハプニング。

 「あ!」

 「どうした」

 「高価な剣を、落としてしまいました!」

 「何?」

 「わざとじゃなく、あの湖に落としてしまいました!」

 「あの、例の伝説の湖か?」

 「先生、すみません!」

 「困ったぞ。高価な剣だったのに!」

 ピ~ンチ!

 と思いきや、湖の中では、女神様のソロパーティがはじまった。


   (この話の意味)

 湖の中にいた女神様は、高価な剣が数本沈んで落ちてきたことに大喜び。

 「やった!金になる物が降ってきた!リサイクルショップに、売りにいこう!」

 で、ソロパーティがはじまったらしい。

 ひでえ女神様も、いたもんだ。

 エモいなあ。

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