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9
テレビでは異常気象というワードが頻発し、梅雨という概念が崩壊したこの六月。正式に停学が明けた僕は真面目に学校に通い始め、ちょうど一週間が経過した。
学校から佐野が居なくなっても校舎は無事だし、授業はいつもどおりに行われている。僕は未だに教室の窓を眺めては夢想する。すぐそこを落ちていった彼女の姿を。彼女と共に見上げた夜空の色を。明日世界が終わるとしたら、どうしたいのかを。
やけに広く感じる屋上からの眺めも、どこかモノクロめいていて落ち着かない。もうこの学校の中で、僕が呼吸できる空間は失われてしまったらしい。でもそれも元に戻っただけだと言えば、その通りだ。
例の教師は佐野の一件での関与が疑われ、クラスメイトの証言も手伝って懲戒免職処分となったらしい。しかしそれだけでは終わらず、佐野の家族が訴えたことで事態は白日の下にさらされ、さらに民事や刑事で厳罰を受けることになりそうだった。
この一件に関して、僕は初めて佐野の家族と対面した。
謹慎が明ける前日、佐野が世界の終わりを見た夜から約一ヶ月が経った日。僕は佐野の家に招待されることとなる。
そこは何の変哲もない一軒家だった。まるで普通の生活感が色濃く残るこの家にこの間まで佐野が暮らしていたと思うと、どうにも違和感があった。地上にふわふわと浮くピンク色の球体を指差して「ここが佐野家です」と言われたほうがまだ信じられる。
ありきたりなチャイムを押して待つこと数十秒。佐野の母親が出迎えてくれた。
少し散らかったリビングに通される。佐野の母親が「粗茶ですが」とマグカップを手渡してくれた。紅茶を啜って戸棚に飾られた幼いころの佐野の写真をぼうっと眺める。今感じている味覚や嗅覚、視覚が少しずつ現実感とリンクしていく。
どうやらここは本当に佐野の家だった。
何度も話したのに、手や唇にも触れたのに、僕は今でも佐野が実体を持った存在だということを認めていなかったのだと気付いた。
不意に溢れそうになる涙を堪えようと紅茶を煽る。
母親曰く、佐野は僕のことを家族に話していなかった。それでも、彼女の部屋から出てきた遺書を読み、心情を知った母親が僕に会おうと決心してくれたらしい。
僕はどうにも気まずくて、母親の顔を直視できない。
こんなことになった原因は、どう考えても僕にある。
「ごめんね、急に来てもらっちゃって」
自分のマグカップを持って来て向かいに座った佐野の母親は、いかにも普通の地球人だった。目の下には大きなクマができていて、頬は少しこけている。このひと月は相当に慌ただしくしていたのだろう。
それでも、目の光は失われていない。意思の強そうな大きな瞳は佐野と瓜二つだった。
「瑞希がお世話になったっていうから、お礼を言いたくて」
「そんな、むしろ僕のせいで佐野は……瑞希さんは巻き込まれてしまいました」
手に持ったマグカップをぎゅっと握る。薄い橙色の液体に映る僕は、佐野の母親以上に酷い顔をしていた。
「あの子とは、もうずっとちゃんと話せていなかったの。母親失格って言われても仕方ないくらいに」
思えば僕と佐野が家族の話をしたことは一度もなかった。
「あの子の本当の気持ちを遺書で知るなんて、思ってもみなかった。でもね、読んでみたら納得したわ。あの子を先に拒絶したのは、きっと私なの」
「あの……拒絶っていうのは、いったい?」
神経質に視線を辺りに散らしながら、母親は話し始めた。
「昔から、ずっと手がかからない子だった。読み書き算数もお手の物で、教えることが減っていく速度が怖くなるくらいにね。瑞希が小学校に上がったばかりの頃だったかな。どれだけ学校の話を聞いても答えてくれないから、三者面談の時に担任の先生に直接聞いてみたの。瑞希は学校ではどうなんでしょうか、って」
「瑞希さんがいる前で、ですか」
「そう。今思えば、独りよがりな選択だった。担任は用意してきたみたいにすらすらと答えてくれたの」
母親は視線をマグカップの中に落とす。紅茶の水面に過去の幻影を解く答えを探していた。
「成績も良いしお友達とも仲良くしていますって教えてくれたんだけど、瑞希は一言も口を挟まずに下を向いてた。確かに成績は良かったし、私も心配はしなかったの」
「それで?」
「小学校の卒業式の前日にね、瑞希の同級生たちがウチを訪ねてきた。私がドアを開けたら、皆一斉に頭を下げたの。瑞希さんに謝りたいって。これまで酷いことをしてしまったことを謝罪したいって」
再現にしては熱の入った声が、母親の慟哭のように僕の耳を劈く。
「それって、佐野がいじめられていたってことですか?」
無言で頷き、口を一文字に引き結ぶ。
「瑞希は嫌だっただろうに、玄関から聞こえてくる声に気付くとすぐに出てきてね。同級生たちの話を黙って聞いていた」
その後なんて言ったと思う? と僕を見た。
黙って首を振ると、母親はほとんど嘆願する口調で言う。
「いいよって、たった一言だけ。それだけ言い放って、すぐにドアを閉めちゃったの」
「……」
「そのあと、私に向かって笑いながら『迷惑かけてごめんね』って。あの時ほど自分を情けなく思った日はなかった。瑞希が何も言わないのをいいことに、親としてすべきことが何もできなかった。そんな私のことさえ、瑞希は笑って許してしまうんだって」
「それで、母親失格だと……?」
「失格だよ」
母親は吐き捨てるように言った。心からの嫌悪がこもっていた。
「それから瑞希が怖くなった。初めは高を括って知った気になって、次に分からないと分かったら匙を投げて。都合よく距離を置いて逃げてしまったの。私は」
なんとなくだけど、佐野と母親の間ではその出来事を捉える重さに大きな隔たりがあるような気がした。佐野はきっと、このことを覚えてもいないのだろう。
嘆き悲しむ母親の叫びは佐野はもちろんどこにも届かず、母親の中だけで乱反射を繰り返して彼女の胃を爛れさせていく。そんなイメージが浮かんだ。
話題を変えようと思った僕は、気になっていたことを聞いた。
「瑞希さんは、遺書になんて……?」
佐野の母親は力なく笑って、どこか恨めしそうに僕を見た。
「あなたが人生で唯一出会えた友人だ、って。同じはずの言語が通じない相手ばかりの中で、あなただけが言語の通じる相手だったってね」
私のことなんて、一文字も書いてなかったのに。母親のその一言には聞こえないふりをした。
「でもそんな相手に出会えたんだから、瑞希は幸せ者なのかも知れないわ」
さっき引っ込めたはずの涙が、もう一度染み出してくる。
「幸せだったと思います。彼女は、僕に出会う前からずっと」
「どうして?」
その問いを僕に投げることが、もはや埋めようのない隔たりなのだと伝えるか迷う。結局、他人という立場に甘んじて説明することにした。
「誰とも同じ言語を使えなくたって、彼女は自分にとっての幸せを探し続けていました。孤独の中で、ずっと一人で」
佐野の母親は、黙って僕の言葉を待っていた。僕は佐野の言葉を代弁する。僕らにしか伝わらないと思っていた、その言葉を。
「誰にも理解されない自分だけの理想が叶った。どうしても見たい景色が見られた。たとえ一瞬だとしても。それ以上に幸せなことなんて、この世には無いって思うんです」
そうかもしれない、と母親は笑った。分かるわけないでしょう、と思って僕も笑った。それでも、佐野によく似たその笑顔は、彼女がどうあっても佐野の母親であることの証明だった。
「ありがとうね。瑞希のことを分かってくれて。って言うのも変な話か」
「ええ。僕らはただ、僕らのまま生きていただけでしたから」
だから、と続ける。
「瑞希さんのことが分からなくても、逃げても、別に良いと思うんです。僕らが繋がるのに必要な言葉はほんの少しだけでした。でもそれさえ分かり合えなかったなら、あとはただ分からないってことを伝え合えれば、それだけで良かったのかもしれません」
その先に続く言葉を口から出してしまわないよう、すっかり冷めた紅茶を飲み干した僕は足早に佐野家を出た。
佐野の母親は玄関まで僕を見送ると、深々と頭を下げた。
僕に頭を下げることが、きっと彼女にとっての贖罪になるのだろう。だから、僕が佐野家を振り返ることはなかった。彼女に許しを与えるのは僕の役目じゃない。
少し歩くと、頬に冷たい雫がぽたりと当たる。
僕の憂鬱を映し出した鈍色の空を見上げて、これから雨の代わりに花びらが降ってくれることを願った。佐野もこの空を見ているだろうか。
10
紫陽花がむくれるほどにからりと晴れた日の放課後、やっと時間が出来た僕は一つの心残りを消化するためにあるお店を訪れた。
金曜日の夕方は相変わらず人通りが多い。花束を持っていないので道を譲ってももらえない。なんとか人混みをすり抜けて目当ての店の前で立ち止まる。
記憶の中の光景と何も変わらない女性がいそいそと花の手入れをしているのが見えた。
意を決して店内へ足を踏み入れると、足音に気付いた女性が振り返る。僕を認めた瞬間、女性の表情がぱぁっと綻んだ。
「いらっしゃいませ」
「お久しぶりです」
「ひと月ぶりかしら? いつかの花束のお兄さん」
「あの時はとってもお世話になってしまって。ちゃんとお支払いに来ました」
「そんなのいらないのに。ねねねね、それよりどう、上手くいった?」
「上手くは、いったんでしょうね。たぶん」
なんて歯切れの悪い返事なの、と女性は頭を抱えた。すみません、と何故か僕も謝る。
そのまま奥へ引っ込んだかと思うと、冷たい麦茶をコップに注いで持って来てくれた。
ありがたく一口頂くと、麦茶の喉越しと香りが初夏の蒸し暑い空気を一気に冷やしてくれる。少しだけ頭がしゃっきりした。
「彼女は? 元気?」
「……元気だと思います、夢も叶ったし」
僕の他人行儀な言い方が引っかかったのだろう、柔らかい口調で女性はもう一度聞いた。
「なに、引っ越しでもしちゃった?」
「まぁ、そんなところです。ちょっと遠くて、実はあれから会えていなくて」
「あらら、そうだったの。ごめんね」
「いいんです。それより今日も花が欲しくて」
女性は目元に優しい皺を刻んだ。
「ってことは、謝罪のほう?」
「謝罪?」
「言ったでしょう。花屋なんて誕生日か謝罪の時にしか使わないんだって。誕生日はもう終わったから、今回は謝罪用に?」
「そうかもしれません、謝らなきゃいけないことは、たくさんありますし」
「じゃあお花の力を借りていきなさい。この時期は紫陽花もいいけど——」
「あ、実は欲しい花はもう決まってて」
女性はピタリと動きを止めて僕を見た。そんなに意外なことだったのだろうか。
「あの、以前寄らせてもらったときに花束に最後に付け足してくれた花があったと思うんです。紫色の。あれはなんていう花だったんですか?」
「あぁ、あれはね。しらん」
「へ?」
「だから、しらん」
「えっと、どういう……?」
何か怒らせてしまっただろうかと不安に駆られていると、女性は「あぁ」とぼやき、一人で笑い始めた。
「ごめんごめん。『知らん』じゃなくて『紫蘭』。シランって名前のお花なの」
「紫蘭……」
「あの花を入れたのはね、きみがやってきた五月六日の誕生花だったから。彼女さんが知っているかどうかは分からないけど、自分の誕生花や誕生石を知ってる女性は多いから、きみがそれを持っていったら上手くいくんじゃないかなって思って」
「そんな、とんでもないファインプレーをしてくれていたんですね」
「お花屋さんですから?」
そう言って得意げな表情で胸を張る女性。思わず頬が緩んだ。
「あぁでも、きみが花の名前を未だに知らないってことは、彼女さんも知らなかったのかな?」
「その通りです。そういうのに興味がない子でしたし」
「そうなのね、じゃあ今回欲しい花っていうのは……」
「えぇ。紫蘭が欲しいんです。一輪だけ」
「一輪……?」
女性は訝しげな表情で僕を見ていた。景気よくあれだけの花束を抱えてやってきたと思ったら、今度は一輪だけ。しかも遠くに引っ越した彼女のために。良くない推測をするには十分すぎる情報量だ。
それでも、この女性の中に存在する佐野を壊してしまいたくはなかった。
「違いますよ、毎回花束を持って行ってたら嫌がられてしまって。世話が大変だから一輪だけにしろって怒られたんです」
「なんだ、そうだったの……。ごめんなさいね、変な気を遣わせちゃって」
言いながら女性は新聞紙に包んだ紫蘭を丁寧に手渡してくれた。
「ご心配をおかけしました。それでは」
前回の花束と今回の紫蘭のお代を支払って、外に出ようとした。その時だった。
「あ、お兄さん。一つだけいいこと教えてあげる」
「いいこと?」
「紫蘭の花言葉はね、『あなたを忘れない』『変わらぬ愛』なの。これもセットで伝えてあげて。胸キュン間違いなしよ」
「胸キュンさせられるかは分かりませんけど。でも、ありがとうございます」
少し逡巡してから、もう一言だけ付け足した。
「また困ったら、その……助けてください」
「もちろん。いつでもいらっしゃいね」
深々とお辞儀をして、僕は今度こそ店を後にした。
向かわなければならない場所が、もう一つだけ残っていたから。
バスに乗り込んで目的地へと向かう。街の中を走っているうちは慌ただしく乗り降りしていた乗客も、市街地を抜けるとパタリと居なくなる。乗客は僕だけになり、いよいよこのバスは僕を運ぶためだけに走り始めた。
二十分ほど揺られただろうか。屋上で佐野と眺めた山の麓にある無人の停留所でバスを降りる。
走り去るバスの排気ガスが散ってから、肺いっぱいに空気を吸い込む。
夏草の青い香りが混じった涼しい空気からは夏の予感がした。少し歩くと、すぐに目的地が見えてきた。
入口を過ぎると、片手に花を携えた人影もちらほらと見かけた。みんな、僕と同じ目的でここを訪れたらしい。僕もそのまま進み、佐野の元へと辿り着いた。
辺りは静かで、ひんやりとした雰囲気が僕を包む。
死に近い場所はどこも静かなのかもしれない。お寺や病院、そしてもちろん夜の屋上も例外じゃない。
「なぁ佐野、そんな恰好じゃ全然動けないし、退屈だろ?」
佐野の返事はない。
「あの夜のこと、まだ色褪せずに覚えてるよ。ほらこの花、見えるか?」
さっき買ったばかりの紫蘭を花瓶に挿し、静かに置いた。
「これ、紫蘭って言うんだって。さっき教えてもらったんだ。花言葉は、えっと」
先ほどの記憶を丁寧に探して、見つける。
「あなたを忘れないっていうのと、変わらぬ愛なんだって。ぴったりだって思わないか?」
その時、聞きたくて仕方がなかった声が聞こえた。
「ねぇ、なんか遊んでない?」
とうとう堪忍袋の緒が切れた佐野が寝返りを打ってこちらを睨みつけていた。病室に不釣り合いな眼光の鋭さにたじろぐ。
病室で身動きが取れず、退屈でイライラしていたのだろう。
しかもいきなりの来訪者が僕なのだから、返事に困るのも無理はない。
「ごめん、嬉しくなって」
「謝るならリンゴ剥いて。そこにあるから」
そう言って、佐野はまた背を向けた。
消毒液の匂いが充満する真っ白い部屋には佐野のベッドだけが置かれ、備え付けのテーブルにはおそらく佐野の両親が置いていったお見舞いのフルーツバスケットが鎮座していた。
行儀よく横に置いてあった果物ナイフを右手に、真っ赤なリンゴを左手に持つ。
皮をむいて食べやすい大きさに切り分けると、いつの間にかこちらを向いていた佐野は身体を横にしたまま口を開けた。
切り分けたうちの一つを指でつまみ、佐野の口へと運ぶ。久しぶりに佐野の顔を拝む。
しゃくしゃくと音を立てながら、佐野は不貞腐れた態度で言った。
「なんで普通に生きてるんだろう。結局あれを最後の景色にはできなかったわけだし、もういつ死んだっていいのに」
でも、もう一つちょうだいよ、と佐野がねだる。
「そうは言うけど、おかげで僕は今こうして佐野と過ごせてる」
ちゃんと噛みなよ、と僕はリンゴを口元へ運ぶ。
「そういうことサラッと言うの、ムカつく」ごくりと喉を鳴らし、佐野が言う。「なんか調子に乗ってない?」
「乗ってない。でもなんていうか……変な感じなんだ」
「なにが?」
「終わったはずなのに終わってなくて、始めたくなかったのに始めたくなったというか」
あまりに抽象的な説明だと反省するも、佐野は真面目な顔で頷いた。
「少しだけ分かるかも」佐野は窓の外を眺めた。「退院したら、もう夏なんだね」
「うん。もうすぐそこまで来てる」
今も彼女の目には、この空に降り注ぐ花びらが見えているのだろうか。
「この夏は、なにかしたいこととかあるの?」
「ないよ、自殺が未遂に終わったばかりでしたいことがあるわけないじゃんか」
「それもそっか」
僕も窓の外に目を向ける。相変わらず花びらは見えなかった。
代わりに、指でつまんでいるリンゴが目に留まる。
「それじゃあさ」
本当の終わりが訪れるまで何度でも問い直そう。
「明日世界が終わるとしたら、どうしたい?」
佐野は僕を見て、楽しげに笑った。
「リンゴの木でも植えよっかな」
僕も笑った。
「意味なさ過ぎ」
「それがいいんでしょ」そう言って佐野は目を閉じた。
あーん、と佐野が口を開ける。僕はリンゴを運ぶ。
開ける。運ぶ。
開ける。運ぶ。
しゃくしゃく、しゃくしゃく、と瑞々しい音が病室にこだまする。
リンゴを食べ終えてからも僕らは窓の外を眺めていた。きっともう、佐野の目に花びらは映っていない。
花びらさえ降らない、意味のないこんな日々を愛せるのはまだ先のことだとして。
それでも僕は、最後の日にはやっぱりリンゴの木を植えようと思った。
もしかしたらその先の未来で、笑いながらリンゴを食べる日が来るかも知れないと知ってしまったから。
花降る空に不滅の歌を 淡園オリハ @awazono_oriha
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