おまけ

 必死に生きる君が羨ましくて、輝いて見えた。


 人は死を目の前にすると臆病になる。


 僕もその中の1人だった。


 君に初めてついた嘘を僕は覚えている。


 あれは嘘であり、そうなりたいと願う僕の本心だった。


 君に出逢わなければ、こんな気持ちにならなかったのに。


 でも、君と出逢ったおかげで、その日までめいいっぱい生きようと思えた。



 「愛してるよ……結美」

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優しい嘘 ~あなたが誓った嘘の約束~ 白紙 @hakushi-894

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