悔恨

 博と、この話をするのは、やはり気が重い。しかし、いつまでも引きずる訳にもいかないだろう。思い切って話し合おう。俺たちは、ツーリングの前日、軽く打ち合わせと銘打って、夕食を共にしている。

 「俺は、悔やんでも悔やみきれないんだよ。博、わかるか?俺の気持ち…。」

 「そうだな。軽くお前のせいじゃないと言っても、お前は、自分を責め続けると思う。そう簡単に記憶から消えてなくなれば、こんな楽なことはないよな。でも、そろそろ忘れても良い頃合いだとも思う。あれは、事故だ。お前が起こしたわけじゃない。」

 そう。確かに事故だ。俺のせいでも、博のせいでもない。頭では分かっている。しかし、取り返しのつかない事故だった。後味の悪さも半端ではない。


 俺達が、バイクに夢中になっていた頃、今から約三十年前のことだ。

 俺達は、いつものように、早朝から曲がりくねった峠道を走り、駐車場に止まって休憩をしていた。一方通行のこの道は、対向車のリスクもなく、俺達みたいな走り屋に人気のスポットであった。この駐車場は、長い下り坂の途中にあり、休憩時は、早目にブレーキ、ウインカーも早目に出すのがルールのようになっていた。俺達と同じように走っているバイクや車を眺め、もう少ししたら帰ろうかと話でいるとき、一台の車がタイヤを軋ませながら、猛スピードで通り過ぎていく。尋常ではないスピードで、この先のカーブを曲がるには速すぎる。無理だ。そう思った瞬間、衝突音が聞こえ、車がガードレールを突き破る音が聞こえた。

 その場にいた何人かのライダー達と一緒に、俺達は、現場に向かって走った。無事であってほしい。夢中だった。

 激しく損傷したガードレールの向こう側に車が落ちていることは間違いない。俺達は、自分の背丈を超えるような雑草を掻き分け、事故車を発見した。谷底に至る前に、大きな岩に乗り上げて、その車は停止している。ボンネットは大きく変形し、盛大に水蒸気をあげている。俺は、大声で

 「大丈夫ですか?」

 と尋ねてみた。反応がない。更に近づき、車内をみると、前席に大人が二人、後席に女の子が一人…その子供の頭が少し動き、微かに

 「助けて!」

 と言ったように聞こえた。急いで後席のドアノブを引き、ドアを開けようとするが、内側からロックされているのか?びくともしない。

 近くにあった太めの木の枝で窓ガラスを破って中の人を助けようとしたそのとき、近くにいた男に制止された。その男は、ボンネットを指差し、

 「ヤバいぞ、すぐに離れろ!」

 という。ひしゃげたボンネットの隙間から、小さな炎が見える。後ろ髪引かれる思いで後席の子供をみると、

『逃げて!』

 と言っているように見えた。他の人に肩を掴まれ、俺達は、車から離れた。すぐあと、車は大きな炎に包まれた。消えてくれと願う、俺の思いとは裏腹に、車は黒煙を上げて激しく燃え続ける。何という無情か…。俺は、呆然とその光景を眺めているしかなかった。

 どのくらいの時間が経ったのであろうか?ようやく消防車と救急車が到着した。俺達と同じように駐車場にいた誰かが通報してくれたようだ。火はすぐに消し止められたが、車内から救出された家族三人は、酷い火傷と一酸化炭素中毒で、意識がないと、救急隊員から聞いた。当時の車には、大きな衝撃を受けたときに自動的にドアロックを解除する機構はなかった。今の時代であれば、あの三人は助かっていたのかも知れない。車そのものの造りも変わっている。そして何より、あんな無茶苦茶な走りを、車が許してくれなくなっている。

 後から聞いた話によると、その車は、ブレーキが故障して、下り坂で止まれなくなったということだった。


 「俺は、今でも思っているんだ。あのとき、肩を掴まれても、強引に子供を救出できたんじゃないかって…。」

 黙って聞いていた博が、

 「あのタイミングじゃ、無理だったと、俺は思う。そりゃ、お前の気持ちはよくわかるけど、俺達には何もできなかった…。その日のニュースで、三人とも亡くなったって聞いたときには、やはりショックだったよな。そのことは、もう忘れろ。そういう運命だったんだ。」

 俺も、頭では分かっている。だが、後席の少女の哀しそうな顔が目に浮かぶ。俺は助けてやれなかった。自らの無力さに絶望した…。

 更に博が続ける。

 「俺達が、あの家族を救えたがも知れないと夢想するのは、やはり自惚れだと思う。あの状況で、俺達が怪我をすれば、更に大惨事を招いていた可能性だってあった。逃げ口上に聞こえるかも知れないが、諦めるしかなかったんだよ。」

 確かにその通りだと思う。しかし、このやりきれなさは如何ともし難い。

 「それに、お前のトラウマばかり話しているが、俺も当事者であり、なかなか深い心の傷を負ってるんだよ…。あの後席にいた女の子、まだこの世に未練があって、成仏できてないんじゃないかな?なんて考えることもあるんだよ。あんな現場をみれば、多少はおかしなことも考えたりするさ。俺達、そろそろあの件は忘れてもいい頃合いだと思っているんだ。」

 その時、隣の席で呑んでいた、中年の男が話しかけてきた。俺たちと同年代くらい、やや薄くなった頭頂部、日焼けした顔、ガシッとした体型の男である。

 「兄さんたち、あの事故、覚えているのか?すまんが横から話を聞いていてね。俺は、あの事故の詳しいことは知らないんだが、事故車の処理をしたから、そのへんのことは、よく覚えているんだよ。」

 「あの、事故車って、スカイラインのことですか?何か記憶に残るようなことがあったということですか?」

 博が質問している。

 「俺は、今も整備士をやってるんだが、当時、見習いみたいなもんで、事故車の回収とか小間使いみたいな仕事をしてたんだよ。例の事故のときも、普通にレッカーで引き上げに行ったんだけどな、ひと目みて、こりゃあ…って思ったよ。壊れ方とか、焼け方とかじゃなくて、車の何ていうのかな?雰囲気…尋常じゃないオーラを感じてな。警察の検分も終わってたからさ、引き上げて、スクラップに回すんだけど、どうしても気になるから、先代に頼んで一時間くらい車をみてたんだよ。」

 俺たちは、完全にこの男の話に引き込まれている。

 「あの車、L28の3リッター、しかもターボがついてたんだよ。あの時代に、コンピューター制御のターボだよ。しかも、デカいタービンでさ。一基掛けの。よく見ると、スロットルのケーブルが切れててさ。多分、アクセル戻らなくなって、スピードでたまま、カーブ曲がりきれなかったんじゃないかな?」

 呆気にとられた。あのスピードには、そんな原因があったのか…。チューンドカーに家族を乗せて、峠道を走っていたのか?随分と印象が変わってきた。家族には気の毒であるが、ドライバーの身勝手な行動、自業自得だったんじゃないのか?

 「それでさ、気になってよくみると、タービンだけは、燃えカスが付いてるくらいで、無傷だったんだよ。で、何となく俺は、タービンだけ外して、工場の隅に置いてたんだよ。たまに、事故車の中から遺品を探してくれっていう人がいるからさ。」

 それで、タービンを残したのか?遺品とタービン、どうしてもイメージが合わないが…。

 「その後、遺族ってのか、まあ、そんな人がうちにきてさ、あの家族は、身寄りがなくって、自分が引き受けることになったって言ってさ。車の引き上げに感謝を述べられて、何か遺品になるようなものはなかったか?って聞くんだよ。」

 余程のことだな。他人さんの身元を引き受けるなんて、なかなかできることじゃない。

 「荷物なんかは、全部燃えてしまったが、この車のタービンだけは生き残ってたよ、と伝えたんだよ。エンジン本体はダメだったけど…。そういうと、供養してやりたいから、タービンを持って帰りたいって言うんだよ。」

 タービンを供養?よくわからない。一体、何を考えている人なんだろう? 

 「結局、その人はさ、タービン持って帰ったんだよ。確か、広島から来たって言ってたな。あの当時、今の俺くらいの年の人に見えたから、今だと八十歳くらいかな?あのタービン、どうなったんだうな?」

 車屋の親父が、三十年前のあの事故を、覚えていた。確かに車の状況は、そうだったんだろう。しかし、そんな車に家族を乗せて、峠道を走る。しかも、地元は広島だと?何をしてきたんだろうか?ますます分からない。

 「例えば、何かに追われていたなんていうことは、考えられないでしょうか?俺たちが、事故現場で目撃した限り、あの車には、家族三人が乗っておられました。趣味で乗る、チューンドカーに、家族を乗せるものでしょうか?俺は、その辺りに疑問をもちまして…。」

 博が、冷静に、質問する。

 「お察しの通りだよ。あの場に、俺の後輩がいてな、そいつに聞いたところでは、後ろから黒い車が追いかけてたって言うんだよ。もちろんスピードだけなら、黒い車が何だったかはともかく、あのスカイラインが負けるわけはない。でも、広島をでてからずっと、つけられてたとすると、話は別だ。俺の勝手な推測だがな、あのスカイラインのドライバー、何かヤバいことに首を突っ込んだ、或いは、ヤバいものを見てしまって、追われる身になってたんじゃないかって思うんだよ。」

 何かの事件に巻き込まれていて、あんな峠道を猛スピードで逃げていた?後ろからは黒い車が追っていた。この男の後輩が、そう証言している。しかし、表沙汰にはなっていない。

 「それに、これは、事故の衝撃が原因かも知れないんだが…。左のタイロッドは、ほとんど変形してないのに、ナックルが完全に折れててさ、奇妙だなって思ったんだよな…。」

 何だと?俺は、声を上げそうになった。

 「それは、本当なんですか?最近、俺の知り合いが事故で亡くなってまして、その事故車をみた整備士からも同じことを聞かされまして…。」

 「本当か?髙橋。ナックルアームなんて、そんな簡単に折れてしまうのか?偶然なのか、それとも仕組まれたことだったのか?事故の衝撃で折れたという可能性もあるだろうけど…。」

 博の表情が険しくなってきたのが分かる。車屋の親父が更に続ける。

 「その黒い車ってのが、あの辺りじゃ幅を利かせている、ある政治家の秘書が乗っていたって言うんだよ。後ろの席だけどな。その後、その車は救助にも向かわず、立ち去ってしまったそうだ。その秘書を俺の後輩が、顔を知っていてな。まあ、あの日は人が一杯いただろうから、秘書から、後輩は確認できなかっただろうけど、もし見られてたら、後輩もヤバかったんじゃないかなって…。怖いよな。まあ、完全に俺の主観だからな。勘違いのないように言っておくが…。」

 一体、どんなことを知ってしまったのか?三十年前の事故と、今回の川崎の事故は繋がっているのか?

 「それで、その政治家先生は、今もご存命なのですか?その秘書の方も。」

 博が聞いた。もし、二件の事故が繋がっているのであれば、その政治家は生きているだろう。

 「ああ、名前は言えないが、当時の秘書が、政権与党の幹事長を務めてるよ。政治家先生は、何年か前に亡くなったよ。そいつの地盤をそのまま受け継いだ形だな。当時、弔い合戦とか言ってさ。」

 ほぼ名前を出しているようなものだ…。

 「俺はそろそろ失礼するよ。話の邪魔して悪かったな。つい、懐かしくて話し込んでしまったよ。あんたらも、変なことに首突っ込むなよ。」

 と言って、車屋の親父は店を出ていった。

 「髙橋、妙な方向に、話が進んできたな。ひょっとすると、お前は、想像以上に危ない橋を渡っているのかも知れないぞ。めったなことはないとは思うが、気をつけろよ。亡くなったお前の上司、お前にファイルを託したって言ってただろ?見つからないようにな。」

 「うん。ありがとう。俺の上司は、何かを嗅ぎ回っていて消されたってことか…。上司は、俺に整理しておけと言って、ファイルを一つ渡したんだよ。そのファイル、危ないものかも知れない…。」

 新しい情報を得るために、釧路から函館にまで移動した、そんなことが考えられるな。思い切って、博にこれまでの経緯を話してみた。

 長い沈黙のあと、博は、 

 「髙橋、相当危ない香りがするな。失礼だが、お前の会社の人間、特に上層部は信用してはいけないな。なるべく目立たないようにするんだ。黙々と仕事をこなす、冴えないおじさんを演じておけ。お前とお前の家族を守るためだ。絶対に誰かを追及したりしちゃダメだぞ。」

 学校の先生に怒られている生徒のように、親友の言葉を聞いている。何だが可笑しくなって笑いそうになってしまった。しかし、ここは抑えて親友の忠告を聞くことにしよう。


 人間、五十年以上も生きていると、様々な辛いことや耐え難い苦痛を味わうこともある。自分のことではないのに、これ程苦しんでいるのは何故なんだろう?考えてみれば、あのとき亡くなったのは、見ず知らずの他人さんである。しかも、事件に巻き込まれた可能性まで出てきた。しかし、あの悲しさが消えたわけではない。ここまで深く悲しんでしまう自分が不思議ですらある。何か理由があるのかも知れない。

 博は、今回の旅で、静香の不思議なパワーの源泉となるものを調べられるかも知れないと言った。俺としても非常に興味深い。何とか知りたいと思っている。

 しかし、毎年この時期になると深い悲しみに苛まれる、あの事故のときの記憶についても、何かわかるかも知れない。全くの別件ではあるが、何故かそんな気がする。いや、確信に近い感情である。事故ではなく、事件であったとしても…。

 分かったからといって、それが俺にとって重要なことであるとも思えないが、数十年、ずっと引っかかっていたことが解消するかも知れないという期待に近い。そうなることで、この気持ちに終止符を打てるかも知れない。最早、願望である。


 その事故があってから、俺は、博と走るのを止めた。あの峠に近づくことも止めた。そして、博とも疎遠になってしまった。

 しかし、バイクに乗ることは止められず、今日までずっと乗っている。更に新しいものまで買って、より深くバイクを愛用している。最新のニュースも、ネットでチェックしている。バイクと比べると、熱量は低いが、車も日常的に使っている。


 今回、俺達は久し振りにツーリングしようと相談をしている。ひょっとすると、このトラウマも解消できるかも知れない。うっすらとそんな期待もしている。あの頃と同じように、博と走れば、何かが…。もちろん、更に絶望する可能性もある。だが、俺はこの先、有耶無耶に生きていくことはできないと感じている。

 博は、京都まで付き合うと言ってくれた。そこから先は、俺がなんとかしなきゃならない。プレッシャーでもあるが、人を頼りにしていてはいけない。

 今更ではあるが、俺自身が強くなるための旅でもある。これまでの無意味な夏休みとは大きく違う。まるで、中学生が抱くような感情かも知れないが…。

 『俺にもまだ、少年の心が残ってるのか…。』

 と、苦笑しながら、

 「博、俺のことに付き合わせてしまって、悪いな。本当に感謝してるよ。」

 「そう言われると…。まあ、久し振りのツーリングだ。かたいことは抜きに、単純に楽しもうじゃないか。」

 乾杯するジェスチャーをみせ、博はビールを美味そうに飲んだ。俺も負けじと…。

 俺は、博の言葉に救われた気がした。俺は、昔から難しく考え込むくせがある。難しく考えるくせに、博と比べると成績は並みだった。先日、博と再び会えたのは、俺にとって本当に幸運だった。俺一人では、こんなツーリングは思いつかなかった。博を危険なことに巻き込んだのかも知れない。しかし、博は、それでもツーリングに付き合ってくれるという。俺は、恵まれた環境に生きている。感謝を忘れてはいけない。


 行程と待ち合わせ場所を決め、俺たちは解散した。帰りは、今日も娘の瑠奈が迎えにきてくれた。      


 空冷二気筒の賑やかな音に遮られつつも、父娘の会話を楽しみながら帰路についた。

 車もたまにはいいものだ。旧いフランス車ってのは、冷静にみると、ただのポンコツである。快適な装備品は一切なく、夏の夜とはいえ、かなり暑い。娘は、このちっぽけな車にしか興味を示さない。さすがに俺の娘である。唯一、最新のデジタルオーディオが取り付けられているのは、ご愛嬌といったところか。

 「お父さん、今度、八月の末、友達と出かけるんだけど、この車借りていい?」

 「なんでこれなんだよ?暑いぞ。家にまともなやつあるだろ?」

 「そりゃそうだけど、まともなやつで出かけると、思い出に残らないでしょ?便利で快適過ぎてさ。小さいときよく遊んだ麗奈ちゃん覚えてる?あの子、海外に引っ越すのよ。日本での最後のドライブ相手に私を選んでくれたのね。じゃあ、車も印象に残る不便なやつの方がいいかな?って思ってね。」

 そこで娘は話すのを止めた。込み上げてくるものがあるのだろうか。子供だと思っていても、もう二十歳である。新しい友人が増えたり昔からの友人との別れがあったり、どんどん大人になっていくものだ。そのうち、結婚とかの話もでてくるのか?いや、今は考えるのはよしておこう。いずれ出てくるのは間違いないが。

 「そうか…。じゃあ、キッチリと整備しておくよ。気をつけてな。」

 とだけ答えておいた。いい思い出ができるように…。俺にはない感覚を娘はもっている。エアコンの効いた快適な車より、旧いシトロエンの方が印象に残るか…。まるで昭和のカーマニアおじさんじゃないか。どこでどう道を誤ったのか?友人と出掛けるなら、エアコンとオートマチックのギヤボックスは必須だろ。ふと、自分のことを考えると、友人とバイクでツーリングだ。俺の方がよっぽど馬鹿だよな。せめて、屋根に竹の簾でもつけてやるか。少しは涼しげだろう。

 空冷は、オイルが命だ。分不相応ないいオイルでも入れてやるか。もともと水冷で設計されていたというこの車、どうして空冷に変更したんだろうか?設計された時代から、キャブレターは仕方ないにせよ、せめて水冷にしておけばいいのに…。酔いが回った頭で、俺は、どうでもいいことを考えていた。空冷の冷却フィンの形に魅せられている俺が、こんなこと考えるのは可笑しくて、一人で笑ってしまった。

 ついでに、ポイントとプラグも変えて…。ツーリング明けは忙しくなりそうだ。

 「久し振りにアイス買ってやるよ。店、覚えてるか?」

 「やったあ!私は、オレンジのシャーベットにする!お母さんの分、何にしよ?」

 「いつも通り、チョコにしておくか。」

 上機嫌な娘の運転で、俺たちはアイスを買って帰路についた。どこで覚えたのか、シンクロのない一速にシフトするときにも、まったくショックを感じない。教習所では、一速にシフトするとき、半クラッチを使うなどとは教えないはずなのに…。

 娘と話すと、暫し嫌なことを忘れられる。これも人の持つ力というべきか?今は、この小さな幸せに身を委ねることにしよう。そして、この小さな幸せを壊そうとする者から、俺は家族を守らなければならない。プレッシャーが掛かるな。

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