本当の話ですよ。たぶんね。

常識では考えられないことが起こる。それは偶然ではなく、おそらく理由があるんです。

この物語の中でも、大阪城の堀で、常識では考えられないことが起こり、その理由について書かれています。

短編なので詳しく書けませんが、集団心理の残酷さと、恐れを感じました。なんだか読んでいると、これは本当にあったことなのではないか、と思ってしまいます。それほど、すごくリアルな描写でした。

あらすじにも書いてあるのですが、残酷描写があります。ただそれは、物語の中の怪異を際立たせるためなので、そこだけに注目せずに読んで欲しいです。もちろん、無理はせずに、ですが。

それがあるからこそ、本当にいるのかもね。と感じるのだと思います。
僕はいると思うんですよね『河裸稞』

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