人生見聞録
藍堂 才花
優しさとあなたとあと少し
退屈よりは良いだろう。そう言って人を殺せるほど私は人生を軽んじていない。浅い眠りから醒めるころにはもう忘れていた、そんな程度の感情の累積が私の人生を汚くしていくのだろうと気づいたのはつい最近。時すでになんとやら、いまさら私にできる抵抗などたかが知れているわけで。殊更に言い出したのでは始末に負えない。
人生見聞録 藍堂 才花 @ajimu_7
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。人生見聞録の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます