もう一度大怪盗目指す舞月の怪盗ライフ

キャラプロフィール

　※ネタバレを含みます。本編、番外編、あとがきを読み終えた後に閲覧することを推奨します。

　・「イリステン・バレンシア」現代名「舞月兎影（まいつきとかげ）」

　異世界での怪盗バトルで優勝し、ゲートを通ってきた異世界人。異世界年齢三百歳。生後、名がつけられる前に、盗賊による放火、火災に遭い失踪。一緒に逃げた母ものちに行方不明になっている。性格は明るい方だが、レイとの分裂後の性格は暗くなっている。意外と健康志向だが、生活スタイルが謎。

　メイン武器「陽閃（ようせん）」

　・「エクス・ダスティ・フォード」現代名「名波戸果子（なばとかこ）」

　異世界での怪盗バトル二回目の優勝者。異世界年齢、約二百五十歳。イリスに救われ、拾われる前は殺し屋をしていた。イリスを殺し損ね、満身創痍で敗走。奴隷商人ネモアに捕まる。現代での怪盗バトルでは、殺さないようにするため、力加減をずっとしていたために後手に回ることが多かった。性格は明るくも暗くもない。変態でダジャレが好き。

メイン武器「処刑人の剣」

　・「洋介」

　苗字は御緒街（おおまち）。研究と武器づくりが趣味。天才で、便利な発明をしてはネットで売ってお金を稼いでいる。性格はお茶らけている。常に寝不足ではあるが、運動不足なわけではない。武器があれば勝てない敵でも自身満々で突っ込んでいく。非戦闘要員。使用した武器の名前は「融穿（メリル）」

　・「シャーロット・レインスノウ」現代名「雨乃小雪（あまのこゆき）」

　名家、シャーロット家の令嬢にして一人娘。親に見送られながら現代に来たので両親ともに心配はしていない。イリスに憧れていて大ファン。そしてイリスに未来を託されている女の子。性格は人見知りではあるが、仲間意識を持った人には直ぐに打ち解けられる。現代では令嬢という肩書は意味を成さない。

　・「アルカード・バレンシア」現代名「舞月晴道（まいつきせいどう）」

　アルカードはイリスの実の父。自分は悪を裁く立場でありながら、盗賊から家族を守れなかったことを後悔している。現代に来てからは探偵をしながら生活している。依頼の解決率は驚異の九十パーセント越え。現代に来てから起こった事件を、見事な体術で敵をあっという間に制圧したため、警察にスカウトされたことがある。それ以来たまに、新人警察官稽古をつけている。性格は、正義感が強い。異世界年齢は五百から六百歳ほど。拳での戦闘

　・「主催者」異世界名「マーガレット・ディズィーズ」現代名「花谷天弧（はなやてんこ）」ほぼマーガレット、主催者が元凶といっても過言ではない。異世界でイリスにフられたことから全てが始まった。ヤンデレ、孤立誘導型。自分一人では邪魔者を排除できなかったので、イリス自身を自分のものにした。実力は中の上。目的の為なら手段を選ばないのでかなり厄介。アドリブ力が強いため、まともに戦ったら、かなりの確率で負けるか死ぬ。

　・「氷霧嘉多奈（ひょうぎりかたな）」本名「松井嘉奈（まついかな）」

　家が貧乏。高校一年生。松井家の次女。両親共働き。嘉奈の下に四人、弟と妹がいる。弟たちの夢を叶えるために、怪盗バトルに出て資金集めをしている。グッズがかなり売れたため、お宝を手に入れずとも目的は達成できた。運動ができる女の子。初めは殺気が高かった。怪盗たちの中では割とまとも。

メイン武器「ダガ―」

　・「戦乙女（ヴァルキュリア）」本名「松井椿（まついつばき）」

　松井家の長女。高卒で電気屋に就職。給料をそこそこもらっている。働いてお金を稼ごうとしていたが、椿があまりに無謀すぎたため、心配になりついてきた。体が丈夫で重労働が得意。戯曲で捕まったら元も子もなかったが、意外と力が強く、捕まっても簡単に振りほどけた。拳での戦闘。

　・「ティア」本名「水森雫（みずもりしずく）」

　高校二年。イリスと同じ学校。身内がクズだったため、家に代々伝わる流派を根絶やしにした。根絶やしにするために、道場を回って自身の流派「神五天操流（しんごてんそうりゅう）」を編み出し、根絶やしにした。怪盗バトルに参加した理由は、強い奴に出会うため。この流派の特性は、技を受けた者もこの流派を扱えるようになるという物。作中最強クラス。隙は見逃さない。

メイン武器「剣」

　・「レオ」本名「礼田琴奈（れいだことな）」

　元々剣道をやっていて、そこそこの実力者。もっと強くなるために水森道場に申し込みしたが、既に潰れていた。強くなろうとしたのは、結乃を守るため。雫の技を受けて神五天操流を使えるようになった。追い詰められたら牙を剥き出しにして戦う。パワーが圧倒的に足りないため、スピードと瞬発力を武器にして戦う。

メイン武器「二本の剣」

　・「アイス」本名「氷堂美涼（ひょうどうみすず）」

　友情や絆という言葉を心から嫌っている。その理由は、過去に何回も裏切りや過度ないじめが続いたため。眠たいときは狂人度が増す。逆に通常時は残虐性が増す。アドリブ力が強いため、下手を打てば、逆手に取られ負ける可能性が高い。主催者といい勝負をするかもしれない。使用武器は、ガトリングと電磁加速砲

　・「ハート」本名「杜石心（といしこころ）」

　中二病になろうとしてなりきれなかった子。成績優秀スポーツ万能だが、友達が多いわけでもなく、毎日をゲームやその他の娯楽などに捧げている。アイスとは同じ学校で、アイスが怪盗バトルに参加するためには、正体を隠し通さなければいけなかったため、頭のいいハートに協力してもらう必要があった。アイスの暴力性が好きなため、アイスについて行っている。影が薄い。

メイン武器「槍」

　・「カンナ」本名「賽河（さいかわ）カンナ」

　小さいころから紛争地帯に居て、親が軍を指揮していた。その敵軍にクローバーの両親がいた。ある日カンナの両親が、クローバーの両親を殺してしまう。戦争が厭になったため、日本にやってきた。大学二年生、同じ大学に居たエルと怪盗バトルに出ることを決意。決して弱いわけではないが、決め手に欠ける。

メイン武器「槌」

　・「エル」本名「詩浦彗（うたうらけい）」

　ギャル。色々なことに興味を持つため、カンナにも興味本位で近づいた。近づいたら、いきなり変わらぬ日常が破壊され、非日常を毎日の様に味わうことになる。戦闘が得意なわけではないが力が強いので、戦い方を覚えれば強い。何故カンナが怪盗バトルに出ようとしたのか、その理由を知らない。

メイン武器「猫拳（ネコパンチ）」

　・「クローバー」本名「クローバー・ストーリア」

　両親がカンナの両親に殺されたため、復讐鬼となった。そこで性格も急変している。カンナの両親を殺した後、三年ほど殺人鬼狩りをしていた。十三歳になった頃、日本にやってきた。そこで初めて両親以外の人の優しさに触れる。それから、女の子らしい生活が送りたいと思うようになり、お人形の様に静かになった。

メイン武器「道化師之武装（フィフティートゥー・ランディア）」

　・「ルナ」本名「八重月透（やえづきとおる）」

　自分に自信がないが、やるときは覚悟を決める女の子。自身のない自分を変えようとしたら、同じ学校に居たクローバーに怪盗バトルに誘われ、怪盗バトルへ参加する。戦うと聞いて、他の怪盗たちと全力でぶつかろうと意気込んでいたが、イリスとの戦闘ではデスゲーム方式をとられ、死の覚悟を決めさせられた。

メイン武器「鉄扇」

　・「ネモア・グランドエンド」

　娘を主催者に殺され、最後まで駒として扱われた。生きるためにはお金が必要なため、奴隷商人をしていた。娘が怪盗に憧れているという理由で、主催者に狙われた。異世界年齢は七百歳ほど。娘はシャーロットと同じくらいの年齢。見方を変えれば一番の被害者。

メイン武器「黒流体」

　・「藍本あさひ」

　学級委員長。アイドルに強い憧れを抱き、その夢に押しつぶされそうになっていた。怪盗バトルがきっかけに、トップアイドルになることを決意。レイを誘い、アイドル道を走り始めた。後日談ではあるが、レイとユニットを結成後「C＆Cラビリンス」として活動。読み方は、クールアンドキュート。略してシーラビ。もしくはクート。無事にトップアイドルになり、事務所を設立した。思春期を絵にかいたような女の子。C＆Qラビリンスのキャッチコピーは「退屈な世界の破壊、全てを淘汰するまで歌い続けろ」

　・「クラスメイトM」

　誰にでも優しい。テストの点が毎回良い。実は副学級委員長。