スキル鑑定2
冒険者ギルドに着くとスキル鑑定を受けるために
集まってきた人たちの親族等ですごい人だかりになっていた。
俺はその人だかりの間を縫ってギルドの中に入る。
ギルドは買い出しの時とかに気になって何度か覗いたこともあるけど
その時は入り口を入ってすぐの酒場の部分にちらほらと人がいる程度で他は
閑散としているイメージが強い。
普段の閑散としているギルドからは想像がつかないほど人が多い。
その中を何とか歩いて受付に行きスキル鑑定の受付を済ませると
できるだけ人が密集していないところを探して自分の順番を待つことにした。
鑑定はギルドの奥にある会議室を使ってやっているらしい。
鑑定の間みたいなスキル鑑定のための部屋は教会にしかないそうだ。
会議室は全部で5部屋あってその中の3部屋が鑑定のために使われていて
受付が終われば会議室に並んで自分の順番が来たら会議室に入って
鑑定してもらう。
だがこれだけ人が居たら今並んでも後で並んでも大差ないだろう。
「会議室が空いてくるまで資料室で資料でも見させてもらおうかな。」
会議室前の長蛇の列を見て辟易したので資料室で
薬草についての資料を見させてもらうことにした。
受付にいきその旨を伝えると怪訝そうな表情はされたが
なんとかOKを貰うことが出来た。
2階にある資料室に行き薬草の見分け方採取の注意点とかを
記憶していく。
薬草採取は冒険者登録さえすれば誰でも出来るし、
品薄だから常時依頼が出ているので覚えていて損はないはずだ。
薬草についての資料をひたすら読んで半刻ほど経っただろうか
ギルド内の喧騒もかなり静まってきた。
ちょうど薬草についての資料も読み終わったし
会議室に並んでみるか。
次の更新予定
ハズレ?スキルで成り上がる。 まさ @masa892300
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