経験談

@Katazukeru0530

第1話 ある夜の事

この日、私は夜に友達と肝試しをする約束をしので夜9時ごろ夜道を歩いていた。



待ち合わせ場所は住んで家からは遠く電車を乗り継ぎ駅まで行った。


そして待ち合わせ場所まで歩いて行くと

すでに友達はほとんど揃っていた。



そして待っている間一番仲がいいA男さんと話していた。

「今日は夜なのに暑いね〜

 ちなみに今日行くところの神社は下調べとかした?」


「全然してないよー

 てかそもそも場所すら聞いてないし。

もしかしてA男知ってるの?」


「え⁉︎

 知らないの⁉︎

 教えてあげようか〜」


にっしっしっとA男はふざけ交じりに笑った。


だが何も知らないまま行くのはまずいと思い聞くことにした。


「そんなに教えて欲しいなら教えてあげよう

」と胸を張って言った。


A男はいつもこの調子だから『はっはっはっー』と空笑いをし聞く準備をした。


「いいか。ここは昔から色々な噂話があるところなんだ・・・

この神社の周りにあった村があったみたいなんだ。そしてその神社には黒くこの世にいるとは思えないほどのの醜い虫が集まった祟り神がいたそうだ。

だからその村では生贄としてその神が自ら選んだ村の子を生贄として1年に1度渡していたそうだ。だがある生贄の娘が突然いなくなった。

この娘の親はすごくこの子を可愛がりとても愛したそうだ。だからこの子の両親は生贄

になら予定だった娘を逃した。

しかし神社にいる祟り神は自分のものがいなかなったのが大層気に入らなかったようで村のものは全員食べられてしまった・・・


というかはなしだ!」


とA男は言ったがA男は

まあ噂だどな

と言った・・・



自分は少しだが怖いと思った。


しばらすると肝試しに行く仲間が全員揃ったようでその噂の神社にむかって行った。



この日行くメンバーは元気な人が多かったが数人、顔色が悪かった・・・


リーダーの少年は元気だったためか気づいていない。

他の人も特に気にした様子はなく、緊張や不安で顔色が悪いだけだろうと思っている。



神社に向かって歩いていると道が悪く、

見通しも悪いため段々怖くなってきた。



とうとう神社の入り口である鳥居についた。

鳥居は綺麗な赤色の塗装であったのだろうがすでにその姿は見えないほど風化した姿をしていた。


階段は長く神社の千木さえ見えずに階段さえ霧がかかって見えづらかった。

また階段は苔が生えてたり滑りやすくなって

いた。



皆それぞれ重い思いの感想を持ちつつも神社の本殿についた。

しかし本殿は不気味なほど綺麗であった。

今まで見てきた景色とは全く違いここだけ全く違う世界なので若いかと思うほど美しく

皆が惹かれるようなものだった・・・


しかし同時に不気味なものを感じていた。

何百年も人の手が入っていなかったのにカンヌも綺麗なことはありえない。

そして気づいた瞬間には神社の本殿に近付いていた。

自分はそのことを恐れてA男にそのことを言い

逃げるようにその場をみんなを置いて走って行った。その時、後ろから黒い物体が追いかけてきた。それは置いてきた皆んなを飲み込むように、また食べるように人間を襲っていた。



私たちは逃げた。しかし黒い塊は向かってきた。体にまとわりついてきたが機に体当たりすることでわずかながら追い払えた。

しかし階段を降りて鳥居から出るまでの木々の間からこちらを見ている黒く今にも襲ってきそうな顔をしている。



黒い怪異たちは何かを食べているようにも見えた。それは人の腕や足、腑のようにもみえた。

しかしそんなことを気にする暇などなく私たちは逃げた。

鳥居まで行くと黒い怪異たちは来なくなったが人形の黒く、人間が恐る見た目をしていていた。それが追いかけてきた。

私たちは電車に飛び乗ったが怪異が追いかけてきたため一度電車に乗ったが違うドアからすぐに降り違う電車に乗った。


怪異は私たちに追いつけずに電車に置いてかれた。

しかし怪異は走りながら乗っている電車に

走りながら追いついてきた。

そしてその黒い人形の怪異がこちらを向き醜い笑みを浮かべている。

こちらを追い詰めるかのように。

私たちは恐れて2人で肩を組みながら震えていた。電車が最寄り駅の2つ前の駅につきそうになったところ急に止まり反対を向いて走り帰って行った。


安心したのも束の間でまた違う怪異が電車の窓口から見ていた。

それは俗に言う共工と言われる蛇のような体と人間の顔を保つ怪異だった。そして共工は

電車が発車したところ共工は追いかけてきた。大口を開けて電車ごと食べようとして追いかけてきた。その間に黒い虫のような怪異は電車の窓に張り付いていてた。


恐れて隠れていたが最寄り駅の1つ前の駅に着いた。すると声が聞こえてきた。













「うわぁぁぁぁ

たすけてぇ@&¥&::!)&(/&!)¥&

がぁぁ&)&@&&@(/-&@(‘bbmb」















と言う叫び声だった。その後声がやむと

『ゴリ、ゴリ、バリバリ』とよくわからない

音が聞こえてきたがこれは神社の階段の横に生えている木々にいた怪異が発していた音に似ていた。

私たちその音の正体がなんとなくわかっていたが敢えて話さなかった。


それは怖かったからだった。


そして電車が発車するとすでに怪異たちの姿は見えなかった。


最寄り駅に着いた私たちは逃げるように家に帰った。


祖父にこの話をするとそれは****様の祠だと聞いた。

そして祖父は神社に近づいたものは帰ってきたものの感情が抜け落ちたような人ではない何かに変わっていたと言っていた。



次の日学校に行くと肝試しに行ったメンバーは全員来ていたが目が虚でどこを見ているかわからなかった。


A男にもこんな話しを祖父から聞いたと言ったら自分も聞いたと言っていた。

またA男の祖父は付け加えるようにその1つ前の駅の人が自分の代わりになってくれたのだと言ったそうだ。そしてこの土地には昔から土地神様がいてこの地を守護しているとも言っていた。これが私たちが無事に帰って来れた大きな幸運だったとも言っていた。




この一件を体験してからもうあの神社にはいかないと誓った。


そして大人になりその土地を離れるまで土地神様がいるとされる神社に毎日行き感謝を述べていた。




数年後あの日肝試しに行ったメンバーは私とA男以外行方不明になった。





そして大人になりこの土地をはなれていった。



















結局あれの正体はわからなかったが実は肝試しの時にあっているかもしれないので皆さんも十分に気をつけてください


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