第147話 生徒会長からのお呼び出し
学校に登校した後、俺は様々なことをこなしていった。所属している委員会の用事などを片付けつつ、自分のやらなくちゃいけない宿題などを片付けていた。今日もやらなくちゃいけない宿題の数は多いため、しっかりとやっていかないといけない。
それ以外にも色々な課題があり、運動の成績なども高校から大学へと上がる際の評定に影響してくる…つまり勉強だけでなく、運動もできなければ進学に一つの障害が生まれてしまうのだ…それだけは気をつけなければいけない。
実際に他のクラスだけど、一人留年者が出ていると言う話も聞いている…そいつは自業自得だけど、若干かわいそうだと思うこともある…勉強ができている生徒も運動ができていないだけで留年にされるのはこの学校の若干おかしい制度の一つだと俺個人的に思っている。
だけどそれを積極的に変えようとは思わない。自分がその制度の被害にあっているのであれば、不味いことになるけど…でもそういう制度の被害にあっているわけではないから、別に変えようとも思わないというのが俺の考えだ。
最もこの制度に反対している生徒は多いみたいだけど…その反対している生徒の中にはあの生徒会長も居るようだ。正直な所、あの生徒会長がこの制度に対して反対派なのは簡単に予想がつく。生徒会長は運動だって勉強だって出来るのに…どうして反対なんだろう?
「反対なのは悪いことじゃないとは思うけど…ずっと反対でいることはできないし、それ以前に生徒会長は三年生だ…このまま行けば卒業してしまうだろう。」
生徒会長が今後どんな行動に移るのかはわからないけど、変な頼み事をされないようにきをつけつつ色々なことをしていこう…
「そう思っていたのにどうしてこうなってるんだ…」
俺は生徒会長と学校でばったりあってしまった後、生徒会室に連れてこられてしまった。今更だけど生徒会の仕事を手伝うという話をなしにしたいと思った…
「そんなの貴方が私達生徒会の仕事を手伝ってくれるって言ったからでしょ?実際貴方のおかげで凄く助かっているのよ?」
「それなら良かったんですけど…それで一体俺は何をすれば良いんですか?」
「今日は書類の整理をしてほしいって思ってるんだ〜お願いできるかしら?」
「はぁ…お言葉ですけど、書類の整理を俺がするのは良くないと思うんです。生徒会が担当するものだったり、学校の上層部がやるものとかの物があるんじゃないですか?」
「それらは全部除外してあるから安心して!!だから手伝ってお願い!!」
「…はぁ…手が足りてないんですね。」
「そのとおりよ!!全く手が足りてないのよ!!だからこうやって一般の生徒にもお願いしてるの…お願いできない?」
「やりますけど…それまでですよ?それ以外の仕事を受けたらなかなかに時間が取られちゃいそうですから…」
「つれないなぁ〜まぁ手伝ってくれるだけでもありがたいから何も言わないよ!!」
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作品紹介
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
新作もよろしくお願いします!!
裏切られ絶望した少年の復讐譚
https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889
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