第146話 テスト期間終了後…
テスト期間が終わり、俺を含めて学生の皆は遊びに行ったりしていた。テスト期間が終わった後に色んなところに行っている人を見かけたが、話しかけたりはしなかった。下手に話しかけたりしたら面倒ごとを押し付けられると思っていたからだ。
結局テスト期間が終わるまで鏡夜は復帰することができず、明日からの学校でテスト期間中に用事があってテストを受けられなかった人達と一緒に受けるそうだ。
他にも風邪を引いたりしていて、テストを受けることができていなかった人達もいるそうだけど…鏡夜はまだ完全に治っていないという話を聞いたから、正直受けに行かないほうが良いんじゃないかとさえ思っている。
熱は下がっていても、やっぱり風邪は風邪だし…最悪は免疫が落ちている状態なので、もう一度感染してしまうかもしれない。そうなってしまったら、再びテストをするまでに期間が空いてしまい、学校側としても対応に困るかもしれない。
鏡夜のことは心配だが…最近は熱も下がっているみたいだし、ほとんど心配しなくて大丈夫そうだ。鏡夜のお母さんとも連絡先を交換したことで、ある程度の情報は渡すことができている。
例えば宿題についてだ。テスト期間が終わった後に勉強することに対する熱意がなくなってしまう学生は多く、勉強を全くしなくなる人も多々いるだろう…勉強をしなくなって学力が落ちた状態で実力テストなんて迎えてしまったら、学校側としては非常に困るからという措置なんだろうというのは分かる…でもこんなに量を出さなくても良くないか?
「なんで各ワークの提出を義務化してんだよ…別にワークの提出に関してとやかく言うわけじゃないけど、量が多すぎるんだよなぁ…なんで数学のワークを土日の二日間だけで10ページ以上やらないといけないんだ…」
それに加えて歴史、公民、現代国語…挙句の果てには英語の論理表現など、様々な科目から宿題が出ており、これらの課題をやらなかった場合は俺等が困ることになってしまう…最終評定に響く以上、覚悟して取り組んでいかないといけない。
全ての宿題を合わせたら、おそらく50ページほどになるだろう。簡単なものから宿題を始めていくのもいいけど、難しいものから始めることのほうが大事という話も聞いたことがある。
なんでも簡単なものから始めたり、自分の好きな科目から勉強を始めると途中で辛くなったりしてきて、勉強するのを辞めてしまうという可能性が高いというのだ。難しい科目からやり始める方がよっぽど時間が掛かるし、いくら宿題とはいえ、勉強に対する熱意も冷めると思うんだけどな…
まぁそこは気にせずにどんどん宿題を終わらせなければ…鏡夜のことももちろん大切だけど、自分のことをしっかりとできていないやつが心配って…とならないようにしなければいけないなぁ…
そして土日に休憩時間などを取りながら、しっかりと宿題を終えた俺は鏡夜と連絡を取り合いながら、明日は一緒に登校することにした。意外とあそこの家とここの家が近いのでびっくりした…
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作品紹介
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
新作もよろしくお願いします!!
裏切られ絶望した少年の復讐譚
https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889
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