第125話 どうして急に…

「なんで俺がお前と話をしなくちゃいけないんだ。俺と君はあんまり関わりがないだろう?」


「関わりがないだなんてふざけたこと言わないで頂戴。さっきも言ったけど、あんたのせいで私はとっても苦労したのよ?」


「そうなんだ〜でも俺的にはすぐに帰りたいから君と話なんてしたくないんだけど…というか君と話すことの利点は?俺と君が話すことによって何かお互いに利益になるか?」


「あるに決まってるでしょ?お互いの問題点を解決できるじゃない。あんたも私も問題は山積みのはずよ?あんたと東上の関係は把握しているのよ?」


いきなりあいつの名前を出されてびっくりした…でも正直あいつとは関わりがもう無いから、ほとんど関係ないんだよね。


「へぇ〜正直あいつと俺の関係を理解しているとは思わなかったよ。あいつには自分のことを話さないように伝えておいたんだけどな…」


「そんな風に指示出ししてたんだ。私がちょっと教えて?って言ったら話してくれたけど?貴方って意外と信用されてないのね。」


「信用されてなくたって構わないさ。それで話ってどうするんだい?何処で話すのかにもよるし、時間もかかるわけだけど…」


「別に放課後でいいじゃない。それとも何?放課後は何か他に話をしたい子がいるとかそういう感じ?」


「そんな訳無いだろ…どう考えたって俺と話をしたい男子や女子なんて限られてくるだろ。」


「それもそうね。あんたはクラスでも嫌われてそうだもの…私とは違ってね?」


「あっそ…まぁ良いよ。それよりも放課後何処で話すのか決めてくれ。場合によっては翌日とかに回してもらうことになるけど構わないよな?」


「それは良いわよ。私だってやらなくちゃいけないことはあるし、それを強要したりすることはしないって約束するわ。」


「それなら良いよ。一応先に言っておくけど、明日の放課後は無理だからな?明日の放課後は帰って妹のために準備をしてやらないといけないんだ。」


「貴方に妹さんがいたなんて初めて聞いたわ…まぁ事情はわかったわ。今日の放課後でいいかしら?」


「わかった。それで場所は?」


「ここだと先生に注意されるだろうし、帰りの途中でどうかしら?それなら防犯カメラだったりそういうのもないだろうしね。」


「…まぁそれで良いんじゃないか?でも何処に行くつもりなんだ?帰り道に話し合うってのでも別に構わないけど、一度止まって会話するのかとかそういう野あると思うんだが…歩きながらで良いんだな?」


「別に私としては話ができればいいから何でも良いわよ。放課後しっかりと開けておきなさいよ?キャンセルして逃げたりとかしたら許さないから!!」


「許すとかそういうのは俺だと思うんだけどな…お前は人のことを嵌めて楽しんでた一味なわけだし。」


こいつどうして急に話しかけてきたんだ?いまいち良くわからないな…でもなんだか嫌な感じがするから、なるべく早く切り上げた方が良いだろう…
















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作品紹介

冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…

https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300



時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!

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新作もよろしくお願いします!!

裏切られ絶望した少年の復讐譚

https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889

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