第99話 新たな復讐対象
新作もよろしくお願いします!!
裏切られ絶望した少年の復讐譚
https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889
鏡夜が霧雨の事を説得すると言っていたけど…霧雨に変なことをされないか心配だ。俺と鏡夜がいつも話しているのは見ているだろうし、説得すると言ってもその際中に何をされるかはわからないし…
若干の不安があったが、鏡夜の事を信じることにした。彼なら上手いこと説得してくれるだろう…それよりも俺も次の計画に移らなければ…
俺に嘘告させて後ろで楽しんでいたあいつらは絶対に潰さないと…もう霧雨のことを間接的に傷つけるのは難しいだろうな…
俺はそう言って家から持ってきたメモ用紙を取り出した。何時ぞやの時に書いてもらったメモだ。このメモには情報が載っているから、ある程度はこれで分かるのだ。
「さて…まずはだれから行こうか?」
残るは三人だったかな?綺咲は潰したし…あいつと一緒に破滅してくれたからこれ以上何かをする必要はないな。
俺は情報を確認しながら次の人に狙いを定めた。俺が次に狙うのは…こいつだ。
「椎野ね…とりま出席番号でも確認して、下駄箱の中に手紙でも突っ込んどけば来るだろ。まぁ来なかったら来なかったで脅しのネタがあるんだし、それを使えばいいか…」
俺に霧雨が嘘告をするってなったとき一番面白がっていたのは彼女だったと聞いたし…遠慮なく潰してしまおう。社会的に潰すのが一番つらいのかもな?
俺は椎野の出席番号を確認して、あいつの下駄箱に脅しのネタが書かれてある紙と一緒に、放課後に指定した場所に来いという内容を書いた紙を置いておいた。もしあいつが気づかなかったとしてもそれはしょうがない。その場合は遠慮なくバラせばいいだけなのだから…
そして放課後になった。放課後俺は指定した場所に立っていた。脅しのネタを見れば誰が差し出したなんて分かるだろう。
俺が壁に寄りかかったりして待っていると足音が聞こえてきた。その足音を注意深く聞いていると、俺が寄りかかっている所にやって来たようだった。
「言われた通り一人で来たわよ。それで今更なんであんな手紙を靴箱に入れたの?」
「嘘告をさせた事を認めるような発言をしているけど…君は嘘告をしたってことを認めるってことでいいんだね?」
「…別にいいわよ。認めないんだったらここには来ないし。」
「まぁそれもそうか…じゃあ君には謝罪をしてもらおうか。俺に対する謝罪をね?」
「…」
「おいおい…どうして謝罪が出来ないんだ?俺の事を馬鹿にして笑ってたんだろう?簡単に引っかかった…みたいな感じで馬鹿にしていたのは目に見えてわかるな。それに他の奴らからも聞いたけど、お前って相当陰湿だよね?自分からは動かないのに他のやつには動かさせるんだもん…」
「陰湿だとか言われても別にいいよ。」
「はぁ…じゃあささっさと謝ってくれないか?誠心誠意俺に謝ってくれたら俺はこの件についてあんたを糾弾する回数を減らすと誓うよ。」
「誠心誠意謝れば、この件についてもう騒がないんだよね?本当?この話を後で広めたりとかしない?」
「そうだな。だけどそれはあんたがしっかりと謝罪をしてからだ。それで一体どういう風に俺に誠意を見せてくれるんだ?」
俺はうつむいて黙っている椎野の事を見下すように視線を向けた。
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作品紹介
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
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