第73話 霧雨彩の計画

24:00頃に新作を出す予定です。新作の方も見てくれると非常に嬉しいです…


それでは本編どうぞ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「実くん…はぁ…はぁ…」


あれから私は悪夢を見ることが多くなった。以前から度々悪夢を見ていたが最近はずっと酷くなっている気がする…


悪夢の内容は決まって私と実くんが別れたあの時から始まるのだ。私がどれだけ実くんのことを説得しようとしても実くんは私のことを拒絶して反応をしてくれなくなるのだ。


だからこの悪夢を見る時は、私は動くことも出来ない…ただこの光景を傍観することしか出来ないのだ。なぜなら私が何か行動しようとすると、決まって悪い方向に進むのだ。


「私が実くんのことばっかり考えてるからなのかなぁ…でも私が実くんのことばっかり考えちゃうのは実くんが悪いんだよ?私のことを振っちゃうから…」


私は本当に実くんのことが好きだったのに…確かに最初は罰ゲームだし恋愛感情もなかったけど、途中からは好きだった…いじめられてから、家族以外でまともに信用することが出来る人は実くんだけだったのに…


それなのに私のことを罰ゲームで告白してきたなんて風に言って…私は貴方のことがこんなにも好きなのに!!


「どうすればもう一回付き合ってくれるのかな…」


私はそんな事を考えながら学校に登校した。学校では私に対して変な視線を向けてくる人が多いけどそこに悪意は感じない…


そしていつもなら教師が教室に来て連絡をする時間になった。しかし今日は教師が来るのが遅い…


一体何をしているのかわからないけど、さっさと来て欲しい…ホームルームするならさっさとやりたいのよ!!


「はぁ…どうして私の思う通りにならないのかしら…」


完全に自分の思う通りになるとは思わないけど…少しくらいは私の思う通りに動いてくれても良くない?


そして先生が入ってくるとなんと転校生の紹介をするとのことだった。確かに転校生がくるというなら遅くなるのも仕方ないと言えるのかも知れない…


そして転校生が教室に入ってきたのだが…なんと予想以上のイケメンだったのだ。周りの女子も彼に対して好意の視線を向けているしこの学校でもすぐに馴染めるだろう…


しかし問題はそこではないのだ。実くんと親しげに話しているところから、彼は実くんと何らかの関係があるということだ。その関係に関して深く追求するつもりは殆どないが、とてつもなく気になる…


それに彼を使えば実くんと再び仲良くなれるんじゃないか?そう私は思った…


もし彼と仲良くなって、実くんとの仲を上手いこと取り繕ってくれれば…もしかしたらまた恋人になれるかも知れない…


「そうと決まれば早速行動をするとしますか!!男なんて結局はあれなんだし、上目遣いで上手いこと話を合わせていれば、すぐに信用してくれるだろうし…私が上手く利用してあげる!!」


私は誰にも聞かれないような小声でそう呟いた…











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日も見てくれてありがとうございます!!


皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!


小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!



殺人鬼に恋した女子高生

https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728


冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…

https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300


上の作品はカクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!


細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!


明日の朝にでも修正するかも知れません…ご迷惑をおかけするかも知れませんが、ご了承ください!!


時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!

ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る