第44話 怪文書②

連日怪文書が下駄箱に入れられているので、若干慣れてきている…そろそろ怪文書の犯人を特定しないとな。


「これ以上やるんだったらこちらとしても覚悟を決めないとな…とりあえず黒川先生に話してみるとするか。」


黒川先生はまだ俺の話も聞いてくれるような人だから、比較的安心できる人だ。少なくとも担任よりはしっかりと話を聞いてくれるだろう…


「とりあえずこの怪文書も、管理しておこう…証拠品になる可能性が高いしね。」


今までの怪文書もしっかりと保管してあるし…先生に見せて見るとするか。







「黒川先生一つ相談したいことがあるんですけど…大丈夫ですか?」


「大丈夫だけど…どうかしたの?」


「ちょっとこれを見てほしくて…これどう思いますか?」


「これは…何だ?」


「多分怪文書なんですけど…ここ最近になって俺の下駄箱に入っているんです。」


「こんな物を毎日入れられていたら辛いだろう…俺に任せてくれ。これから対応をさせるから、ちょっと時間がかかるかも知れないけど必ず処分も下させるから安心しておいてくれ。」


「ありがとうございます。犯人がわかったら教えてくれませんか?」


「わかった。とりあえずこれから学年主任達と会議を開くことにするか…あっでも授業があるかもしれないし、ちょっと待つか…」


「昼休みに伝えるよりも、放課後に伝えたほうが良かったですね…」


「放課後でも昼休みでも変わらないですよ。とりあえず話は終わりですか?」


「話はこれで終わりです。聞いてくれてありがとうございました。」


「担任に相談してみても良いんじゃないかな?話を聞いてくれないかも知れないけど、相談することは良いと思うんだけど…」


「いや〜正直な話、あの担任に話をするだけ無駄ですよ。人の話をまともに聞こうとしないし、女性のことを優遇する人ですからね。」


「まぁね。あの先生には皆苦労しているんだよ…職員室でもずっと騒いでて皆困っているんだ…」


「職員室でも騒いでいるんですか!?」


「本当に酷くてね…校長先生とか教頭先生とかが注意しても一向に治らないんだ…どうしたら良いと思う?」


「そうですね…担任みたいな人は多分痛い目を見ないと絶対に改善をしないと思うので、一度痛い目にあって貰う必要があるとおもいます。」


「なるほど…いい感じに痛い目にあってほしいですね…」


「どうなんでしょう?あの人がされたら一番嫌なことをしてみてはどうですか?」


「そうですね…それじゃあ生徒たちが見える前で校長先生とかに説教でもしてもらおうかな?」


「それが良いかと!!怪文書の方にも対応よろしくお願いします!!」









今日も見てくれてありがとうございます!!


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明日の朝にでも修正するかも知れません…ご迷惑をおかけするかも知れませんが、ご了承ください!!


深夜テンションで書いたのでミスってても許して下さい…

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