第42話 恨みの矛先(第三者視点)

我々はこの高校に入ってから、霧雨彩さんの事を崇拝している集団だ。まわりからは『異常』だとか、『キモい』などと言われているが特に気にしていない…なぜなら、我々にとって、霧雨彩さんこそが全てだからだ。


そして最近、霧雨彩さんが屋上で泣いているのを先生に保護されたという話を我々は聞いたのだ!!必死に調査を行った結果、冴橋が関わっていることがわかったのだ!!


今日はその調査結果を仲間たちに共有するために、放課後に空き教室の中でひっそりと会議を開いていた…




「皆さん!!調査結果を持ってきました!!お手元の資料をご確認いただければわかると思いますが、冴橋が関わっていることが分かりました!!」


「何!?冴橋だと!!」


「冴橋は以前にも、霧雨様に距離が近すぎるということで警告をしたんじゃないのか!!」


「皆さん落ち着いてください!!我々は三度目の警告までは許すと決めているではないですか!!こんなようでは、我々は三度目の警告を行うまで耐えることが出来ませんよ!!」


我々は霧雨様を影から救ってきた…霧雨様に悪意を持って接してきた男も、女も男女平等の精神のもと同様の制裁を下してきた…しかし、制裁を下すまでは三回の警告をしなければいけないというルールを我々は設けているのだ。


一度目の警告で改善が見られないようだったら、二度目の警告を行い、それでも改善が行われないようだったら、最期の警告を行うのだ。


最期の警告を無視したり、守らなかった場合男子女子関わらず大変な目に合わせてきた…それもこれも、霧雨様を守るため!!


「だが、三度目の警告まで到底耐えられるような内容ではない!!霧雨様が、こんな男と付き合っていたなど!!」


「誠に遺憾ですな…我々は今後どうすれば良いのか、方針を決めていただくとしましょう。頼みます」


「任されました。それでは今後の方針について話し合っていこうと思います。まず前提として、既に一度目の警告はなされています。つまりこれからの短期間で二度警告を行う必要があります。そこを具体的に詰めることが大切だと思う!!」


「そうだ!!だが、二度警告をして無視をされたら、そのまま詰めればいいだけだ!!」


「そのとおりですぞ!!とりあえず我々がするべきことは、冴橋に対する制裁内容ではないでしょうか!!」


「制裁に関しては面白いことを考えてある!!あいつは今失うものがないと高をくくっているはずだ!!そこをつかせていただこう!!」


「私には理解できないので教えていただけませんか?」


私の考えを理解できないとは…まだまだ考えが足りないな!!


「私が考えるに、あの男は今多少ストレスを感じているだろう。あいつは霧雨様のことを振ったんだ。私はあいつのことを絶対に許さない!!」


これからめんどくさいことになりそうだ…まずは警告として、下駄箱の中に怪文書でも入れといてやろう!!


怪文書の中見は適当な文字で、メチャクチャな文章にしておけばイライラするはずだ。その送ってきた怪文書の犯人を特定しようと動くはずだから、そこでさらに怪文書を送ってやろう!!



「怪文書を送ってやれば、誰がやったのかと調べようとするはずだ。だから、そこで我々も動く!!」


冴橋はしてはいけないことをしたんだ…その罪の対価を支払ってもらおう!!







今日も見てくれてありがとうございます!!


皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!


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カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!


細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!


若干深夜テンションで作ったので明日の朝に修正する可能性があります!!

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