第31話 保護者会
「職員室の他には、生徒たちがよく使っている場所という考え方で大丈夫ですか?」
「もちろん。今後は各教室に設置してもいいと思うんだが、どうかね?一応廊下の所に数台設置するという提案もされているのだが…そこについても君の意見を聞きたい。」
「私の意見でよければ…各教室に設置するというのは控えたほうが良いと思います。理由としては主に2つ上げられます。1つ目は、生徒たちに圧迫感を与えてしまう可能性があるということです。」
「確かに監視カメラを全ての教室に設置するのは、生徒達に圧迫感を与えてしまうかも知れないな…しかし、すでに一台設置しているじゃないか。そこについてはどう考えているつもりだ?」
「生徒たちから、要望があったのでそこについては大丈夫でしょう。確かに圧迫感を与えてしまうかも知れませんが、逆に保護者にアピールすることもできるかも知れません。」
「具体的にアピールとはどうするんだ?私には思いつかないのだが…」
「監視カメラの映像を、授業風景としてネット上に掲載したりすることで学校内での教師による暴行等は発生していないというアピールに繋がるかと思います。しかし、限定的なカメラ映像にするのは良くないかと思います。」
「なるほど…つまり、教師による暴行などが起きていないという保護者へのアピールによって、保護者の賛同を得ることができれば、各教室に監視カメラを設置することもできるということだな!!」
「はい。それに加えて、生徒たちによるトラブルの解決にもなるかと思います。例えば、生徒間で財布が無くなったという問題が発生したとしましょう。教室には監視カメラが設置してあり、生徒たちの意見が正しいか決定的な証拠を出すことが出来ます。」
「そういう点でのメリットを提示すれば保護者からの印象も良くなるだろう…それに、デメリットとして生徒たちに圧迫感を与えてしまうというところがあるが、それも説明の仕方によっては問題なくなるじゃないか!!」
「そのとおりです!!校長的にはどう考えますか?」
「これは各教室に設置するのが良いかも知れないな!!設置するのを事前に保護者に説明することで、生徒から親に連絡が行っても問題がなくなるだろう。それに、監視カメラの設置目的をしっかりといえばそこまで強く言ってくる親も居ないだろうしな!!」
「それでは、保護者会を開催したほうがよろしいですか?もし開催するとなればいつ頃に開催するのかを決めてしまいましょう!!」
「こういう物はなるべく早めに開いたほうが良いだろうな…そろそろ受験に向けて本格的に話し合っていく必要もある頃だろうし、問題はないだろう!!来週の日曜日または月曜日に開催しよう!!」
「生徒も学校に来させますか?来させたほうが私的には良いと思うんですけど…」
「そうだな…君の意見ももっともだ。だが、交通代などが掛かる生徒だって居るはずだ。だから任意にしたほうが良いだろう…」
「分かりました!!それでは各家庭の方に後ほど送信しておきますね?」
「後は、もしどちらの日程でも参加できないと答える人が多数いれば、日時の変更も行う可能性があるとだけ表記しておいてくれ。」
「分かりました!!」
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!
現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516
殺人鬼に恋した女子高生
https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!
それでは深夜にお待ちしております!!ぜひ来てください!!
いつも見てくださりありがとうございます!!他の作品にも是非足を運んでみてくださいね!!
皆様の意見を書いていただくアンケートのような物を今後実施していきたいと思います!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます