第24話 計画通り…⑦
「え〜っと、霧雨ちゃんのことであってるんだよね?」
「はい…先輩が付き合っていた人が霧雨に惚れたとか何とかを聞いたんですけど…実際ってどんな感じなのか教えてもらえませんか?」
「確か君は霧雨ちゃんと付き合っているんだよね?」
「そうですが…何か問題でもありますか?」
「あの子と付き合うことを否定するわけじゃないけど…気をつけたほうが良いよ?私も一度話したことがあるんだけど、もう二度と関わりたくない位だったよ…」
「どういう事を話したのか詳しく教えてください!!これは今後の彼女との関わりを考える大事なことなんです!!」
「わかったよ…その代わり、私の質問にも答えてくれるよね?」
「良いですよ」
「それじゃあ話すね?さっき君が言った通り、私が付き合っていた人は霧雨ちゃんの事を好きになったって言って、私に別れようって言ってきたんだ〜」
「…」
「それで私と別れて霧雨ちゃんに沢山アプローチしたらしいんだけど、君と付き合い始めてしまったらしくてそれも徒労に終わったらしいよ。」
「なるほど…つまり先輩も被害者だってことですね?」
「う〜ん…被害者なのかはわからないかな…」
「あはは…そうですよね」
「私も話したんだし、次は君の話を聞かせてくれない?私は君の話にも興味があるんだよね〜」
「そうですね。先輩の話だけを聞くのはあれですし、俺の話もしたほうが良いんでしょうか?」
「そうだね〜どんな話をしてくれるの?」
「う〜ん…なにか話をしてほしい物ってありますか?正直話す事ってあまりわからないんですけど…」
「そうだな〜君と霧雨ちゃんはどうやって知り合ったの?」
「そうですね…知り合ったと言うよりも一方的に付き合えと言われたんですよ」
「そうなの!?霧雨ちゃんが君に付き合えって言ったの!?」
「そうなんですよ〜本当にびっくりしたんですよ」
「正直以外だわ…霧雨ちゃんが君に付き合えって言ったのに今凄いびっくりしてるよ…」
「先輩少し落ち着いてください。」
「ごめんね〜」
「…俺、正直先輩の事を内心酷いやつだと思ってました…すみません」
「謝らなくていいよ…私だって実際、イジメに発展させちゃってるんだから…」
「そこが問題なんですけど、どうしてイジメをしてしまっているんですか?」
「うん…一年生の間ではこのイジメがどういう風に広まっているか教えてくれない?」
「一年生の間では、先輩がイジメを指示したということになっていますが…先輩が指示されたんですか?正直話していてそんな気がしないんですけど…」
「そこについては誤解があるかな…私がイジメを指示したってのは嘘だよ。私はイジメをしろなんて指示したことはないよ…そこは信じてほしいかな…」
「分かりました…でもその場合、一体誰がその噂を広めたんでしょうか…」
「もしかすると私が一時、後輩とかに話しちゃった事があってね…それで勝手に行動しているのかも知れないな…」
「そうだったんですか?ちなみに先輩は何処の部活に入っているんでしたっけ?」
「私はバレーボール部に入っているよ?入ってきた一年生が多いことで最近は有名かも?」
「一年生が入っている事で確かに有名ではありますけど…」
「多分部活でポロって言っちゃったかも知れないんだよね…さっきも言ったんだけど、それで勝手に行動しているのかも…」
「分かりました…ちょっと確認してみます。」
「イジメている人達が分かったら私にも教えてくれない?私もその子達のことを知りたい」
先輩とは昼休みをめいいっぱい使って話し合った…
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