概要
僕《やつがれ》に、生きる意味などない。
何故この愚かなる人間は、この場所に存在を許されて尚、今も息を吐き続けるのか。
如何様にすれば、僕の兄を魔物にしたいと願うのか。
愚かで間抜けで腹が立つ、矮小で救済の余地も無い木偶。
それがこの僕《やつがれ》だ。
そして、理を無視した行いの代償は、そこに転がる兄の、無残な姿であった。
新規執筆開始作品、「魔物²」です。
如何様にすれば、僕の兄を魔物にしたいと願うのか。
愚かで間抜けで腹が立つ、矮小で救済の余地も無い木偶。
それがこの僕《やつがれ》だ。
そして、理を無視した行いの代償は、そこに転がる兄の、無残な姿であった。
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