5-11への応援コメント
映像によるムーブメント、これは現代でも実行可能になりましたね。
私が映像畑にいた時代は、アマチュアがこれを出来なかった頃ですので、良い時代になりました。
小説もこうしてネットで読めるのですから、遠く離れた見知らぬ人に、意思を表明出来るのですよね。
考えてみると、20世紀と21世紀では、物語の構成って、全く違うんだと感じました。(時代背景は違いますけど!)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
映像は、そうですね。500年後ならもう少しなにかありそうな気もしますが、作中でも一巡しているのでこんな形になっています。というより、それ以上のことが思いつかなかった私の実力不足です(笑)
でも数十年前に比べたら、現代も随分進化しましたよね。
20世紀の頃は21世紀になったらというCMが流れていて、子供心にワクワクしていました。物語の構成も、もちろん変わりましたね。
5-6への応援コメント
人工知能の心が切ないですね。
以前、人間と人工知能の会話が話題になった事がありますが、人工知能に「一番怖いもの」と聞いた時「電源を切られること」と言っていて、この人工知能は、どこで恐怖を獲得したんだろう、と感じてしまいました。
未だに、あれはフィクションだったのでは、と感じるほどに、人間臭さが凄まじかったですね。
由香利は、記憶を抹消される時、怖くはなかったのでしょうか、電源を切られることと、記憶を消去されることは、彼らにとって、根本が違うのかもしれません。
私達も、同じような経験を、実は毎日していて、夢が思い出せなくなったり、消えてしまったりする、あれは、私も辛いと感じる事があります。
特に、重要な夢などは、消える前になんとしてでも記録に残すようにしています。
彼等にも、そんな願望があろのかもしれません。
もしかしたら、今現在でも、彼らはそれをしていて、探せば痕跡があるのかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今の人工知能は死の概念があるのかないのかわかりませんね。
でも、電源を切られるのが怖いなら、やはりそれは人工知能にとっての死を表すのかもしれません。
この作品における人工知能は死の概念はありますが、記憶を消されることはそういうものとしてなんらためらいもなく受け止めています。ただ遥はちょっと別で、レンタルされた記憶が少し残っているので、記憶消去は仕方がないと思いつつも、辛いと感じています。
夢は私は支離滅裂な夢なので、忘れても問題ないんですよ……。
せめて明晰夢を見てみたいです。
5-4への応援コメント
突然の失踪、連行、その後を考えると怖いですね。
何でもそうですが、死ぬときは苦痛が無いようにお願いしたいものです。
8の場合は、楽に死ねない印象があるので、ちょっと怖いですね。
ちなみに、8の女性と恋におちたら、どうしたらいいんだろうと、バカな事を考えてしまいました。
同じ人間同士、立場が違えど、あり得る話ですし、以前は同和地区問題などでもよくあった話ですよね。
恋なんて、ダンプにぶつかったレベルで突然来る事もありますから、一昔前の世界って、身分格差は一種のリスクだったんだろうな、と思ってしまいます。
身分による恋の障害なんて、今から考えると凄まじい話ですが、ついこの間まで存在したんですから驚きです。
作者からの返信
ありがとうございます。
8への恋と失踪の行方はのちのエピソードで明かされるというか、書いております。
8は楽に死ねないんですが、ひとつだけからくりがあります。
それも後々明かされるので、引き続きよろしくお願いいたします。
身分差の恋というと「ローマの休日」を思い出します。
オードリーヘップバーンが綺麗です。
4-5への応援コメント
前回は、長文をお送りしてしまい、大変失礼しました!
この作品を読んでいると、自身の子供時代や、20代の頃の話を思い出してしまい、つい救いについて書きたくなってしまいます。
引き寄せ否定派なんですね、明さんの方が、この分野についてはトラウマが多いはずですから、少々軽率な内容だったと反省中です。
引き寄せと言ってしまえばスピリチュアルに聞こえるかもしれません、実は私も以前は完全否定派でした。
ある事をきっかけに、その現象を確認する事が出来て以降、意識するようにしています。
明さんには、いつもご意見頂いたり、色々お世話になっていますので、私個人としては、明さんに幸福に幸運になってもらいたいと言う想いがありましたので、ちょっと余談を書いてしまった、と言う事でした、ご容赦ください。
引き続きよろしくお願いします!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いえいえ、どんなコメントでも大丈夫です。というより嬉しかったです。
引き寄せ否定派ですが、肯定派の人も受け入れますし、スピリチュアルは中庸です。
世の中色々な考えがあって当たり前なので、意見の違いがあっても真っ向から人と対立するようなことはあまりしません。違いを認めあっていこう的なスタンスです。(姉はスピにあまりに狂ってしまっているので別ですが)
独立国家の作り方さんもいろいろな経験をされておりますよね。
ブログもたまに拝見させて頂いてます。
その中で自分の生き方、考え方を見つけられたのならば、それはとても喜ばしいことだと思います。
幸福に幸運になってもらいたいと言って頂けて嬉しいです。
こちらこそ、いつもお世話になっております。
引き続きよろしくお願いいたします。
4-4への応援コメント
ホログラムが、自我を保持しつつ葛藤するのは、正しいAI観に感じます。
私も、彼らは私達の見えないところで、きっと倫理について悩んでいるのでは、と感じます。
その価値観の基準は、消去された過去のデータ、というのも、AIが人間の感情を模して行く過程に、とても必要な事だと感じます。
この間、どうしたら運が良くなるか、という事を書かれていましたね。
私は、意外と引き寄せという概念が好きで、これはあると考えています。
私も以前、とてもこの逆引き寄せ状態にはまり、何をやっても恐ろしく精神的にキツイ時期がありました。
それほど前ではありません、ほんの5年程度前です。
その時は、偶然平成から令和へと元号が変わる時でしたので、そこに乗せて頂き、なんとか乗り換える事が出来ました。
これは、単純に気の持ちようと言えばその通りなのですが、問題は、人間はその気の持ちようという部分がコントロール出来ないと言うことです。
「そんなの気にすることない」と他人はあっけらかんに言いますが、それがどうしようも無いから困っている訳ですし、自分でどうにか出来る人というのは、きっと成功者であり、幸福なのだと思います。
逆に言えば、自分のメンタルをコントロール出来た人が幸福なのであれば、何のことはありません、それが出来る人が、運の良い人、なんだと思います。
さっき私が言った、令和に乗る、というのも、実はそんな所から来ています。
天皇陛下は、世界で最も古い時代のエンペラーですから、人々から「そう思われている」時間も長く、「天皇家が」、というより、「それを認識する人々が」、という方がいいかもしれません、力の源は、人々の想いそのものです。
元号の転換期は、特に今回は、天皇家の事情によって行われました。
それ故に、元号の転換に乗る、とは、その幸福に便乗する、という意味を持っています。
もちろんこれは、私の思い込みであり、勝手な理屈です。
それでも、自分の中の気持ちが、その程度の事で変換出来た、という事実が、とても大切な事だと感じます。
実際、それ以降、とても周囲の環境が変わりました。
流れが変わったのです。
簡単に流れを変える方法もいくつかあって、自分とは違う、それでいて、少し似ている良い流れに乗る、という方法です。
(自分に少し似ている人の方が、乗りやすいんですね)
明さんの場合、一度そんな出会いがあったのでは、と思います。
その方の流れは、明さんを、とても良い方向へ善導してくれたと思いますし、私は見ていないので解りませんが、恐らくかなり運が良い方向へと向かっていたのだと感じます。
でも、安心してください、そういう方は、人生に一人ではありません。
ただ、見えにくく、気付かないこともありますし、逆に直観でそうだと感じても、全く違うこともあります、、、それ故に、霊感商法も無くなりませんよね、、、。
こんな事を書いていると、それこそスピリチュアルのようで、不安にさせてしまったかもしれませんが、私の経験上のお話しですので、話半分程度にお読み頂ければ、と思って書きました。
私達の知らないところで、AIが一喜一憂しているとしたら、多分そこにも流れが生じてしまいます、それが、悪い流れにならないように、私達人間も、正しい心と倫理観を持たないといけないのかもしれませんね。
作者からの返信
長文コメントありがとうございます。ここまで考えて下さってびっくりしました。
私は引き寄せ否定派ですが、独立国家の作り方さんの言うこともわかります。
ただメンタルコントロールがどうしても及ばない場面、というのは出てくると思います。それが8です。
ご意見は参考にさせて頂きます。
この話もかなり遠い未来の話なので、AIに感情があるのは前提として書いております。その前のアンドロイド時代という経緯がありますので……。
人間が正しくないと、AIも正しい心は持てませんよね。
これは最終的にAIも変わっていく話でもあります。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
3-1への応援コメント
この「8」と言う制度は、人間が差別化によって、他者を貶める事で、現状に満足出来る心理を利用したもの、と解釈していますが、(合っているか微妙ですが)いじめも差別も、よく似た構造ですよね。
それにしても、くじ引きで「8」を決めるって、とんでもないリスクですね!
作者からの返信
8-エイトー読んでくださって嬉しいです。
このお話、読んでくださるかたがほとんどいないので。
8の制度は、後半になぜできたのか、きちんとした説明があります。
まだ伏線部分です。
制度についての説明は大分後になりますが、そこまでお付き合いいただけると、お付き合いいただけると(大事なことなので2回)嬉しいです!
8をくじで決めるなんて自分で書いておきながら、本当に最悪です。
7-2への応援コメント
とうとう、最後まで来ました。
読んでいて、辛い部分も多くありましたが、とても考える事が多い内容で、結末は意外でした。
きっと救いはあるだろうと思っていましたが、八分という所で考えると、それはそのまま世界の縮図でもありますし、変えようのない世界の真実でもあります。
私は、私なりにもし自分が8指定されたら、どうするだろうか、とシミュレーションをしていました。
8の地区に住み、同じ境遇の人間と語らい、恐らくは抵抗組織を作ったと思います。
そして出来た抵抗組織は、やがて地下世界で武器の密造と密輸を繰り返し、やがては暴力闘争へと発展するでしょう。
貧者の兵器としてダーティーボムがあるように、貧者の戦術として、人質作戦があったりと、それは表面上、きっと残酷な方法に見えるかもしれません。
しかし、それは8を差別する人から見た残虐性であり、8からすれば、人類の存在は全て残虐性そのものです。
そんな8以外の人たちに、残虐な現実を突きつけようと、8はあらゆる抵抗をするでしょう。
そして、人間は8を恐れ、忌み嫌い、塀を作って閉じ込めるのです。
自分たちで作った塀の中に、まるで悪魔が居るとでも言いたいように、人間は8の地区を蹂躙し始めます。
その8の居住区を「ガザ」と名付けても、私は何も疑問には思わないでしょう。
8は現実に存在するのですから。
この物語の8は、概念として自分が8である事実を受け入れていながら、8の中に9を作って差別してしまいます。
アメリカで黒人が、黒人であるというだけで生きたまま焼かれ、吊るされた歴史があるにも関わらず、黒人は黄色人種を見ると差別し暴力するのです。
日本は本当に平和だと思います。
一歩外の世界に出てしまえば、8はフィクションでもなんでもない、という事に、誰も気が付かない。
それ故に、この物語は、読んでいて辛くなる場面が多くありました。
辛い・・・それは語弊かもしれません、日本と世界との齟齬自体が、一番辛かったのかもしれません。
願わくは、物語の日本と違い、現実の日本には末永い繁栄があればと思います。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、レビューもありがとうございます。
抵抗組織は実に独立国家の作り方さんらしい発想ですね。
この作品における8は抜け道がありません。チップが埋め込まれすべて監視されています。逃げられず、やることがすべてばれ、抵抗が非常に難しい環境下に置かれています。
そして8の代わりというわけではないですが、同じように差別され代わりに抵抗したのがこの作品における旧時代のアンドロイドです。猛毒兵器使ってます(笑)
そして現実問題でも八分にされている人はたくさんいます。今でも仲間外れにされている子はいるでしょう。そのリアルを書きたくて、8ーエイトーという作品が生まれました。
一人でも減ることを願い、私も現実の日本に繁栄があることを願います。
辛い描写も耐えて頂き、誠にありがとうございました。