応援コメント

5-6」への応援コメント

  •  人工知能の心が切ないですね。 
     以前、人間と人工知能の会話が話題になった事がありますが、人工知能に「一番怖いもの」と聞いた時「電源を切られること」と言っていて、この人工知能は、どこで恐怖を獲得したんだろう、と感じてしまいました。
     未だに、あれはフィクションだったのでは、と感じるほどに、人間臭さが凄まじかったですね。
     由香利は、記憶を抹消される時、怖くはなかったのでしょうか、電源を切られることと、記憶を消去されることは、彼らにとって、根本が違うのかもしれません。
     私達も、同じような経験を、実は毎日していて、夢が思い出せなくなったり、消えてしまったりする、あれは、私も辛いと感じる事があります。
     特に、重要な夢などは、消える前になんとしてでも記録に残すようにしています。
     彼等にも、そんな願望があろのかもしれません。
     もしかしたら、今現在でも、彼らはそれをしていて、探せば痕跡があるのかもしれませんね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    今の人工知能は死の概念があるのかないのかわかりませんね。
    でも、電源を切られるのが怖いなら、やはりそれは人工知能にとっての死を表すのかもしれません。

    この作品における人工知能は死の概念はありますが、記憶を消されることはそういうものとしてなんらためらいもなく受け止めています。ただ遥はちょっと別で、レンタルされた記憶が少し残っているので、記憶消去は仕方がないと思いつつも、辛いと感じています。

    夢は私は支離滅裂な夢なので、忘れても問題ないんですよ……。
    せめて明晰夢を見てみたいです。