かりものさん、徘徊中
芥れい
第1話 加入動機
「月が綺麗ですね」
大抵恋愛チックな場面には、そんな言葉がついてくる。そして今夜は満月。きっと今頃どこかで、顔も名前も知らない二人が特別な一夜を過ごしているのだろう。
だが、そんな展開は自分にはこない。その日が特別な日でも、その時目の前にいるのが特別な人でも。
俺は月が嫌いだ。
月は綺麗だ。幼い頃に庭から見た時の感覚は、今でも覚えている。大きな満月に、その神秘さに、心が揺さぶられたようだった。そこから天体に興味を持った。理科の授業で天体について学ぶ時も、生徒の誰よりも楽しんでいたのではないかとおもうほどだ。
では何故あんなに好きだった天体を__月を拒否するようになったのか。
……今はまだ、思い出したくない。
思考を止めると、窓からまばゆい光が放たれているのが視界に入った。月の光、ではない。第一、月がそんなに光ることはない。
熱くなった目を擦りながら、カーテンをゆっくり開けてみる。思った通りの光景だった。大きくて豪華に着飾った街路樹、それに負けるかと言わんばかりにライトアップする近所の家。さらに下に目を向けると、男女が笑いながら手を繋いで歩いているのが見えた。
人間は常に”幸せ”を求めている。赤の他人だろうが自分と比べ、自分が”不幸せ”だと思ったらすぐに嫉妬を抱く。
分かるか、リア充ども。これが噂の『リア充爆発しろ』なんだよ。
逃げるようにカーテンを閉めた。ベッドに飛び込み、その衝撃にスマホが小さく跳ねた。薄暗かった部屋にスマホの光が伸びる。俺はボンヤリとしながら画面を見た。
通知が大量に来ている。
思わず見を起こして、改めてそれを見た。メールが三十件、電話が六件……。全て同じ相手からだ。つい十分前にはこんなことになっていなかったのに。
スマホが震えだす。相手はもちろん、さっきから嫌がらせのように連絡をしている人だった。
「……はい」
大人しく通話ボタンを押す。「なによ、そのめんどくさそうな声は」と聞き慣れた声が返ってきた。
「お前こそ通知荒らしやがって。なんだよ」
「あ、お姉ちゃんにそんな口きいても良いのかなー?」
「はぁ?」
電話の相手__姉の
「……しずに代わるよ」
「げっ」
スマホ越しから嬉々とした妹の声が聞こえてくるようだった。妹の
「よ、要件は聞く……から、しずは……今度にしてくれ」
美空は仕方ないな、と呟くと受話器を遠ざける。「しず、また今度だってさ」と微かに聞こえた。そっと胸を撫で下ろす。
「っていうか、メール見てないの?いつ帰るかお母さんが知りたいんだってさ」
俺が見た通知は、美空からスタンプが送られたというものだけだった。ホームを開いて通知を見てみると、最初の一件は例のメッセージなものの、その後は全て珍妙な絵のスタンプで埋められている。
「いつ帰る、って……。俺は正月には帰ると思うって、しずから母さんに伝えたはずだけど」
数日前、電話で同じことを聞かれた記憶がある。「おかーさーん?いづる、正月に帰るって言ったよーだってー」と美空が叫んだ。
「『そうだっけー?』だってさ」
「……」
きっともう歳なのだろう。反論するのはよそう。
「んじゃ、正月ね。みんな楽しみにしてるから」
「はいはい。それじゃ」
「ん。メリークリスマス」
「……メリークリスマス」
ツーツーという音を止める。部屋に静寂が訪れた。
単身赴任をしていた父のもとに転がり込み、はや一年と九ヶ月。父は仕事が忙しいらしく、この1LDKはもはや俺のものと化している。大学生になったら一人暮らしを、と意気込んでいた割には、早くその時を迎えられた気分だ。
もう一度スマホを手に取る。液晶が光って、日付が変わった。十二月二十五日。クリスマスだ。
多くの人は友人と過ごすため、大切な人と過ごすため、この日を楽しみにしているだろう。だが俺はこんな日でも部活があるし、一緒に過ごす人もいない。
……決して寂しいわけではないが。
ベッドから立ち上がり、部屋の隅にあるスイッチを押す。天井の薄い光が完全に無くなり、窓の外の世界が一層輝かしくなる。もう少し分厚いカーテンを買うべきか。この際仕方がない。
重い羽布団を掛け、静かに目を閉じた。
「__きみはだれ?」
声がして重いまぶたを開けた。ボンヤリと、その声が反響している。
夢というのは不思議なものだと常々思う。
最近この夢をよく見る気がする。空っぽの自分がいて、”声”がゆっくりと身体に浸透していく。
「__きみが✕✕✕てく✕る?」
ノイズが侵食する。世界が揺れていく。紅が広がる。
「__ぼ✕は……」
足元まで紅は伸びて、そして、
朝が来る。
「よっす、もちもち。元気にしてたかぁ?」
車が通り過ぎる音と共に、のろのろとした声が聞こえてきた。肩を掴まれる感触に俺は顔を向ける。
「よっす。って、昨日も会っただろ?」
「だって昨日はクリスマスイヴだぜ?もちもちの大嫌いな、リア充がうきうきするクリスマスイヴ!」
「お前までうきうきしだすなよ……」
凛空がマフラーを揺らしながら楽しそうに話す。何をそんなに面白がるのか。俺は肩に置かれたままの手を払い除けた。
「昨日も会ったら死にそうな顔してたし、この晩こいつ死ぬんじゃないか……?と俺は思ったね。無事ならよかったよかった」
「い……っ!」
大きな硬い手で背中を叩かれる。衝撃で内臓が前に飛び出しそうになった。
「前から気になってたけどよ、なんでそんなにリア充が嫌いなんだ?彼女ができないからとか?」
「ほっとけ馬鹿野郎!」
確かに彼女なんてものはできたことがないが、それが理由では決してない。それに厳密に言えば俺が嫌いなのは『マナーを守れないリア充』だ。密かに『片思い製造機』と呼ばれている凛空には分かるまい。
「……って、凛空お前、サッカー部は十一時からって昨日言ってなかったか?今十二時半だぞ?」
ふと思い出し、俺はスマホを取り出す。十二時三十三分。俺はまだ時間に余裕があるが、凛空は完全に遅刻だ。
「ん?あー、だいじょぶだいじょぶ。ちょっと調子悪いんで遅刻しますーって連絡したから」
「はぁ?それで大丈夫なのかよ」
「そんなに怒られなかったし」
「怒られはしたんじゃねぇか」
凛空はへらへらと笑った。
「まぁ一応急ぐわ。じゃな、もちもち」
肩を叩き、大きなリュックを上下させながら立ち去った。
車がまた通り過ぎる。それを追いかけるように北風が吹く。俺はマフラーを首元まで上げた。
靴と床が擦り合う音が響く。数名の部員が、ドリブルをする部員を取り囲んで睨み合いをしている。突如ボールを低く跳ねさせながらオフェンスが走り出し、頑丈なディフェンスを避けていく。そのままの勢いでボールを片手で上げる。レイアップシュートだ。ボールは音も立てずに網の中をすり抜けた。
俺は辺りを見渡し、ホワイトボードの前のかたまりに近寄る。後輩の
「茂地谷先輩!こんちゃっす」
「おう、洸平」
「集合ってなんスかね」
洸平はざわついた部員たちを見ながら、ユニフォームの裾をバスケットパンツに入れる。
部長が全体に流した連絡を思い出す。ミーティングをすることになったので体操をしたら待つように、とのことだった。いつもならミーティングは大会後にすることが多いが、前回の大会は一ヶ月も前だ。そしてバスケ部は数日後にまた大会を控えている。そのことで連絡があるのだろうか。
「__全員揃ってる?」
体育館の入り口から部長の
「
誰かがぶっきらぼうに言った。
「あいつは……いつものことだからなぁ。後で連絡しといて」
西山が頭を掻く。一年の松下は滅多に部活に来ないものの、それを注意するのも面倒らしい。
「とりあえずここにいる部員にだけでも話しましょうか」
樋口先生はさらに固くなった表情をした。つられるように俺も眉をひそめる。周りの部員は未だにざわざわと話し込んでいた。
「静かに!」
喝の入った先生の声が体育館に響く。一人、また一人と口を閉じ、それに気づいた部員が先生に注目する連鎖が起きる。やがて全員と目が合うことを確認すると、先生は口を開いた。
「顧問である
寅嶋先生が__離任?
部員も大きく騒ぎ始める。大会まで日も無い中、突然指導者がいなくなったことに皆驚きを隠せない。昨日の部活でも体調不良の影は一切見えなかったし、特に変わった様子も無かったのに。一体何があったのだろう。
「このことはバスケ部以外の生徒には伝えないようにお願いします。くれぐれも、SNS等で拡散しないように!」
以上、解散!と言い放ち、樋口先生は裾に居た西山に何かを伝え始めた。聞き耳を立てようとするも周りの部員の話し声でかき消される。
「……先生、なんかあったんですかね」
洸平が心配そうに言う。俺はどうにも噛み切れない思いのまま、部員の様子を窺った。困惑は見えるも、気にしていなさそうな顔もあった。
そうだ、別に先生が死んだわけでもない。きっとまたいつか、怒鳴りながら体育館に顔を出すだろう。
「大丈夫だって、多分。それより俺らは大会があるんだから練習しないと」
洸平はまだ心配そうに、体育館の入り口を見つめている。俺は黙ってその背中を叩くと走り出した。靴の音が少し小さくなった。
日常は、非日常に。けれど俺の侵食された日常は、たった少しのようだった。
いつものバイト帰りで揺れる電車に身を任せながら、そんなことを思う。イヤホンから流れる曲がまるで背景音楽のように、一方から入ってきてはもう一方に通り抜けていく。硬いリュックを抱きしめ、目をつむり、……ここだというところで意識を外に移す。案の定、最寄り駅に着く頃だ。
無気力に電車を降りる。まだ十九時だというのに日は沈みきって、しかし星は雲に隠されている。学校が早く終わっても、バイトがある日はこうやって夜の街並みを見なくてはならない。田舎出身の俺は、そのビルの輝きから目を背けつつ足を速めるのだった。
小さく何かの音が響いた。空き缶が蹴られる音のような、傘がガードレールにぶつかる音のような。固い音だった。
騒がしい都会では、こんな音はたった少しの環境音に過ぎない。だがわけも分からず、その音にひかれるように視線を向けた。
真っ暗な路地裏。人の気配など全く無い。さっきの音も、風に吹かれて何かがぶつかっただけなのかもしれない。そう思うところだったが、駅を出てから風に吹かれたことは一度もなかった。
俺はゆっくりと辺りを見回しながら、路地裏に踏み込んだ。足音も立てないようにして、耳を澄ませる。何も聞こえない。街の雑音も、まるで全ての存在が消え失せたようだ。
俺はその不気味な空気に足がすくんだように、少しも動けなくなった。自分の心臓の音だけが小さく聞こえ……。
__やがて、それに聞き覚えのない音が加わっていることに気づいた。
なんだろう、この音……。何かを引きずるような音、か?重いものを引きずるようにも聞こえるが、それにしては変なモノを感じる。息を吸うことも恐ろしくなって、だんだんと恐怖に近い何かが俺の中に混ざり込むような気がした。
……体調不良かもしれない。早急にここを立ち去って、家でゆっくり休もう。
__ガッ。
「……ぇ?」
振り返ってビルの光が落ちる道を見た瞬間、俺の視界はまた暗闇に戻った。何かに掴まれた感触と共に。
何が起こったのか分からない。目の前には大きく視界を遮るように建ちそびえるビルの側面、そして少しの曇り空。後頭部と背中が鋭い悲鳴をあげている。
「……ゥ、ア……ァ……」
息が止まった。
近くで何かが蠢いている。辛うじて聞き取れる程の、奇妙な声だった。俺は飛び起きるように身を起こし、音のなる方を見る。
そこにあったのは、黒い物体だった。
否、物体は動かない。目の前のモノは明らかに動いていた。建物二階分はあるような図体に、大きな穴が開いている。まるで口のように。
「……ァ、ァアア……!」
吠えるような鳴き声に、俺はようやく身体が動くようになった。すぐさま傍に落ちたリュックを掴む。逃げないと。だんだんと”奴”が近づいて来る。
「……痛っ……?!」
そこで俺は初めて気づいた。左足を動かせない。動かそうとした瞬間に激痛が走る。
「……この、来るな!バケモノ!!」
どうにもならなくなった俺ができるのは、大声で叫ぶことだった。誰かが来てくれるかもしれない。そんな願望を抱いてしまった。
しかしここは夜の街。柄の悪い人間が騒ぎ歩くことが日常のここでは、こんなちっぽけな音など誰の耳にも入らない。
「ゥァアアア”!!」
”奴”が咆哮した。瞬間、俺の喉が圧迫された。息ができない。足が地面から離れる。
目の前のバケモノに、喉を掴まれている。
俺は抵抗しようと、その異常な程長い腕に爪を立てた。立てたつもりだった。狭い視界に映るバケモノの様子は未だ変わらず、俺を睨みつけているように見える。
どうしようもない絶望。経験したことのない恐怖。それでも抗おうとして、かけていた眼鏡が衝撃で落ちる。カシャンと情けない音を立てた。
「ア……ァア……?」
バケモノの鳴き声が止む。真っ白になっていく世界、しかし突如として全身に痛みが走り、俺の視界に本来の闇がじわりと戻ってきた。必死に呼吸をし、咳込みを繰り返す。違和感は残りながらも、あの黒い手は俺の喉元から離れていた。
「アアア……ゥゥウア……」
俺は身じろぎながら”奴”を見た。さっきと何か様子が違う。俺に向けられた視線に敵意を感じない。だがその全身から溢れ出るオーラは、俺を押しつぶすような重みが変わらずある。
まだ助かったわけじゃない。とにかく逃げないと。そう思って這いずりながら、影のさす大通りを目指す。
影をさす大通り。ぼやけた視界に、人影が見える。
「ウウウウアアァ……」
背後からまた鳴き声が聞こえた。目をやると、”奴”は大きなどす黒い穴を開けていた。その縁をなぞるように牙のようなものが生えている。バケモノの口。俺は、きっと食べられる。
呼吸が荒くなっていく。
視界が、世界が混ざっていく。
俺は地を這ったまま、意識を手放した。
__ぐちゃ。
「あのぉ、大丈夫ですか?」
人の声がした。俺はゆっくりとまぶたを開け、声のした方を見る。少し離れたところにスーツを着た男が立っていて、心配そうに俺を見ていた。
「良かった。……立てますか?」
男は駆け寄って、俺に手を差し伸べた。俺は痛む身体をゆっくり起こす。
「痛っ」
片足に強い痛みが走った。そういえば、さっき足を怪我していたんだった。裾をめくると、分かりやすく一部が腫れている。
「あ、足くじいちゃってますね、これ」
男が言う。すみません、と一言告げると、俺の手を取りながら強引に立たせた。不思議なことに、力強く引っ張られたのに痛みは感じない。いや、今さっき受けた『暴力』の方が大きすぎた。
「すみません、ありがとうございます」
俺は見知らぬ男に身体を支えられながら、路地裏の出口を目指した。
「いえ。偶然通りかかっただけですから。家はどちらの方ですか?」
「え、いや、少し行った所なんで大丈夫です」
「片足じゃ辛いでしょう。玄関まで送ったら、すぐ帰りますから」
『知らない人から話しかけられたら答えるな』という決まり文句は誰もが知っている。さらに言ってしまえば、初対面なのに家に入ろうとする人間は気がしれない。どんな理由があろうとも。
だが、残念なことに俺は今、この人に頼らないと家に帰れない。
「では約束ですから、ここで失礼しますね」
男は丁寧に玄関まで送ると、優しく支えながら俺を座らせた。
「あの……。本当に、ありがとうございます」
「いえ。お大事になさってください」
そういうと、男は微笑んで扉を開けた。小さな隙間から冬の風が入り込む。
男は数秒そのまま静止すると、静かに扉を閉めて鍵をかけた。
「……え、あ、どうかしましたか?」
男は答えない。嫌な予感がする。
「……いやぁ。それにしても!」
男が突然声を大きくして振り向いた。俺は壁に身を寄せて、肩を震わせる。何故この男は目を輝かせてるんだろう。
「驚きましたよ!まさか、あのかりものさんを倒すなんて!」
……?
「か、かりものさん……?」
「ほら、さっきの黒い奴ですよ。我々はあれのことを”かりものさん”と呼んでいまして」
「いやその、そうじゃなくてですね」
一体、この男は何なんだ?”かりものさん”という聞いたことのない単語に、”我々”……。
もしかして、本当に関わってはいけない人だったのか?
「あ、失礼しました。まず自己紹介をしましょうか。
『特別警戒捜査班 第四係』の
男__鳴海さんはそう言って、腰を抜かしている俺と視線を合わせながらお辞儀をした。
「とくべつ……。あ、警察の人、とか……?」
「いえ、少し違いますね。簡単に言うと、化け物退治のために秘密裏に作られた組織でして。あ、これ名刺です」
俺は冷や汗をかきながら名刺を受け取った。テレビで見るような、なんの変哲もない紙切れだ。
「それで……茂地谷さんにお願いがあります。私たちに、協力してくれませんか?」
鳴海さんが頭を下げる。
ついさっき助けてもらったばかりの人に、仕事の協力を頼まれている。今自分が置かれている状況を、俺は一つも理解できていなかった。
「あなたには才能があります。あの化け物を、たった一人で倒すことができる!」
「いや、俺倒した記憶無くて」
「お願いします。今現在、ああいう化け物に人間が襲われる事件が多発しているんです。茂地谷さんがいればきっと」
「あの!」
俺は叫んだ。鳴海さんはまた静止して、じっと俺を見ていた。
「すみません。……お引き取りください」
少しの沈黙の時間を挟んで、鳴海さんは立ち上がった。
「急ぎすぎましたね、すみません。今日のところは失礼します」
鍵が外れ、扉が静かに開かれる。冷気が入り込み、気がつくと鳴海さんが扉の隙間から顔を出していた。
「また、学校で」
微笑んで小さく一礼し、音を立てずに扉が閉まる。
俺はしばらくの間呆然としていた。日常が、非日常に変わっていく。
「……そういえば、”学校で”ってどういうことだ?」
小さな違和感。考えようとするも、今まで忘れていた足の痛みがここぞとばかりに攻めてくる。まずは湿布を貼らないといけない。
俺は痛みに耐えながら立ち上がり、扉の鍵を閉めると部屋の奥へと向かった。
かりものさん、徘徊中 芥れい @Akuta_Lei
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