暗く冴えない喪女の農業職員が、知識と経験を活かし異世界で大活躍!?

【あらすじ(小説概要より抜粋)】
 加藤香利は、某地方国立大学農学部卒業の県職員である。大学では果樹園芸を専攻し、現在では農業改良普及員として農作物普及活動に従事していた。
 彼女の学生時代は、暗く冴えない。年齢=彼氏いない歴である。極端なド近眼で分厚い眼鏡を掛けているせいで、無表情な仮面のような印象を与える。現代社会の喪女は、異世界で「嫁入りからのセカンドライフ」を満喫できるのであろうか?


【感想】
深い農業の知識とそれに関する多方面の知識。それらが物語に絡んで独特のスパイスとなっています。端的に言うと、とても面白いです。生物学的なファクターもあるのでSF系が好きな方にもおススメです。現代社会の問題や農業の裏話なんかもふんだんに盛り込まれているので、現代ドラマのジャンルが好きな方にもおススメです。
 文章も流麗でストレスが無くサラサラと読み進められます現実世界では無理な問題も。ファンタジー特有のあれやこれやで解決する所も肝です。

 まだ途中なので、まだまだ続きが楽しみです。

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