雨の日だけバス停に現れる、不思議な女子高生。そして私こと瑞希は、『見える』人だった。
話をすると、その女子高生は雨宮水面という名前で、自分と同じ高校に通っているという。だが、制服は自分が着ているものとは違う。
もしかしたら、彼女は人間では無いのかもしれない…
そんな中、瑞希は雨宮に、「絵しりとりをしよう」と声をかける。
奇妙な交流が続く中、違和感はだんだんと明るみになっていく。
それと同時に、雨宮の気持ちに触れていく瑞希。
ある日、雨宮は「今日でお別れだと思います」と告げ…
最後の最後でどんでん返し。
きっと、あなたも息をのみ、その終わりに悲しみと寂しさを覚えるでしょう。