放課後
榎
第1話
私、田中雪菜の学校には、精霊が出ると言う噂があります。
精霊は放課後に現れ、特に何もせずに、日の出と共に姿を消す。
私はこの噂の真偽を確める為に、放課後の学校に残りました。
「良し!先生に見つからずに5時まで残れた!」
時間は午後5時。
先生は皆帰っていて、学校には私だけ。
絶好の探検日和(?)。
*
「うーん、精霊いないな」
だけど、精霊は見つからずない。
「やっぱり噂なのかな?」
噂だと割りきり帰ろうとした時…。
「あれは?」
廊下の少し先に、光る物を見つけた。
「行ってみよう」
私は急ぎ足で、その光に向かう。
「うわー綺麗」
そこには、宙を飛ぶ光り…いや精霊がいた。
精霊は点々と白く光り、見えるだけで100匹以上は居る。
「あれ?何処に行くの?」
精霊は私から離れて行ってしまった。
「わぁ~」
着いて行った先には、一面光の部屋…。
いや一面精霊の居る部屋でした。
「凄ーく綺麗!」
私は、その光景に目を奪われて居ると、精霊達が私を囲みました。
「…何だか、眠く…」
*
「あれ?」
きずくと自分の教室の椅子に座っていました。
「夢だったのかな?」
放課後 榎 @aiharenn
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