恋のキューピッドは時に思いがけないところから現れる
武 頼庵(藤谷 K介)
恋のキューピッドは時に思いがけないところから現れる
子供の時に食べたご飯。
それはお母さんが作ってくれたモノであり、時にはお父さんが作ったものだったり、姉や兄が作ってくれたモノだったりと家庭環境次第色々あると思うけど、その中でも忘れられないものが『おふくろの味』といわれたり、『〇〇家の味』といわれたりしながら、親から子へ、子からまたその子へそしてその先々まで続いていく。
心の中に残っている味。
誰もが持っているんじゃないかな?
しかし今年で社会人になって5年目になる俺、
それには理由がある。
俺の実家は小さいながらも小料理屋を両親が営んでおり、家で食べる朝ごはんや夕ご飯は基本的にはお店で出していたモノや出すものだったから。
家庭の味的なニュアンスで言うところの『おふくろの味』は、そんな食生活の中で育ってきた俺には、これがそうだと言えるものが無かった。
そう思っていた――。
それからもう一つ、大事な事が有る。幼馴染という言葉を聞くと、何人かの顔が浮かぶと思うのだ。誰だって幼い頃は一緒に遊び回っていた人の一人や二人は居るはず……だと問うのだが、実の所俺には
子供の頃は両親の仕事の都合上、お店に居るわけにはいかず、家の奥にジッとしている事が多いのだけど、そんな俺の家には近所の子供たちがいっぱい来ていた。
共働きが多くなって夕方に帰宅しても両親がいない子達を、俺の両親が一時的に預かり、夜ご飯まで一緒に食べさせてからご両親が来て一緒に返すという様な毎日を送っていたから、歳上の子から年下の子まで多くの子供で溢れていた。
そのおかげで俺も両親がいない時間を寂しくならずに済んだのだから、ある意味で感謝しているのだが、時折今の歳になっても実家へと行くと声を掛けられて焦る事が有る。
話を聞くと子供の頃に一緒にご飯を食べたり、遊んだりしていたようなのだが、さすがに毎日多くの子供たちがいたため、記憶も定かではないのだ。
――そういう時は決まってとりあえず話を合わせるけどさ……。
そんな事をふと思い出したのには理由がある。
数時間前――。場所は会社のオフィスでの一幕。
「なぁ哲平……」
「ん?」
時間はとうに就業終了時間を過ぎているが、毎日当たり前に積まれ折り重なる書類の山を掻き分けながら、自分のデスクで残務処理していた俺に、隣の席で同期の
俺の会社は工作機械で使う消耗品などを取り扱っており、加工会社へその消耗品を下ろす事が主な事業内容なのだが、基本的にそういう商品は営業の人達が御用聞きと共に新規でお客様を獲得してくる。
その時に商談に上がった品物を取引数に応じた数を注文したりするが、営業の人数が増えれば増えるだけその注文書も増えていくので、それらを処理するのにも時間がかかる。だから処理能力を上げる為、注文や処理するシステムの開発をしたりするのが俺の業務で、同じ仕事を三歳歳下の女子社員と二人で担っている。
有原は営業部から回って来る注文書などをさばいていく仕事をしているのだが、色々な細かいところまでそれに携わる人たちの意見を聞きながら進めねばならないので、同じフロアで同じ部屋の中、一緒に業務を進めていたりする。
勿論繁忙期になったりすれば、俺と女子社員も書類処理を手伝ったりするので、まったく何も業務内容を知らないわけじゃない。むしろそのおかげで業務が違うのにもかかわらず、俺達と処理班達との仲は良い方だと思う。
「これ終わったらさ……飲みにいかね?」
「飲みに……か」
俺は有原からの提案を聞いてチラッと壁にかけられた時計へと視線を移した。時間は既に19時を少し回っている。
「何か用事でもあるのか?」
「うぅ~ん……。まぁあるっちゃあるし、ないっちゃない……」
「お!? もしかしてデートか?」
バサバサッ……ドサ!!
有原の問いかけに返事をしようとしたら、俺の向かい側で仕事をしていた女子社員、
「はわわ!!」
「高原さん大丈夫?」
「は、はい!! すみません!!」
「怪我してない? 気を付けてね」
「先輩ありがとうございます!! 大丈夫です!!」
高原さんは慌てながらデスクから姿を消した。しゃがんでファイルを拾ったり、書類を拾ったりし始めたのだろう。
隣で声を掛けたままの有原へ改めて顔を向ける。
「それで……なんだっけ?」
「え? あぁ……デートでもするのかって話」
「あぁ……」
「うぅん!!」
何故か有原の質問に俺が答える前に、高原さんの方から咳払いが聞こえて来た。
「いや、そんな用事は無いぞ」
「そうなのか? それにしては時間を気にしてるようだったけど。今日は金曜日だし、デートの約束でもしてるんじゃないのかと思ったんだけどな」
「ちがうちがう……。有原も知ってるだろう? 俺にはそんな相手は居ないよ」
「ほんとうかぁ?」
「ほんとにほんと!!」
オフィスには既に帰宅している人達もいるので、俺達が話をしていても特に何かを言ってくる人もいない。
更に言うとだが、ちょっと前に俺たちの上司も申し訳なさそうにしながら帰宅していったので、上から怒られる事も無くなった。とはいえ俺たちの上司はあまり怒った所を見たことがない。
上層部の人達からもそれから部下の俺達からも、温厚で出来た人物だと評判の人なのだ。しかしその温厚な人柄のせいで出世が遅れているのだと、上司の上司からため息交じりに話をされた時は、どう返事をしようかと皆で顔を見合わせたほど。
仲が良いのは会社の中でも楽しく仕事をする為には必要な事だと思っている。そして部下の事を
「じゃぁ……なにがあるんだ?」
「うぅ~ん。実はな……」
有原からの質問に答えようとした時、オフィスの仲の視線を集めている事に気が付いた。
――何か注目されてる!?
ちょっと引く俺。
「その……昨日から、唐揚げのタネを漬け込んでてさ……。今日揚げないと味が濃くなりすぎるなぁ……って思って」
「おぉ!! 唐揚げか!? いいな!! 哲平の手作りのやつ旨いからな!!」
「そう言ってくれるのは嬉しいな」
有原が急にテンションを爆上げするのにも理由がある。有原とはこの会社に入社初日の配属の時点からずっと一緒に居る仲で、もちろん研修期間も他の数人の新入社員と一緒に行動していたし、その後正式な部署が決まって散って行った奴らとも仲良くしてはいるが、やっぱりずっと一緒にいる有原とは一番仲が良い。
そうなると結構色々な話をお互いにすることになって、出自や趣味の話から好きな異性のタイプなども、それこそ酒を飲みながら数人で、
その時に酒のつまみになりそうなものを作ったりしたのが、何を隠そうこの俺である。
小さい頃から料理する事には興味があった。両親の仕事をする後姿を間近で見ていたら、それが自然となってしまったというべきか、時間があるときは自分でも簡単なものを作る様になっていた。
さすがに小学生の頃はガス台に身長が届かず使わせてもらうことが出来なかったけど、中学生になったころには普通に自分で肉じゃがなどを作って食べたり、家に集っている同じ世代の子達に提供したりしていた。
その中でも一番人気だったのが両親のお店直伝の唐揚げ。
俺のレシピなどは知っていたけど、同じ味を出す事はなかなかできなかったし、今もなおできていない。
ただそうした日々が続くと、同じ味にはこだわりが無くなっていく。自分だけの味を追求するようになってしまったのだ。
――まぁ完全に料理お宅といってもいいかもな……。
ほとんど趣味らしい趣味の無かった俺だけど、料理だけはずっと続けている。大学生になった時も自炊が出来るから助かったのは言うまでもなく、そのおかげで俺が住んでいたボロアパートには人の出入りが途切れる事が無く、楽しい4年間を過ごすことが出来た。
バイトも料理が出来るって事で直ぐに決まったし、料理のこと以外にお金を使う事がないから結構な額が溜まっていた。
良い事ばかりではなく、当時は何故か女子から敬遠されていたりもした。割合的には好意的な人達と半々くらい。
理由は良く分かっていないけど、おそらくは俺が料理しかできない男と思われていたからだろう。そんな噂話を友達から聞いたことが有る。
「いいな!! 唐揚げ!! 良し決めた!!」
「あん?」
「みんな!! あと30分で仕事終わらすぞ!!」
「「「「おぉー!!」」」」
「は?」
勢いよくデスクから立ちあがった有原が、部屋全体に向かって聞こえるほどの声量で呼びかける。
それに対してその勢いのままの返事がところどころから上がった。
「え? え? なに? どういう事?」
「哲平!! 今日は……」
「う、うん?」
ごくりと喉を鳴らす俺。
「お前の部屋で飲み会だぁ~!!!!」
「え、えぇ~!?」
「頼むぞ哲平うまいもの食わせろ!! 酒は俺達が用意する!! 任せておけ!!」
「いやいやいや!! お前何言って――」
周りの人たちは既に静かにデスクに向かって、勢いよく積まれている書類の片づけに入っていた。
――マジかよ……。
俺は大きなため息をついて、自分のデスクの上のパソコンへと視線を向け、意識を切り替えた。
俺の向かい側から、俺に向けられている視線には気が付かずに。
「「「「「おじゃましまぁ~す」」」」」
「本当に来るのか?」
「「「「「もちろん!!」」」」」」
あれから本当に30分とかからずに皆が仕事をかたずけて、帰り支度を済ませると、待ち合わせをしたわけでもないのに会社の玄関で集合してしまった。
俺のため息はますます大きくなるが、そんな事どこ吹く風という勢いで有原は歩き出し、それに従うように皆が俺の住むアパートへと向かって行く。
「はぁ……」
「どうしたんですか?」
何度目かのため息が出たところで、俺の後ろから声を掛けられる。
「え? あ、いや。俺の意見は誰も聞かないんだと思ったらさ……」
「あぁ……。有原さんですからね」
クスクスと笑う高原さん。会社にいる時は非常に冷静な感じで仕事をしている姿を見ているだけに、少しだけ気が抜けている様子の高原さんを見るのが新鮮だった。
「それはそうと……」
「何ですか?」
とことこと俺の隣に早歩きして来て並び、俺の方へ見上げるようにしながら視線を向ける。
座っている時は気が付かないが、俺は身長が180センチメートルを少し超えているので、正確にいくつかは分からないけど150センチメートルほどと思われる高原さんは、結構上を向く形になってしまう。
「あぁいやその……。高原さんも俺の所に来るなんて珍しいなと思って……。新年会とか忘年会とか、会社のイベントにあまり顔出したこと無かったからさ」
「えぇ……まぁ……。ちょっとああいうのは苦手なんです。人が多いのは何とも思わないんですけど……」
「あぁ、何となくわかるよ。社会人とかになると
「はい……」
ちょっとしょんぼりしてしまった高原さん。
「それに高原さんは可愛いしね」
「かわっ!?」
隣から変な声が聞こえて来たので、ちょっと驚く。それから高原さんは何も言わなくなってしまったので、俺の住むアパートに着くまでの間、気まずい空気が俺たち二人の間に満ちてしまった。
「おう!! 哲平の部屋久しぶりに来たぜ!!」
「まぁ適当に座って待っててくれ……」
アパートへと付いて自分の部屋へと向かい、鍵を開けるとすぐ部屋主ではない有原が我先にと部屋の中へ突入していった。
その様子を見てため息をつきつつ、残ったメンバーを順に部屋の中へと案内する。それぞれが途中のコンビニやスーパーに寄って買い出ししてきたものを抱えているので、いそいそ中へと入るとすぐに、ドサドサ床に買い物してきたものを置いて、その中から飲み物など取り出し、順に手渡していく。
――この辺りはさすがのチームワークってところかな?
変なところに感心しつつ、俺は小さいながらも備え付けられているキッチンへと向かった。
因みに俺の両手にも荷物はある。部屋に来る奴らが何故か材料だけを買ってきて、俺に手渡してきたのだ。
「出来合い物でもいいだろ?」と言ったら、皆から揃って「哲平(牧野さん)の作ったものが食べたい」と返されてしまった。
確かに部屋の中にいる人達は、高原さんを除けば俺の作った料理を食べた事が有る人達ばかりなので、俺が料理できるという事は知っている。
「さて……やるか……」
袋から材料を取り出しつつ、冷蔵庫の中へと入れておいた目当ての物を取り出す。まずは簡単なものを作って奴らが食べている間に、メインの唐揚げに取り掛かろうとしていると、スッと俺の隣に高原さんが近づいて来た。
「あの……」
「どうしたの高原さん」
上着を脱いでシャツの袖をまくりながら、少しこわばった表情の高原さんに声を掛けた。
「て……お手伝いしましゅ!!」
見る見るうちに顔を真っ赤に染め上げていく高原さん。
「そう? じゃぁ頼んでもいいかな?」
「は、はい!!」
俺を見上げてフンス!! というように両手をグーにしながら気合を入れる高原さんは、なんというか控えめに行っても可愛いなと思った。
部屋の中で始まった飲み会も、結構な時間が経って、程よく良いが回った頃。本日のメインが揚げ終わり、みんなの前にドン!! と置いてやった。
それまで手伝ってくれた高原さんも、唐揚げの作り終わりと共に、皆の輪に入ってもらう事にして、俺もどっかりと有原の隣へと腰を下ろす。居場所がなさげだった高原さんも、出来上がりつつあった同僚女性社員の一人の隣に腰を下ろし、丁度俺と隣同士に座る形になった。
「あれ? この味……」
「ん? どうかした?」
揚げたての唐揚げを一口食べて、そのまま齧った唐揚げを箸で持ちながら、何かを考えるようにして動きが止まったのを見て、俺はどうしたのかと不思議に思う。
「もしかして……」
残っていた唐揚げを勢いよく口に放り込み、モグモグと噛み締めるその顔は、目じりが凄く下がり、心なしか頬が桜色に染まっていて、なんだかとても幸せそうな表情をしていた。
――あれ?
そんな彼女の姿を見ていたら、俺の胸の奥で何かがドクンと跳ねたような気がした。
――今の高原さんの顔……。どこかで見たことが有るような……。
高原さんの方をジッと見つめていたら、モグモグし終わった高原さんがぎゅん!! という擬音が付くほどの勢いで俺の方へと顔を向けた。
「せ、先輩!!」
「え? な、なに!?」
ズイッと近づく高原さんにちょっと後ずさる俺。
「この味!! 食べた事が有ります!! 私の……思い出の味なんです!!」
「……え?」
俺の作る唐揚げはお店で食べる味の物と、もう一つ俺だけが作り出したモノと2種類ある。
以前にも有原たちが来た時に振る舞った事が有るのは、俺の両親が営む店直伝の味の物。
そして今目の前にある物は俺が、オリジナルの味付けに拘っていた時に作ったモノで、これを食べた事が有るのは、当時俺と共に一緒にご飯を食べていた子達しかいない。
「この、衣に感じるちょっとピリッとした刺激は七味ですよね?」
「え? あ、うん……」
「そして下味をつける時に使ったほんのり香るこの匂い……。ゆず……」
「……どうして……?」
言い当てられたことに驚く俺。
「やっぱり……。先輩ってあの時の哲兄ぃでしたか……」
「その呼び方……」
「はい!! 私も
ニコッと笑いながら、もう一つ唐揚げを取って俺の方へと見せてくる高原さん。
この唐揚げは、実は一度しか作った事がない。いや改良するために似たような味の物は作った事が有るが、初めてオリジナルの唐揚げとして出したのは高原さんが言っている時だけ。
小学生の頃から気になっている子がいた。
俺の実家のある場所は土地開発が始まったばかりの場所にあった。もともと周りは栄えているという事は無かったが、都市開発が始まり、工場や会社ビルが建ち並ぶようになって、そこには働き場所を求めて色々な人達がやって来る。だからそこにお店がある事は集客に有利だと両親の思いがあって、その思いは確かに間違いじゃなかった。
毎日の様にお客さんはやって来るのだが、それと同じくらい共働きで家に残される子供も多くなった。
そして、その都市開発が落ち着きをみせ始めると起こるのが人口の流動だ。
先週まで仲が良かった子達が、突然居なくなったりするのも、昨日まで一緒にご飯を食べていた子が次の日から来なくなることも、当たり前のように起きていた。
その中の一人に、体が少し小さくて、ちょっと内気な女の子がいた。
お父さんは何処かの国の方だったらしく、片言の日本語を話していたことを覚えている。お母さんはとてもまじめな人で、大きな会社の重役の娘で、小さい頃から色々な国に行っていたらしい。
そんな二人の間に生まれた女の子は、色々な国に小さい頃から行っていたからか、自分から人に声をかけようとすることもなく、いつも一人で何かを読んでいたり一人でご飯を食べたりしていた。
俺が中学生になると、それまでしようが禁止されていたガスコンロなどが解禁され、揚げ物などを作れるようになったのだけど、その第一弾として造ったのが唐揚げで、その唐揚げを食べたのが俺と、その女の子の二人だけ。
俺が中学生になったからというわけではないけど、段々と俺の家に来てご飯を食べる子が少なくなっていき、最終的にはその女の子だけがいつも来るようになったのだ。しかしそれも長くは続かなかった。
都市開発がとうとう終焉を迎えると、その女の子の両親と共に新たな場所へと引っ越しをしていった。
俺と子供達との共同生活も同時に終わりを迎える事となる。
つまりその思い出が有るのはその子しかありえないのだ。
「え? もしかして高原さんって……」
「はい!! ずっとこの味を探してたんです!!」
そう言いながら俺に満面の笑みを見せてくれる。
あの時、気になっていた女の子が今俺の横にいる。
いや、ちょっと前から俺の側には居たのだ。
「この味です!! すんごくおいしいです!! 大好きなんです!!」
「え? だ、大好き……?」
「え? あ、あの……はい……」
それまでテンションが高かった高原さんは、顔を真っ赤に染め上げて下を向いてしまった。
そして俺はハッとして周りを見回す。そこには俺たち二人に向けたニヤニヤする表情の同僚の姿が有った。
「お? ようやくか?」
「やれやれだぜ……」
「良かったわねわかばちゃん!!」
俺達にそう声を掛ける同僚たち。
「え? え? なに? どういう事!?」
「…………」
高原さんは黙ったまま何も言わず俯いている。
「哲平……」
「有原……どういうことだ?」
「鈍すぎるのは罪だぞ」
「え?」
有原たちはそれ以上何も教えてくれなかった。
――どういう事? え? そういう……こと?
高原さんの方へと視線を戻すと、今にも泣き出しそうに瞳をウルウルとうるませ、真っ赤な顔を向けて俺を見上げていた。
突然やってきたそいつが、俺の胸の奥へと何かを打ち込んだ。
その時から激しくなっていく鼓動。同時に恥ずかしくもなっていく。
恋のキューピッドが『唐揚げ』でもいいよね?
それから俺たち二人の『恋』が
※後書き※
お読み頂いた皆様に感謝を!!
久し振りにこのジャンルでの短編です。
ちょっと長くなってしまいましたが、楽しんで頂けたら嬉しいです!!
因みに作者本人も唐揚げは好きです。
作中にもある様に、ちょっと七味を掛けてピリッとしたモノか、レモンではなくゆずを絞ったものをかけて食べるのが好きなんですよね。それをちょっと取り入れてみました。
色々な味付けの唐揚げも魅力の一つで、人気の秘訣なのかもしれないですね。
ではでは。
次回作でお会いしましょう!!
恋のキューピッドは時に思いがけないところから現れる 武 頼庵(藤谷 K介) @bu-laian
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