夏休みに宿題はいらない

青甘(あおあま)

第1話

夏休み、それは学生にだけ与えられた長期休暇のことである




読んで字の如く休むためにあるのだ

それなのに学校は夏休み課題というわけのわからないものを出してくる

本当にいらない

それに課題の量は多い




学校に慈悲の心はないのか

僕は常々思う

宿題なんて出さなくても個人で勉強するべきだと思う


自分の苦手なものをやるためにも宿題なんていらない

せっかくの夏休みなんだから遊んだり新しいことにチャレンジするにもいい機会だと思う



それに友人と遊ぶいい期間だ


課題の量も中学生の頃とは比べ物にならないほど高校生になるとその量は多くなってきた


夏休みは一年に一度しかない

それも毎年違った夏休みである

だからこそその日々を大切に送っていくべきだと思う




夏休みは大切な宝物だ

夏祭りや海など様々な行事がある。

それらを思いっきり楽しむことこそが夏休みの課題だと思う


なので俺はその課題を代わりに達成しました!


僕は自信満々に言う

「おい、そのセリフは赤点を回避してから言え‼︎」

先生に怒られてしまった


そう、夏休み明けの最初の授業で僕は自分の主張を述べた


もちろん、学校の夏休み課題なんて一つもやってない


絶対にやるか

「やらないと留年になるぞ」





・・・・・やっぱ夏休み課題はやらないといけないな

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夏休みに宿題はいらない 青甘(あおあま) @seiama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ