『仮面後宮2修羅の花嫁』を読み始めています。
松田志乃ぶさんの平安ファンタジー小説『仮面後宮2修羅の花嫁』(※1)を読み始めています。
紙媒体では2月19日に、電子版は2月26日発売だったそうで……。
鷲生は2月中、ちょっとメンタルが低調だったので、他人様の書かれた小説を読むのができず、発売のお知らせをX(旧Twitter)で見かけながらそのままでした。
昨夜、おそるおそるkindleで読み始めています。
幸い、文字を追うのも苦にならずに読み進められています。
この作品はシリーズものの2巻目です。
第1巻の『仮面後宮 女東宮の誕生』を読んだ時の感想などこの日記に書いております(※2)
私のメンタルの調子とは別に、シリーズもので前の巻から間が空いてしまうと、キャラとかエピソードを忘れてしまっているという心配もありました。
これについても、別に1巻を読み返さなくても、2巻目を読んでいるうちに「あーこのキャラはこうだった」「あんなエピソードあった」と簡単に思い出すことができました。
それだけキャラやエピソードが印象深かったんですね。さすがプロの作家様です。
集英社のオレンジ文庫は一般文芸よりはライトノベルよりですが(「ライト文芸」ってことになるでしょうか)、このシリーズは漢字率が高く、平安時代っぽさが濃厚で鷲生はその辺も楽しく読んでおります。
前回と同じ感想ですが。
作中で、作者様が作られた和歌が登場します。
しかも掛詞まで使われています。
そうそう、カクヨムでも作者の和歌が軸となる平安ファンタジー小説がありました(※3)。
鷲生は和歌を作ったことがないので、どちらもすごいなあ!と感心しきりです。
平安ファンタジー小説なら和歌、中華ファンタジーなら漢詩など書けると物語の幅が広がっていいのかもしれませんね。
鷲生ももうちょっと高校時代まで古文・漢文頑張っておけばよかったです。
ちなみに漢詩のつくり方については『中国文化事典』(2017 丸善出版)にちょっと紹介されていますよ~(※4)。
和歌についても分かりやすいアンチョコ……もとい……ハウツー……もとい「作り方の手引き」みたいな本があるといいなあと思います。
(そういえば、今日ショッピングモールの書店をのぞいてみたら、源氏物語関連のコーナーがありました。和歌のつくり方はなかったですがw 平安ファンタジー小説を書く上で参考になりそうな本があったので購入を検討中です※5)
*****
※1 『仮面後宮 2修羅の花嫁』 集英社オレンジ文庫
https://orangebunko.shueisha.co.jp/book/4086805421
※2「面白そうな本格平安ファンタジー小説見つけました『仮面後宮 女東宮の誕生』」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16817330668404988891
※3 はな様作「『桜の宮』奇譚 夢みたものは〜和歌で魔を祓う姫はこい願う〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330665680636898
※4 『中国文化事典』を紹介している鷲生の文章はコチラ。漢詩のつくり方にも触れています。
「中華ファンタジー・中華後宮モノを書きたい人への資料をご紹介! 第4話 お値段以上!読み物として面白い!『中国文化事典』」
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16817330649421209588
※5 たとえば『見て楽しむ 平安時代の絵事典』2023 成美堂出版編集部 編著
https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415333687
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