第2話 【中華F】中華ファンタジーに使えそうな植物の本を読みました。
8月の第一週は家族が旅行などで外食してくれたので、夕方から夜に時間がありました。
で。読書がはかどりましたよ~。
まずは中華ファンタジーの植物描写に使えそうな本を2冊。
●渡部英喜『漢詩花ごよみ 百花譜で綴る名詩鑑賞』2017 亜紀書房 ISBN-10
4750514950 ISBN-13 978-4750514956
●中村公一『中国の愛の花ことば』 2002 草思社 ISBN-10 4794211686 ISBN-13 978-4794211682
どちらの本も漢詩や中国史の話題だけでなく、その植物自体の情報や日本でどのように親しまれているかにも触れられています。
だから、和風ファンタジーを書く際の参考にもなりそうです。
なんなら、現代物でも使えそうw(公園に生えてるとか、花の香りが風に乗って運ばれて来るとか)。
植物に詳しくなりたい書き手様、一度手に取られてみてはいかがでしょう。
(鷲生の住む地域の公立図書館にありました。古書で安く手に入りそうなので購入しようかなーと思います)。
そして。
週末にはえいっと重い腰を上げて京都府立植物園に行ってきました。
こういった本を読んだかいがあってか、ぐっと解像度が上がったような気がします。
以前は植物園に行っても「わあ、緑がいっぱい♡」で終わっていたのですが、「む、これが
これから小説の中の描写に活かせそうです!
あと、中華ファンタジーや和風ファンタジーと関係ないんですが以下の本も読み終えました。
福村国春『西洋絵画の見方がわかる世界史入門』2022年
世界史のまとめかたが少々強引な気もしますけれども、これくらいしないとスッキリと概説はできませんし、ざっくり図式化して把握するのに優れた本だと思います。
美術史と言えば、私は学生の頃からゴンブリッチ(Gombrich)氏の『美術の歩み』を手元に置いているのですが。
※現在は『美術の物語』という新訳が出ているそうです。
美術史が少し絡んで来る現代物を書いたことがあります。今、カクヨムで非公開にしていますが、秋ごろから再度公開していこうかな~と思っています。
『西洋絵画の見方がわかる世界史入門』は最近出版された本ですので、近現代の美術についても適度に距離を取ってまとめられており、理解しやすかったです。
あと、もっと関係ないんですけど今は『一冊でわかるトルコ史』を読んでます。
これは中華ファンタジーを書くのに西域のことを調べてて、トルコ民族に興味があったからなんですけれど、近現代についても面白く読んでます。
この「一冊でわかる」シリーズ、世界のあちこちの国や地域について出版されてて面白いですよ!
先月には鷲生は『一冊でわかるインド史』を読みました。
このシリーズは書き手が予備校の先生だったり、大学の研究者だったりします。
このインド史の本の著者は大学の名誉教授の方で、長くて大きくて複雑であろうインド史をコンパクトに読みやすい文章でまとめて下さり、とても良書だと思います。
ただ、問題は……。
”一冊でわかる”のは確かですけれど、”一回では分からない”というところですねw。
図書館で借りてイイ本だと思ったので、購入して読み返したいです。
……皆さま、どうぞ鷲生の駄文をお読み下さりPVを上げてやってくださいまし。リワードを書籍代にしたいのです……。
あ、鷲生の書いた小説は下記のとおりです。
↓
連載中の中華ファンタジー
「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」https://kakuyomu.jp/works/16817330658675837815
完結済みの平安ファンタジー小説
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
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