ミどリボッこ
せかいのはら
01
ミどリボッこ アラワレル ガ イドウカクニンデキズ
めがねからの
鮭いろスニーカーのひも、ちょうちょ結びはかたっぽちょうちょ。
「ま、いいよね」
ドガチャンという音を立てて
いってきますは、わたしだけのおまじない。
風と自転車、少女からケタケタとした音がなります。
すこし
ドンドン ぐんぐん。 デンデン かんこん。
おおきな段差をのりこえた自転車少女の、
地面に向いていた
そこでは双眼鏡からみていた「ミどリボッこ」が顔をのぞかせていました。今日は
みどりで遠くからみるとぼこっとでているから、ミどリボッこ。
それはそれは。おおきくておおきくて。
歴史があってそれに大きいからみれるのは
いつでも、どこからみても、おひさまが
「遺産って言われているこれのどこが、遺産遺産しているのよ。そんなの横顔から人をみて、この人は美人でしょうかって言ってるようなものよ」
そんな
このでかぶつが顔をうごかすところを
ずっと同じ
少女は目の前に広がる
けれども今はハル、
少女のやわらかいくるくるっとした髪の毛は、風になびかれ今は
黄も ももも ひかるみどりも
イチ ニッ サーン
イチ ニッ サーーン
イチ ニッ サン
ミどリボッこ せかいのはら @WR_wara
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