『砂の時間』
ヒニヨル
砂の時間
私の
とてもザラザラいびつに流れる。
誰かと誰か、
ときにあたたかく
ときにつめたく
触れ合って、感じあって
気がつくと
いつの日か
不思議と
積もる
横たわって空を
そして
一層のガラス越しに見つめているかのような
気が短いので、
私はまた
一転
荒れて、擦れて、澄んで、
仰ぐのだろう。
fin.
『砂の時間』 ヒニヨル @hiniyoru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
『まいにち』/ヒニヨル
★75 エッセイ・ノンフィクション 完結済 24話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます