第2話
とあるニュースのインタビューにて
『嗚呼、あの大量殺人事件ね。あの犯人の子、捕まる前日にうちの前の墓地に来てたんですよ。え?なんで声をかけなかったのかって?そりゃあ、怖かったからに決まってるでしょ。もちろん自分も殺されてしまうかもしれないって思ったけど、それ以前に怖かったのが』
『あの子、墓石に向かって話しかけてたんですよ。』
『あとから聞いた話ですけど、その墓石もともとあの子の担任の先生だった人のものらしいです。』
『何でも、初めて請け負ったクラスの子達に精神的ないじめを受けて自殺したらしいんですって。』
『犯人の子は、その先生とかなり仲が良かったようだから個人的に仇討ちで全員殺してしまったのかなと思ってます。』
『まぁ、人殺しの心情なんて理解したくないですけどね。』
幼すぎた恋 錦宇翔 @kazuhayamada
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。幼すぎた恋の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます