第3話.パートナー

なんとか用意を終わらせて外に出るとすでにユウキが待っていた

「よお、5分過ぎたぞ~?」

とにやにやしながら聞いてきた

「30分前に連絡入れるのが悪い」

「ああ〜、でもな、俺もな?昨日に連絡きたんだよ〜しょうがないだろ?」

「は?何言ってるんだよ!全然しょうがなくねぇよ!こっちは急いで準備したのに!」

「はは、ごめん、ごめん」

「まあ、いいや、それよりなんでこんなに早く呼ばれたんだ?」

「分からん、ただ大型モンスターが現れたらしいから、様子見るのと、最悪一般の人を避難させるかな」

「ああ、なるほどな」

大型モンスターってのはそこら辺のモンスターから生まれて突然変種してアホみたいに強いやつのことを言う

あと、突然変種したけどそこまで強くなかった個体をそのまま変種モンスターとか言うらしいけど滅多に現れない

おそらく、他の人達がパトロール中にやられたのだろう

こういうことが起こったときには他のグループと協力して倒しにいく

危険があるかもしれないからグループがどうのこうの言っている場合ではない

(中には自分たちが他のグループと組むのが嫌って言うよくわかんない自己中たちが突っ込んでいってお陀仏するなんてこともある)

「あ、そろそろ急がないと時間やばそうだぜ」

「ギリギリに伝えなければこんなことにはならなかっただろ…まあ、急ぐぞ」

「あいよー」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕の幼なじみはかっこいい @yamabiko_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ