お米の名前

お米の名前ってとっても魅力的。


お母さんとスーパーで買い物をしてる時、ふとそう思った。


普段、特に考えることもなく当たり前のようにお米のブランド名を口にするし、逆にお米のブランド名を聞いたら「あっ、あのお米か。」ぐらいにしか思わない。


決してお米のブランド名に詳しい訳ではない。ちょっとかっこつけて書いてるだけです。


よく分からないけど、きゅうりとかトマトみたいな既存の名前と同じような感覚で普通にブランド名を口にする。


でもよくよく考えたら気づいたの。


お米の品種は日々人間の努力と技術の進化によって増えていくわけで、その品種にブランドとしての存在、価値、いわばブランド名をつけているのは私と同じ今を生きる人間なんだってことに。


そう考えると尊くない??


尊いよね。うん、尊い。


だって、人間の創造力の宝石達なんだよ。


なんだか、すごい気軽に言ってはいけない気がした。


きっとこれは、果物とかその土地特有の野菜とかにも当てはまると思うけど、範囲を広げすぎると訳のわからない文章になりかねないから、とりあえずお米に絞ることにする。


今回はそんな宝石達をより多く知って、この文字の並びのここが好きってのを勝手に書いていこうかな。



銀河のしずく  岩手県のお米


銀河のしずく、、かっこいいね

真っ白で艶やかなイメージのあるお米に、割ときらきらとかぴかぴかしたイメージのある銀河という文字を合わせる感じが好き。

そして、それを「しずく」っていう平仮名がまるっとまとめてるのがこれまた良い。

しずくって言葉は比較的お米にも銀河にも当てはまる感じがする。

あえてしずくを平仮名にしたのかな。

なんだろ、かっこいい。



サキホコレ  秋田県のお米


うわぁ、好き。

文字としての意味も好きだし、それをカタカナ表記にしてあるのがとにかく良すぎる。

シンプルだけど力強い感じがして、割と最近につくられたお米だって知ってすごいしっくりきた。

上手く言葉にできないけど、とにかくカタカナ表記にしてあるところがこの言葉の1番のポイントだと思う。

すごい好き。



ふっくりんこ  北海道のお米


かわいい、日本って感じ。

ふっくらってのも日本特有の感性、言葉って感じだし、終わりを「こ」で締めるのも日本って感じがして、ザ・お米、ザ・日本って感じが好き。

個人的には口に出した時のリズム感がまるくてかわいいのが推しポイント。

言いたくなる、ふっくりんこ。




青天の霹靂  青森県のお米


なんだろ、名前の系統がガラッと変わってて、ついつい手に取っちゃいそう。

言葉の見た目もかっこいいし、比較的平仮名の多いお米の銘柄の中では珍しい感じがして好き。

青天の霹靂。うん。

超個人的には、自分の好きな歌に「青天の霹靂」って言葉が入っていて、これを見つけた時ちょっと嬉しかった。

青天の霹靂、急に起きる変動、大事件。また、突然受けた衝撃。って意味なんだって。

意味を知るとなおさらこれをお米の名前にする感じが超好き。


他にも、「どんぴしゃり」岩手県のお米

「にこまる」割と全国的だと思う、、

この辺りも私の感性にグッとくる。

かわいいもん。



お米の銘柄をじっくり見てみて気づいたけど、お米の名前って割と平仮名表記が多いね。


でも、すごい分かる。だって、平仮名表記にしたくなるもん。白くて、つやつやしてて、おまけに可愛らしい形をしてるんだから、もう愛おしい。


平仮名って人にやわらかくて可愛らしい印象を持たせると私は勝手に思ってるから、なおさらお米の銘柄界隈?では平仮名表記が多いのかななんて思っちゃう。


なんだろ。


素敵だね、すごい美しい世界だなって思う。


こういう文化を大切にしていきたいなってこれを書いてて思ったよ。


いつか私も何かに名前をつけてみたい。


あっ、一応書いとこ。


お米の銘柄、産地等に何か間違いがあったら、本当にごめんなさい。

あくまでお米を紹介するというよりは、文字面のこんなとこが好きっていうのを自分の独断と偏見でベラベラと喋ってる変わったやつだなと思っていただけたら幸いです。

また、お米の銘柄の由来等はあえて全く調べていないので、多分というか絶対間違ってると思います。


本当にふわりとした気持ちで読んでいただけていたら嬉しいです。


今気づいたけど、これってはじめに書くことだね。今更って感じ。


もし間違っていたら、めっちゃ遠くからめーっちゃ薄目で見てください。


そしたら多分同じです。


同じと言ったら同じです。


以上!!!














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

溢れた水を掬う。 はるかぜ @automne1013

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る