忘れてはならない。
小烏つむぎは、シェフだけやっているわけではない。
やってもやっても終わることのない雑草に向かい、電動草刈機をブンブン振り回していたり。
義母様がこれでもかと植えた野菜を収穫したり。
義母様の送り迎えをしたり。
猛暑の中、畑に行くと言ってきかない義母様を全力で阻止したり。
とにかくとにかく忙しい「農家の嫁」、即ちシュフだ。
なのに、この人の料理は、ここまでやるか?と思うほどに丁寧。
「だしの素」や「中華の素」をすぐ使う自分を、ちょっとだけ恥じてしまうほどに。
特に今月号は、お盆というスペシャルイベントが入っているので、メニューも豪華。
真似できないくらい手間がかかっているが、読んでいると真似してみようかなと思ってくるに違いない。
料理の写真は近況ノートから。
さあ、あなたも、小烏つむぎの台所へ。