手と手を。

ももいくれあ

第1話

ココロの中で呟いた、囁いた。

叫んでいた。

気がついたら、ココにいた。

周りをぐるっと眺めて、

そっと、一歩。

ゆっくり、しっかり、踏み締めた。

貴方のそばに行きたいから、

迷い道だって、真夜中に歩いた。

もう、ちっとも怖くなかった。

手を繋いでいるようだから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

手と手を。 ももいくれあ @Kureamomoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ