まさしく、言葉が綺麗

リズムもそうなんですが、目の前に浮かぶ情景が綺麗で季節も食べ物も虫もカエルも植物も、なんだって目の前にあるんです。気になったものから入っていくと「世界」ができあがって素敵になります。
カマキリさんことも、こちらの作品のことも気になって一気見してしまいました。そして僭越ながら、お気に入りなど作ってしまい、

第18話 空に咲く大輪の花闇に落ち 夏の残影虚しくもあり
第26話  向日葵の種を携え俯くは 時懐かしむ夏の亡霊
第27話 面白き書き物読みて身に沁みる 愛しき我の才無き駄文
第42話 玄関を守りたるかの立ち姿 鎌振り上げし蟷螂いたり

27話は詩書きの自分もぐっさりやられてしまいました。
やはり、天気や草花、虫含めて自然の描写が素敵です。