『青の ど真ん中』は、夏の眩しさと「恋に恋する」瑞々しい高揚感を、短い言葉にぎゅっと閉じ込めた詩的掌編です🌞🌊テキストは約300字ほどの軽やかなリズムで進み、比喩や反復が「青」という色彩を中心に世界を染め上げます📖💙恋はまだ具体的な相手を持たない“憧れ”の相で語られ、読む人の記憶にある「初夏の胸のざわめき」を呼び起こします🎐✨
やるぞーっ!って、気持ちはひしひしと伝わって来るんですけど、肝心なところで空回りしている、そんな子たちの元気な夏休みが伝わってきます。あんまりにも、恋が多過ぎて、変になちゃいそうです。恋のハイウェイをすっ飛ばすのが夏の青春の1ページならば、鈍行列車に残って、人の恋路をゆっくりと、一つ一つ眺めて行くのも、また夏の青春の1ページ。さてさて、今年の夏は、どんな青春が、咲き乱れるのでしょうか。楽しく元気な本作に感謝
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