第5話 変身部は今日も平和です

「どうですか? 似合ってますか?」

 バニーガール風衣装に変身する私。


 うーん。

 なんだかじろじろ見られる。

 3人の先輩方もバニーガール風衣装で。



「ちょっと胸盛ってないか?」

 茜さんは遠慮せずに私の胸をツンツン触ってくる。


「茜先輩、そこ衣装じゃないです。しかもそれ、本物の胸です」

「こんなにあるのか? ずるいな」



 茜先輩は、変身するときに少し胸を大きくしてるのかな?


「そんなこと言ってるけど、茜ちゃんもちゃんと自分の胸で勝負してるんだよ? ほら。触ってみなよ」


 葵先輩に促されて、茜先輩の上乳を触ってみる。

「かたい」


 寄せて、寄せて、寄せて。

 上げて、上げて、上げて。


 ピッチピチを極めたような赤い衣装で。

 全ての肉を胸に集めてる。

 茜さん、頑張る姿可愛いです。



 そういう葵先輩も実は胸が小さい。

 身長があるのに、ぴちぴち衣装で。

 寄せて、寄せて、寄せて。

 上げて、上げて、上げて。


 こちらは対照的に青いバニーガール姿。


「葵のも触ってみろよ! 天然だぞ!」

 茜先輩に促されて、葵先輩の上乳も触ってみる。


「葵先輩のも、少し失礼します」


 つんつん。

 やっぱり寄せて上げて。

「固い」

「ぐぬぬ」


 悔しがる葵先輩。



「あはははは」

 一人高笑いする菫先輩。

 皆の注目は、先輩の方へいった。



「私は、ド天然のグラマラスボディーだぞ! 後輩たちよ、崇め奉るが良い!」



 ぼわん。


 悔しそうな茜さんは、菫先輩に変身した。



「こんな感じなんですね。これはこれは、たわわたわわ」

 上下に動いて胸をたゆんたゆんと動かしている。


 ……ざっつぐれいと。



 ぼわん。


 葵先輩も菫先輩に変身した。


「茜さんまだまだ変身が甘くてよ。ここにほくろが足りなくてよ」


 先輩に変身した先輩。

 バニーガール衣装の横のおっぱいを見せてくる。


 ……おー。ふぁんたすてぃっく。



 茜さんも横おっぱいをちらっと見せてきたが、確かにほくろは無かった。

「けどけど、この柔らかさの再現、さわってみろよ」

「どれどれ。あら。素敵」



「葵の方は、どれどれ。なんか違うぞ!」

 二人のたわわ先輩がたわわを揉みあっております。


 ……いっつみらくる。



「待ちなさい。二人ともダメじゃない!」


 流石に怒られるよね。

 好き放題やり過ぎているもんね。

 偉大な先輩の前でなんてことをしているんだ。


 変身したまま、少ししゅんとする茜さんと葵先輩。


「ちゃんと本物を揉みなさい!」

 葵先輩と茜先輩は二人で顔を見合わせると、ゆっくりと嬉しそうな笑顔になった。


 いや、間違えた。

 笑顔を通り越して、にやけ顔になってる


 二人のたわたが一人のたわわを揉んで。

 何でしょう

 それは、ずるいと思います。

 私も混ざろう。



 ぼわん。


 私も菫先輩に変身した。


 変身した三人は一緒になって、オリジナルたわわを揉んでみた。

 それはそれは柔らかく。

 なめらかな触り心地で。

 この世の物とは思えませんでした。


 一生この生活が続けばいいのにな。



 私立百合丘魔法学園魔法少女科変身部は、今日も平和です。




 終わり。




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 えんどろーる。


 主演(私)   :かや 黄色担当。好奇心旺盛!

 小さな先輩   :あかね 赤色担当。好戦的魅力!

 セクシー先輩  :あおい 青色担当。聡明な変態!

 スーパーセクシー:すみれ 紫色担当。スーパーセクシー!


 でお送りしました。

 こちらの近況ノートにイメージの表紙を置いておきます。

 合わせてお楽しみくださいませ。

https://kakuyomu.jp/users/tahoshi/news/16817330660894493579


 作者の次回作にご期待くださいませ。

 良ければ、ユーザーフォローもよろしくお願いします。

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私立百合丘魔法学園 魔法少女科 変身部 米太郎 @tahoshi

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