いちご

僕は彼女に手を伸ばす。

口に着いたいちごのジャムを拭い自分の口に運ぶ。先程食べた時より甘みが増しているのは気のせいだろうか。



彼女のことはいちごちゃんとでも呼ぼうか。

いちごちゃんは照れながら僕の方にも手を伸ばす。


「君もついてるよ」

「わざとだよ」


「それも知っるよ。」



甘々だけでないちごちゃん。

そう言いながら一口イチゴジャム入りのロールパンを口に運ぶいちごちゃん。

また口に付けて。

今はなに味だろう。明らかにわざとなそのじゃむは酸っぱいのだろうか。



今度は顔を近づけ直接いちごちゃんを食べる。

甘酸っぱいなと思った。


もっと味わいたかった僕は彼女にキスをする。

嫌がらないということはOKということ。

何も言ってくれないのも甘酸っぱくていちごちゃんらしい。

そのまま彼女の頭を撫でながら舌を入れる。

今度はいちごちゃんの味が強かった。
























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いちごの花言葉は

「あなたは私を喜ばせる」

だそうです。


いちごらしく甘酸っぱく幸せなひとときを描きました🍓💞

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花言葉 @Rain_Drop

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