わたしの価値

爆裂五郎

わたしの価値

誰かに必要とされたい。


そうなれば、自分に価値があるって思えるから。


でもそれに固執するほど、わたしは醜いって思ってしまう。


わたしより優秀なひとがいっぱいいるから。


自分の価値を奪うひとに嫉妬してしまうから。


でも実は、みんなもそうなのかな。


誰かに必要とされるために、みんなも生きてるのかな。


そんなこと、ないのかも。


そう思ってるのは、わたしだけなのかも。


生きることってなんだろう。


意味なんてあるのかな。


いつかは、終わりがくるのに。


何も、残らないときがくるのに。


やっぱり意味なんてないんだ。


意味なんてないから、わたし自身で見いだそう。


誰かに、価値があるって思われるために。

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